セールスフォースが環境データを可視化する「Net Zero Cloud 2.0」を国内提供開始

温室効果ガスの排出量の管理を迅速で正確に実施、企業の温室効果ガス削減に貢献

CRM(顧客管理)ソリューション事業のセールスフォース・ジャパンは、企業の環境データを迅速に収集・分析・報告する「Net Zero Cloud バージョン2.0」を国内で提供を始めた、と3月9日に発表した。企業の環境データを可視化し、温室効果ガス排出量削減につなげてサステナビリティ(持続可能性)経営の実現を支援する。Net Zero Cloudを機能強化して、次世代の温室効果ガス排出量削減を実現する製品に進化させた。

Net Zero Cloudの製品イメージ

Net Zero Cloudは、国際基準の「GHGプロトコル」に基づいて事業者による温室効果ガス排出量の算定・報告対象区分である「Scope1、2、3」の排出量を算出。温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きゼロにする「ネットゼロ」に向けた対応状況をダッシュボードで示す。温室効果ガスの排出量▽再生可能エネルギー利用率▽サプライチェーンの排出量――など、経営層や投資家のニーズに応じて分かりやすくグラフィカル表示する。

サプライヤーのScope3を管理するダッシュボード例

機能強化したNet Zero Cloud 2.0では、業務分析プラットフォーム「Tableau CRM」を活用してネットゼロを実現する最短の道筋を導く。温室効果ガス排出量の予測分析▽科学的根拠に基づく排出削減目標を設定して進捗(しんちょく)を測定▽企業のサプライチェーン全体の排出量を管理▽処理方法や発生量など廃棄物データを一カ所にまとめてアップロードして管理――が可能になった。

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