ジェンダーを超えた商品購入、最大の課題は「売り場が男女でわかれていること」【CCCマーケティング調べ】

身体的な性別と異なる商品の購入、もっとも多いのは「衣服」。外出時も自宅利用時も衣服はトップ。

カルチュア・コンビニエンス・クラブグループのCCCマーケティング総合研究所は、「新たな生活者意識を探る」をテーマとした調査結果の第3弾を発表した。この調査では、「男性向け」「女性向け」「性別に関係なく誰でも購入できる」商品についてのアンケート調査をもとに、分析を行っている。なお、回答者には性別を聞いていない。

身体的な性別と異なる商品、購入経験・意欲上位は「衣服」

まず、衣服・アクセサリー・生活用品などについて、「自身の身体的な性別とは異なる商品の、購入経験・購入意欲」を聞くと、購入経験では「衣服」が圧倒的に多く、ジェンダーを考える際に象徴的なアイテムとなっていることがうかがえる。また多くの商品で「今後購入したい」という人が一定数存在していることも判明した。なかでも「メイクアップ商品」は購入実績を上回る数値を示している。

年代別に見ると、40代の数値が谷間になっており、10~30代と50~70代では高い数値を示す傾向が見られる。10代~30代は、衣類・靴・アクセサリーなどで自宅外利用の商品でも購入意欲が高い。一方50~70代は、自宅で着る衣服、ボディソープ・石鹸、シャンプー・コンディショナーなど、自宅利用商品の購入意欲が高い。

ジェンダーを超えた商品の購入理由については、「デザインが魅力的」「機能が良い」「サイズバリエーション」「性別に関係なく使える」といった理由が強いが、商品ごとの傾向差も存在する。たとえば衣服・アクセサリーでは「デザインが魅力的」がトップだが、ボディソープ・香水では「性別に関係なく使える」がトップだった。

一方で「商品購入時の買いにくさ」について聞いてみると、圧倒的に「売り場が男女でわかれている」29.6%という声が多く、2位の「自分に合うサイズが分かりにくい」15.3%の倍近くに達している。これは「お店に入りにくい」「試着がしにくい」にも通底している課題と考えられる。

最後に、「自身の身体的な性別とは異なる性別向けの商品を、購入しやすいようにしているブランドや店舗に対して思うこと」を聞くと、「特に思うことはない」38.4%というフラットな意見が主流派で、「素敵だと思う」22.3%がそれに続いた。ただし、店舗・ブランド・企業が実際に施策を実施するかは別なので、注視が必要だろう。

調査概要

  • 【調査対象】全国16~79歳のT会員男女
  • 【調査方法】Tアンケートによる実施
  • 【調査時期】2021年7月14日~20日
  • 【サンプル数】2,061人
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