ブログウォッチャーの位置情報データをESRIジャパンが加工、歩行者混雑度が地図上でわかる「歩行者混雑度オプションサービス」を提供開始

時系列で人流を可視化でき、道路の混雑状況や商圏分析が可能に

岩佐 義人(Web担 編集部)

2019年7月17日 17:15

道路分析のイメージ

地理情報システム(GIS)のESRIジャパンとO2Oソリューション支援のブログウォッチャーは、ブログウォッチャーの位置情報データプラットフォーム「プロファイルパスポート」で保有する位置情報データを、ESRIジャパンのクラウド型GISサービス「mapDISCOVERY」に連携した新しいオプションサービス「歩行者混雑度オプションサービス」を7月16日に提供開始した、と同日発表した。

従来、各府省が公表する統計データだけでは、時系列で人流を可視化することは困難だった。今回、ブログウォッチャーのプロファイルパスポートから位置情報データを連携することにより、時系列で人流を可視化できるようになり、ESRIジャパンのmapDISCOVERYにおいて歩行者混雑度オプションサービスを利用することで道路の混雑状況や商圏分析が可能になった。

データ連携により、任意の曜日・時間帯を選択することで、道路に沿って歩行者の混雑度を地図上で把握可能になる「道路分析」、商圏内が混雑する傾向にある時間帯や曜日を分析することが可能な「商圏分析」などが実現する。想定利用シーンとしては「広告業における屋外広告の看板候補の選定」「小売りにおける営業時間の見直し」などがある。

 

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