スマホアプリのようなWebサイトを実現する「PWA対応」をミツエーリンクスが提供開始
コミュニケーション・デザイン・カンパニーのミツエーリンクスは、スマホアプリのような使い勝手を備えたWebサイトを実現するサービス「PWA対応」を6月16日から開始した。
PWAとは、Googleが提唱する概念「Progressive Web Apps」の略語で、Webサイトとネイティブアプリの長所を併せ持つアプリのこと。新規コンテンツ、既存コンテンツをPWA対応することで、Webサイトでありながらも、ネイティブアプリに近いユーザー体験を提供できる。
PWA対応でできること
PWA対応したWebサイトは、Webサイトを探すかのように検索エンジンからPWAを探せる。アプリストアを介すことなく、ユーザーがアプリとしてインストールが可能。つまり、ネイティブアプリのようにインストール後に操作を確認するのではなく、インストール前に操作を試せる。
また、アプリケーション シェル(App Shell)アーキテクチャにより、ネイティブアプリに必要なプログラミング言語ではなく、HTML、CSS、JavaScriptといったWebの技術で開発できるため、新規のコンテンツだけでなく既存のWebコンテンツもPWAが対応できる。
さらにPWA対応を行うことで、オフラインの環境下でも利用可能となる。HTTPS環境が必須だが、Service Worker APIを用いたネットワークを利用することで、一度ロードが完了したWebサイトはキャッシュしたコンテツデータにアクセスすることになる。キャッシュはネットワークに依存しないため、オフライン環境でのWebサイトの閲覧や、データ通信量の削減を行うことが可能だ。
PWA対応について
同社が提供するPWA対応では、新規ないし既存のWebサイトのPWA化を行うほか、オプションとしてモバイルでWebページを高速表示するAMP(Accelerated Mobile Pages)版ページとの連携による表示パフォーマンスの改善やPush APIを用いたプッシュ通知による再エンゲージメントの強化を提供するという。
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