ネットショップ担当者フォーラム

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化

1ヶ月 ago
ヤンマーエネルギーシステムは、サービスパーツ専用のBtoB ECサイト「ENEFF-Y」を開設。既存の基幹システムやパーツカタログと連携し、見積から発注までをオンラインで完結できる体制を整えた。

産業用・業務用エネルギーシステムの開発・製造・販売を手がけるヤンマーエネルギーシステムは、サービスパーツ専用のBtoB-ECサイト「ENEFF-Y(エネフィー)」を構築し、全国の支社・支店で行っていた受発注業務の本社集約と自動化を進める。FAXやメールを中心としたアナログな受注フローを見直し、価格確認や見積もり、納期確認、発注までをオンラインで完結できる体制を整える。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
ecbeingの法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」を活用しBtoB-ECを開設

ヤンマーエネルギーシステムは、ecbeingが提供する法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」を活用し、「ENEFF-Y」を構築した。全国の支社・支店で行っていたサービスパーツの受発注業務を本社に集約することで、ガバナンス強化やサービス水準の統一、業務効率化、新規顧客向けの受注窓口整備につなげる。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
BtoB-EC「ENEFF-Y」のトップページ

これまでヤンマーエネルギーシステムでは、顧客からの見積依頼や発注依頼をFAXやメールで受け付けるケースが多かった。部品名称やパーツカタログの展開図に印を付けた画像をもとに依頼を受け、営業担当者が基幹システムなどで価格情報を確認してメールで回答した後、受注内容を手入力で登録するなど、顧客・営業担当者双方に負担の大きい運用となっていた。

新たなBtoB-ECサイトでは、既存のパーツカタログサイト、顧客管理システム、基幹システムを連携し、見積作成や回答などの受注業務を自動化した。これにより、営業担当者は人手が必要なコア業務に集中しやすくなり、顧客側も価格や在庫の確認をサイト上で完結できるようになる。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
従来とBtoB-ECでの受注フローの変化

システム面では、商品マスタをEC側ではなく基幹システム側で一元管理し、ECサイトを複数システムをつなぐハブとして機能させる構成を採用した。基幹システムとの連携により、顧客ごとの価格設定も自動で反映する。従来は手入力していた受注情報も基幹システムへ自動連携できるようにした。

また、数万点に及ぶサービスパーツを扱うことから、既存のEDIパーツカタログサイトとECサイトを直接連携した点も特長だ。顧客がEDIパーツカタログサイト上の図面からパーツと数量を選択すると、その品番と数量がECサイトのカートにも自動で反映される。外部サイトをまたいでカート投入を実現することで、部品選定から購入までの導線を短縮した。

ヤンマーエネルギーシステムがBtoB-ECサイトを開設、複数の既存システムとの連携で受発注業務を自動化
EDIパーツカタログシステムにおけるサービスパーツ購入イメージ

見積依頼から回答、納期確認、発注までをサイト上で完結できる製品も多い。一部の複雑な製品を除き、従来必要だったメールでのやり取りを削減することで、回答までの時間短縮や利便性向上、顧客満足度の向上につなげる狙いだ。

今回のBtoB-ECサイトの立ち上げは、単なる業務工数の削減にとどまらず、社内外の利便性とITリテラシーの向上をめざす重要な挑戦。インターネットやSNSにおける多角化する情報から、正確な情報発信を通じて顧客接点を拡大し、業務効率化や多様な決済手段に対応することで、最終的にはサービスパーツの受注のみでなく、製品受注の獲得をめざす。(ヤンマーエネルギーシステム 担当者)

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

「AI対応って、結局何をやれば良いのか」。EC事業者がAI時代に取り組むべき6つのポイント

1ヶ月 ago

UCP(Universal Commerce Protocol:ユニバーサル コマース プロトコル)は主要プレイヤーが参加する共通基盤に動き、ChatGPTショッピングはアプリ決済から撤退しメディアへとシフト、日本の国産ECプラットフォームはAI対応で差が出始めた2026年1月から4月までに起きたEC×AIの3つの転換点。こうした状況のなか、EC事業者が「具体的に何をすれば良いのか」を解説していきます。(3つの転換点についてはこちら

やるべきことは今までと変わらない

4か月間の動きを追いかけていくと、「で、具体的には何をすれば良いの?」という気持ちになるのが普通だと思います。私自身、毎日Webマーケニュースを追いかけていて同じ問いに行き着きました。

そして、この問いに最も整理した形で答えていたのが、Yuwaiの田中さんが4月24日に公開した「『エージェンティックコマース対応』の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」というブログ記事と、「毎日堂マーケティングラジオ」の対談でした。田中さんの結論は明快です。

やるべきことは、実はこれまでと変わっていません。(田中さんのブログより)

田中さんの整理を軸に、前編で見た4か月の動きを踏まえて、EC事業者と支援事業者がやるべきことを順番に書いていきます。

1. パイプの議論に振り回されない

UCP、ACP(Agentic Commerce Protocol:エージェンティック コマース プロトコル)、MCP、エージェンティックコマースに関する記事の多くは、田中さんの言葉を借りるなら「パイプ」の話です。

エージェンティックコマースに関する記事や発表を読んでいると、語られているのは主に「流通の仕組み」の話です。

(中略)

こうした話題は、いずれも商品が流れる「パイプ」をどう整備するか、という議論です。(田中さんのブログより)

パイプをどう整備するかは、ECプラットフォーマー側の課題であり、EC事業者が今日着手すべき仕事ではありません。UCPは4月時点でAmazonやMetaといった主要プレイヤーが共通基盤に集まる段階に移行しましたが、これは「事業者がUCPに対応する」という話とは別です。事業者が手を動かすのは、パイプではなく「パイプに何を流すか」です。

田中さんは靴下を例にあげ、AIに商品を理解してもらうことの難しさを説明しています。毎日堂の対談を要約すると次のようなイメージです。

人間は靴下の写真を見れば、「なんとなくモコモコしているからウールっぽくて暖かそうだ」と判断できます。ところがAIは写真だけ渡しても、素材も保温性もわかりません。色、素材、形状、重さといったスペックをきちんとデータとして持たせないと、AIにとってはすりガラス越しに商品を見ているような状態になってしまいます

しかも、AIにおすすめ商品として選ばれる候補は、せいぜい数個から十個ほど。何百億とある商品のなかから選ばれるためには、スペックだけでなく、レビューや使い心地のような「使った人の声」もAIが読み取る対象になります。

ここまで来ると、もう答えは見えています。AIに正しく理解される商品データを持っているかどうかが、AI時代のEC事業者の出発点です。

2. やることは「Google Merchant Center(GMC)」に収束する

田中さんの記事で最も腑に落ちたのが、ここでした。

エージェンティックコマースは、Google Merchant Center を丁寧にやることとほぼイコールと言えます。(田中さんのブログより)

なぜGMCなのか。理由は2つあります。

1つ目は、オープンなインターネット上でAIエージェントに商品を見つけてもらう時、現状Googleがほぼ独走しているからです。Google検索、Googleマップ、Gemini、AI Modeまで、Googleの全サービスの商品データの起点はGMCです。GMCに正しいデータを入れることが、これらすべてに対する入り口の整備になります

2つ目は、GMCで求められる商品データの整理(商品名、カテゴリ、画像、属性など)は、Amazonの商品カタログやMetaのコマースマネージャーにも、ほとんどの場合、流用できるからです。プラットフォームごとに細かな仕様の違いはありますが、「商品情報を構造化して、AIに読める形で提供する」という作業そのものはどこでも変わりません。「GMCに投資した労力は、他のプラットフォームでも回収できる」ということです。

田中さんはこの構造を、SEOとGEO・LLMOの関係になぞらえています。GEOやLLMOは、SEOにおいてまったく新しい領域ではなく、既存のSEOの延長線上にあります。同じように、エージェンティックコマースもGMCの延長線上にあります

AI エージェントに選ばれる商品情報の作り方は、Googleに正しく理解される商品情報の作り方と地続きで、別物ではありません。(田中さんのブログより)

これは、これまでGMCに丁寧に取り組んできた事業者にとっては朗報です。「エージェンティックコマース対応」という新しい仕事を立ち上げる必要はなく、これまでの仕事の延長で対応できるからです。一方、GMCを後回しにしてきた事業者にとっては、後回しのツケが一気に表面化する時期でもあります。

画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ
(画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ)

3. 三者の視点がそろって初めて機能する

GMCに取り組むと決めた時、次に問題になるのは「誰が何を行うのか」です。田中さんはこれを、制作ディレクター・エンジニア・広告運用者の三者の視点で整理しています。

制作ディレクターが考えること

商品情報の全体設計です。商品名の付け方、カテゴリ分類、画像の方針、説明文の粒度。これらはサイトを見る人間向けの設計と、AIに高い解像度で理解してもらうための設計を同時に考える必要があります。特に画像やURL構造のように、後から直そうとするとコストが膨らむ要素は、最初の設計段階で仕込んでおく必要があります。「きれいなサイトを作る」だけでなく「売れるデータ構造を設計する」ところに役割の重心が変わっています。

エンジニアが考えること

ディレクターが設計した商品情報を、どうGMCに届けるかです。データベースをフィード出力前提で設計する、バリエーションのURL構造を組む、ECプラットフォーム・サイト・GMCの間で価格や在庫がずれないようにする。地味な仕事ですが、ここが途切れると商品情報がそもそもGoogleに届きません。「ECプラットフォームの標準機能だけでは届かない属性をどのように補うか」という設計判断もここに含まれます

広告運用者が考えること

GMCに登録した商品データが実際にどのように表示されているか、どこで機会を失っているかを見続けるのが広告運用者の役割です。表示されにくい商品、不承認になっている商品、検索語句と合っていない商品。広告運用の現場で見える不具合をディレクターやエンジニアにフィードバックして、構造を修正していく。この循環がないと、GMCは「登録して終わり」のまま止まります。

ここで補足したいのは、中小事業者ほど「広告運用者の視点」が抜けがちだということ。GMCは登録すれば自動的にうまく動くわけではなく、不承認商品の修正、フィードのエラー対応、検索語句のずれの確認といった日々のフィードバック循環があって初めて機能します。社内に広告運用の知見がない場合、ここを外部の支援事業者と組むかどうかは、AI時代のEC事業の生命線になります。「制作会社に商品データの設計をお願いして終わり」では、「半分しか機能していない」ということです。

小さな事業者であれば、1人が複数の役割を兼ねることもあります。その場合も、3つの視点をそれぞれ意識して動くことが、結果の差につながります。

4. ECプラットフォーム選びは「目的」から逆算する

ここからは、「毎日堂マーケティングラジオ」の対談で田中さんが現場視点で話していた、もう少し具体的なテクニックの話です。

「これからECサイトをリニューアルする人にどうアドバイスするか」と聞いたところ、田中さんの答えは「リニューアルの目的次第」でした。

  • 日本流のおもてなしを作り込みたいなら、国産ECプラットフォームが向いています
  • AI対応を視野に入れるなら、「Shopify」が現時点で最も進んでいます
  • 海外を見るか・見ないかも、ECプラットフォーム選びの分岐点になります

「ツール起点でECプラットフォームを選んだ後、目的に合わなくて困る」という典型パターンに入らないために、「このショップで何を実現したいのか」を先に決めておく必要があります。

田中さんが教えてくれた現実的な工夫が、Shopifyの「エージェンティックプラン」の使い方でした。Shopifyは、フロントエンドのショップを使わずに、AIに商品情報を提供するためだけのプランを提供しており、自社のメインのECサイトをそのまま動かしつつ、ShopifyにはAI連携用のカタログだけを置いておくという使い方ができます。「保険的にShopifyを1つ持っておく」という選択肢が、現実に取れるようになっています。

そして、もうひとつ巧いやり方が、いわゆるLEFT JOINのアプローチです。

ECプラットフォームの商品情報に対して「Merchant Center」側で別途用意した補足情報を結合する。(「毎日堂マーケティングラジオ」対談より)

ECプラットフォームのデータをメインに置きつつ、AIに読ませたい属性のうち、ECプラットフォームでは持てない部分だけを別の場所(GMCのフィード加工側)で持ってひも付ける、という方法です。「今のECプラットフォームでは細かい属性が持てない」と諦める前に、補足情報を別管理で結合する手があります。販売者だけで完結する話ではなく、制作会社や広告運用者の知恵が必要になる仕事です。

5. 構造を整えても、売れない商品は売れない

ここまで、商品データを整える話・三者の視点で動く話・ECプラットフォームを目的から選ぶ話と、すべて「構造」の話をしてきました。ところが、田中さんの記事で最後にひっくり返されるこの一文があります。

構造を整えても、売れない商品は売れません。残念ながら。(田中さんのブログより)

AIエージェントが商品を選ぶようになれば、構造化されたデータを持つ事業者が有利になるのは事実です。しかし、構造化データの質は、取り組む事業者が増えれば増えるほど業界平均に収束していきます。皆がパイプをきれいにすれば、パイプのきれいさでは差がつかなくなります。

そのとき残るのは、パイプを流れる「水」そのもの。つまり、扱っている商品そのもの、その商品の背景にある事業のあり方、顧客との関係性です。

AI エージェント時代は、構造化データを整えることで参加資格を得るフェーズであり、その先で最終的に選ばれるのは、商売の中身が強い事業者です。

構造設計は必要条件であって、十分条件ではない、ということです。(田中さんのブログより)

これが、田中さんの記事の一番の肝だと、私は思います。

私も同感で、AIに振り回されている時間を商品力やブランド力に投資し直す方が、後で効いてきます。UCPの記事を1本読む時間で、自社商品のレビューを1件読み返したほうが、AI時代の競争力に直結することがあります。GMCの整備は当然やる、でもそこに使う時間と、商品そのものの中身を磨く時間はきちんと確保する。はやる言葉に振り回された人と、はやる言葉が落ち着いた後も伸び続けた人の差は、結局ここにあります。

画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ
(画像はYuwai「「エージェンティックコマース対応」の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」からキャプチャ)

6. 「ついていかない選択」も含めた3つの選択肢

「ついていかない選択肢」も含めて整理していました。GMCに取り組んでこなかった事業者に対して、田中さんは3つの選択肢を提示しています。

1つ目:きちんと取り組むこと

ECプラットフォームを整え、商品データをそろえ、GMCに向き合う。これまで後回しにしてきた分、最初は手間がかかりますが、エージェンティックコマース時代の土俵には乗ることができます。

2つ目:無理に対応しないと判断すること

ネットショップでの勝機がそもそも見えないのであれば、GMCに投資しないという判断もあり得ます。実店舗や別のチャネルが主戦場で、ネットはあくまで補助、という事業の形は今もあります。

3つ目:今は動かないが、頭の片隅に置いておくこと

今すぐ対応するリソースがなくても、これから少しずつ相対的に出遅れていくことは、認識しておいた方が良いです。いずれ取り組む可能性があるのなら、後から取り戻すコストが大きくなる前に、どこかで判断する必要が出てきます。

大事なのは、どの選択肢を選ぶにしても、状況を把握したうえで選ぶことです。(田中さんのブログより)

これに尽きると思います。「とりあえずChatGPT広告を出してみる」「とりあえずShopifyに移行する」と動く前に、自社のネットショップの商品がGoogleでどのように表示されているか、そもそも表示されているのかを確認する。判断はそこからです。

参考記事

まとめ:4か月の景色の変化が示していること

  • UCPが共通基盤に動いた → だから「どの規格に対応すべきか」と悩む段階はひとまず通り過ぎ、商品データ整備に集中できる
  • ChatGPTショッピングは決済としては未成熟とわかった → だから「ChatGPTで売れる」という派手な期待を抑えつつ、メディアとしての流入は冷静に計測・運用する
  • 国産ECプラットフォームのAI対応に差がつき始めた → だから「使いたい時にAIエージェントで対応してくれているか」がECプラットフォーム選びの軸になる

派手なニュースの裏で起きていたのは、結局「派手な動きから距離を取り、商品データという地味な基本に戻れ」という同じメッセージの繰り返しでした。

最後に、対談で田中さんが残した印象的な言葉を紹介させてください。生成AIを使って働くことを、田中さんは「パワードスーツを着ているような感じ」と表現していました。

常に「界王拳5倍」を使って動いているような状態で、確かにできることは増えるんだけれど、めちゃくちゃ疲れる。まったく楽にならない。(「毎日堂マーケティングラジオ」対談より)

AIで省力化されて余裕が生まれるどころか、できることが増えた分、仕事も増殖する。これが現場の実感です。

そして、そのパワードスーツを着てまでやるべき仕事の中身は、結局、商品データを整える、商品力を磨く、顧客との関係を作るという、AI以前から変わらないものでした。パワードスーツを着る目的を見失わないようにしたいですね。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。尊敬する人はゴルゴ13。

fujita-h

イオンリテール、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」をECサイト「イオンショップ」で全国展開

1ヶ月 ago
イオンリテールは、冷凍食品専門店「@FROZEN」をECサイト「イオンショップ」で本格展開し、7月1日から全国向けの提供を始める。店舗展開エリアに限られていた商品をECで全国販売し、店舗とオンラインを融合した販売体制を強化する。

イオンリテールは、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」の商品をイオンのECサイト「イオンショップ」で取り扱い、7月1日から全国向けの販売を本格的に開始する。これにより、これまで店舗展開エリアに限られていた「@FROZEN」の商品を、全国の消費者がオンラインで購入できるようになる。

イオンリテール、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」をECサイト「イオンショップ」で全国展開
リアルのみで展開してきた冷凍食品専門店「@FROZEN」がEC展開を開始する

「@FROZEN」は、「冷凍食品を通じて新たな食スタイルを提案する」をコンセプトに展開してきた冷凍食品専門店。国内外の多彩なメニューや有名店監修商品、ご当地グルメ、スイーツなど付加価値の高い冷凍食品を取りそろえ、限定商品を含む独自のラインアップを打ち出している。朝食、ランチ、ディナー、おつまみ、スイーツなど幅広い食シーンに対応し、日常使いから特別な日の需要まで取り込む商品構成としている。

一方、ブランド認知の拡大に伴い、近隣に店舗がなく商品を購入できないという声も増えていた。こうした需要に対応するため、イオンリテールはオンライン販売を強化し、店舗中心の事業からECを融合した「第二フェーズ」へ移行するとしている。

「イオンショップ」では、時間や場所を問わず購入できるオンラインならではの利便性を提供する。商品は調達から保管、配送まで一貫したコールドチェーンで温度管理を徹底し、冷凍食品本来の品質とおいしさを維持した状態で届ける。商品特性に応じた管理と安定供給により、店舗とECの双方で高品質なサービスの提供をめざす。

取扱商品は冷凍総菜、弁当、デザートなど約160品目で、今後も順次拡充する予定。価格帯は税込321.84円~3974.40円。配送は冷凍便(クール便)で、配送エリアは全国。ただし、沖縄県本島を除く離島地域は対象外となる。配送料は全国一律税込990円で、支払い方法はクレジットカードに対応する。

イオンリテール、冷凍食品専門店「@FROZEN(アットフローズン)」をECサイト「イオンショップ」で全国展開
取扱商品の一例

2026年6月末時点で「@FROZEN」の導入店舗は全国19店舗。宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪で展開しているが、今回のEC販売開始により、これまで商圏外だった地域にも販路を広げる。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

価格は「売上を伸ばすために下げるべきか」「収益UPのために上げるべきか」。Amazonは「競争力のある価格設定に専念」

1ヶ月 ago
価格は「売上を伸ばすために下げるべきか」「収益UPのために上げるべきか」。Amazonは「競争力のある価格設定に専念」
Amazonは、価格設定について短期的な利益の最大化ではなく、競争力のある価格の維持を重視する考えを示した。数千の小売事業者との価格比較や365日分の価格履歴表示を通じて、顧客との信頼構築につなげているという。
furukawa2026年7月1日

米Amazonは、価格設定戦略について、短期的な利益の最大化ではなく、顧客に常に競争力のある価格を提供することを重視している考えを示した。数千の小売事業者の価格をリアルタイムで比較し、他店と同等かそれ以下の価格を維持することで、顧客の信頼獲得につなげているという。

この考え方は、Amazonのワールドワイド・ストアCEOであるDoug Herrington氏と、ワールドワイド価格設定・プロモーション担当VPのChrista Glenn氏が、6月23日にYouTubeで公開されたポッドキャスト番組「Learn and Be Curious」で語ったもの。

価格は「売上を伸ばすために下げるべきか」「収益UPのために上げるべきか」。Amazonは「競争力のある価格設定に専念」
ポッドキャスト番組「Learn and Be Curious」の一コマ

Herrington氏は、一般的な小売業の価格設定について、「売り上げを伸ばすために価格を下げるべきか、それとも利益を高めるために価格を上げるべきか」という"レバー"として捉えられがちだと説明。そのうえでAmazonでは、価格設定チームにそうした判断を求めるのではなく、「競争力のある価格を提供することだけに専念させる」という考え方を採っていると話した。

Glenn氏は、Amazonの価格設定の基本原則について、「幅広い品ぞろえ全体にわたって顧客に低価格を提供すること」にあると説明。「利益を最大化することは目標ではない。しかし、長期的にこの方針に投資することが顧客価値を生み出すと信じている」と語っている。

Amazonによると、数千の小売事業者の価格を比較し、顧客が買い物をするあらゆる場面で、他店と同等かそれ以下の価格を提示できるよう運用。また、その考え方を支える価格設定の原則は「非対称」に設計し、価格を引き下げることは容易でも、引き上げることは難しい仕組みにしているという。

価格の透明性を高める取り組みにも力を入れている。Amazonは、顧客自身が価格の妥当性を確認できるよう、商品の過去365日間の価格推移データを表示する機能を提供。Glenn氏は、「顧客は『お得だ』と言ってほしいのではなく、なぜお得なのかをデータで示してほしい」と説明している。

第三者調査でも、こうした価格戦略の成果が示されているという。Glenn氏によると、調査会社Profiteroの年次報告書では、Amazonは9年連続で最も低価格な小売事業者と評価されている。

Herrington氏は、「顧客に価格比較で苦労をかけたくない。顧客が価格を確認するたびに『Amazonなら同等か、それ以上に良い価格で買える』と感じてもらえれば、それが信頼につながり、再び買い物をしたいと思ってもらえる」と述べ、価格競争力の維持が中長期的な顧客基盤の強化につながるとの考えを示した。

JHow Amazon keeps prices low
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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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鳥栖 剛

ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート

1ヶ月 ago
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
ドナルドダック&甥っ子たちのぬいぐるみや「ふしぎの国のアリス」の置き時計など限定アイテムを販売するほか、キャラクター投票やポイント3倍企画も実施する
ohshima2026年6月30日

ウォルト・ディズニー・ジャパンは6月30日から、ディズニー公式オンラインストアにおいて、「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」を実施する。公式オンラインストア限定のアイテムや、特別企画、キャラクター投票、ポイント3倍キャンペーンなどを用意している。

ディズニー公式オンラインストア限定の特別なアイテム

① 【予約販売】ドナルドダック&甥っ子たちのぬいぐるみとぬいぐるみキーチェーン

きらめく素材を取り入れた、特別感のあるアイテム。

  • 販売価格:ぬいぐるみ 1万8000円/ぬいぐるみキーチェーン 8500円
  • 予約期間:6月30日10:00~7月31日18:00 (※なくなり次第終了 )
  • 配送予定:10月頃
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
ドナルドダック&甥っ子たちのぬいぐるみ(左)、ぬいぐるみキーチェーン (右)

② 【受注生産】作品をモチーフにした置き時計とLEDライト

「ふしぎの国のアリス」をモチーフにした置き時計と、「カールじいさんの空飛ぶ家」をモチーフにしたコスチューム姿のエイリアンデザインのLEDライト。

  • 販売価格:置き時計 1万1000円/LEDライト 6000円
  • リクエスト期間:6月30日10:00~7月31日18:00
  • 配送予定:12月頃 (※それぞれ注文数が300点以上で生産が決定)
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
置き時計(左)、LEDライト (右)

【数量限定】「Arribas Brothers」のコレクタブルアイテム

「Arribas Brothers」のコレクタブルアイテムが数量限定で登場する。「魔法使いの弟子」に扮したミッキーマウスのフィギュアや、キャラクター・作品をモチーフにしたジュエリーボックスなどをラインアップする。

  • 販売価格:4290円〜3万140円

 

ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
商品イメージ

「ザ・マペッツ」のぬいぐるみ

「カーミット」のチャーミングな目と細長い手足、「ミス・ピギー」の真っ赤なドレスやまつげをはじめ、衣装や毛並みなどそれぞれのキャラクターの特長を表現している。

  • 販売価格:ぬいぐるみ 各5200円
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
「ザ・マペッツ」のぬいぐるみイメージ

「ディズニーストア あいこじゃんけん」のスペシャルデザイン

ディズニーストア店舗やディズニー公式オンラインストアでは、じゃんけんで“あいこ”になった人にオリジナルカードを進呈する「ディズニーストア あいこじゃんけん」を実施している。「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」開催期間中、ディズニー公式オンラインストアのカードにスペシャルデザインが登場する。

  • 期間:6月30日~なくなり次第終了
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート

キャラクター投票

オーダーメイドシリーズ「D-Made(ディーメイド)」から、新アートを決定する投票を開催する。ディズニーストア公式SNS(「X」「Instagram」)をフォローし、対象の投稿にキャラクター名と理由をコメントすることで参加が可能。商品化が決定したキャラクターは、「D-Made」に新規アートとして追加し、期間限定で発売する。

  • 投票期間:6月29日12:00~7月3日9:59
  • 結果発表・発売日:7月31日予定
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
キャラクター投票ビジュアルイメージ

「ディズニーストアクラブポイント」3倍キャンペーン

「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」開催を記念し、ディズニー公式オンラインストア限定でポイント3倍キャンペーンを実施する。

  • 実施期間:6月30日0:00~7月6日23:59
ウォルト・ディズニー・ジャパンが公式ECサイトで特別限定アイテムを販売する企画「ディズニーストア.jp Exclusive Magic!」をスタート
「ディズニーストアクラブポイント」3倍キャンペーンを実施

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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大嶋 喜子

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」

1ヶ月 ago
夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
ロッテの調査で、6割超が暑さを理由に諦めた夏の行動が「増えている」と回答し、「買い物」も上位に入った。ロッテはこうした実態を踏まえ、涼しく過ごせる場所づくりを進める「クールシェルタープロジェクト」を始動する。
furukawa2026年6月30日

大手製菓メーカーのロッテは6月26日、「夏の長期化と暑さによる行動変化に関する実態調査」の結果を公表した。調査によると、約7割が真夏の暑さを理由に外出を控えたり、外出時間を短くしたりすることが増えたと回答した。暑さを理由に控えたり諦めたりした行動では、「散歩・街歩き」に次いで「買い物」が上位に入り、猛暑が日常の購買行動にも影響を及ぼしている実態が浮き彫りとなった。

約10年前と比べて、直近2〜3年の夏について「暑さが厳しくなった」と回答した人は85.7%、「期間が長くなった」は83.9%にのぼった。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
8割超が「夏の暑さ厳しくなった」「夏が長くなった」

また6月を夏と感じる人は72.1%、9月を夏と感じる人は72.2%で、体感としての夏が前後に広がっていることがうかがえる。日本の季節が「四季」ではなく「二季」になろうとしていると思うかとの問いには、86.0%が「そう思う」「ややそう思う」と回答した。夏の長期化は単なる気温上昇にとどまらず、生活者の季節認識そのものにも変化をもたらしているようだ。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
8割超が四季ではなく二季になろうとしていると実感

約7割が暑さで外出を控える、「買い物」も行動制限の上位に

行動面への影響も大きい。真夏の暑さが厳しいため、「外出をやめる、または外出時間を短くすることが増えた」と回答した人は70.9%に達した。また、本当はしたかった夏の行動を暑さを理由に控えたり諦めたりすることが「増えている」とした人も64.9%だった。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
7割が暑さで行動制限することが増加

控えた・諦めた行動の上位は、「散歩・街歩き」が31.6%で最も多く、「買い物」(27.6%)、「観光・レジャー」(24.0%)が続いた。日常的な買い物も暑さの影響を受けていることがわかる。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
27.6%が「買い物」を暑さで諦めている

外出先には「日陰」「給水」「休憩スペース」を求める声

外出先に求める設備では、「日陰になっている場所」が60.6%で最多となり、「給水できる場所」(40.8%)、「座って休める場所」(39.8%)が続いた。生活者は、移動先そのものよりも、暑さを避けて休息・回復できる環境を重視していることがうかがえる。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
外出先には「日陰」「給水」「休憩スペース」を求める声

子どもを持つ親では、33.8%が「外出先で休める日陰が少ない」と感じており、子ども連れでも安心して外出できる環境整備へのニーズが高まっている。

専門家「今後も猛暑の長期化が続く可能性」

専門家も、こうした傾向は今後も続く可能性があると指摘する。

三重大学大学院生物資源学研究科教授の立花義裕氏は、2026年の夏も直近2〜3年と同様に、平年を上回る暑さとなる可能性があるとコメント。9月から10月にかけても暑さが続く可能性に触れ、外出先で日差しを避けて休める「クールシェルター」のような場所の重要性を挙げた。

また、東京科学大学大学院歯学総合研究科公衆衛生学分野教授の藤原武男氏は、暑さによって子どもの外遊びや活動時間が減ることは、単なる遊びの機会損失ではなく、健やかな成長にも影響を及ぼす問題だと指摘。暑い時期でも適度に休みながら屋外で過ごせる環境整備が、今後のまちづくりにおいて重要になるとの見方を示した。

ロッテ、「クールシェルタープロジェクト」を始動

こうした調査結果を踏まえ、ロッテは「クールシェルタープロジェクト」を始動する。微細氷を使用したアイスブランド「クーリッシュ」「爽」にちなんだ取り組みで、長期化・酷暑化する日本の夏に、人々が涼しく過ごせる体験や場所を増やし、「日本の夏をアップデートする」ことをめざす。

夏の長期化と酷暑、 6割超が暑さで諦めた行動が「増えている」。トップ3は「散歩・街歩き」「買い物」「観光・レジャー」
ロッテのクールシェルターのイメージ

第1弾として、渋谷のMIYASHITA PARKや神奈川県の片瀬西浜海水浴場に「涼スポット」を展開するほか、専門家や社会団体、企業と連携する「クールシェルター評議会」も発足する。

ロッテは、アイスを販売するだけでなく、猛暑下でも人々が安心して外出し、夏を楽しめる環境づくりにも取り組む姿勢を打ち出している。

調査概要

  • 調査名:夏の長期化と暑さによる行動変化に関する実態調査
  • 日時:2026年5月24~26日
  • 調査人数:2000人
  • 調査対象:全国10代~50代男女
  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査実施企業:ロッテ
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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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鳥栖 剛

GapがAI主導でマーケティングを近代化へ。Googleの「Gemini」「Veo」など本格導入で変える次世代の顧客体験

1ヶ月 ago
GapがAI主導でマーケティングを近代化へ。Googleの「Gemini」「Veo」など本格導入で変える次世代の顧客体験
Gap Inc.は、Google Cloudなど3社と連携し、AI主導でマーケティング基盤を刷新する。GeminiやVeoなどを活用してコンテンツ制作やパーソナライゼーションを高度化し、ブランド横断で次世代の顧客体験づくりを進める。
furukawa2026年6月30日

米Gap Inc.は6月22日、データやAI、AIエージェントを活用してマーケティングを近代化すると発表した。Google Cloud、AIマーケティングプラットフォームを提供するZeta Global、DX支援を手がけるコンサルティング企業Publicis Sapientと提携し、ブランド横断で顧客とつながるマーケティング基盤へと刷新する。

GapがAI主導でマーケティングを近代化へ。Googleの「Gemini」「Veo」など本格導入で変える次世代の顧客体験
Gapはマーケティング基盤を刷新する(画像は公式サイトから編集部がキャプチャ)

今回の取り組みは、Gapの共有マーケティング組織を、拡張性が高く、リアルタイムに対応できる成長基盤へ進化させることが狙い。より関連性の高いコンテンツの提供、オウンドチャネルの改善、顧客維持の強化、マーケティング全体に残るサイロの解消などをめざす。

中核となるのは、Google Cloudと構築する統合データ基盤。顧客情報と商品情報を統合し、AI活用を前提とした基盤を整備することで、マーケティングコンテンツの制作や施策の実行、EC全体でのパーソナライゼーションを迅速化するほか、意思決定の高度化や継続的な学習を可能にするという。

チームの創造性とAIの力を結集し、サイロを排除するのと同時により質の高いデータを活用しながら、顧客とのあらゆる接点で学習・適応・改善を繰り返すマーケティングモデルを構築する。AIの活用によって、チームが戦略立案やストーリーテリング、ブランドへの愛着を育てる仕事により多くの時間を割けるようにしたい。(Gap Inc. マーケティング・シェアード・サービス担当シニアバイスプレジデント Damon Berger氏)

運用面では、Publicis Sapientが消費者起点のAI対応オペレーティングモデルの構築を支援する。人材、業務プロセス、テクノロジー、データ、パートナーエコシステムまで含めて見直し、コンテンツ、マーケティング施策、コマース、顧客データを横断的につなぐことで、マーケティングのスピードと効果の向上を図る。

生成AIの活用も本格化する。Google Cloudの「Agent Studio」「Agent Engine」「Gemini」などを活用してAI主導のワークフローを構築するほか、Googleの画像・動画生成AI「Nano Banana」「Veo」も活用し、大規模かつ魅力的なコンテンツ制作を進める。

施策はまず、Gapのオウンドマーケティングチャネルから展開する。Zeta GlobalのAIマーケティング基盤を採用し、「Athena by Zeta」を中核としたマーケティング基盤を構築する。「Athena」は、顧客データ、意思決定、施策実行をつなぐインテリジェンスレイヤーとして機能し、現状分析や将来予測、最適なアクションの提案を支援するという。

さらに、「Athena」のAIエージェント機能により、オーディエンス戦略の立案からクリエイティブ開発、キャンペーン配信、効果検証・最適化までを横断的に支援する。Gap Inc.はこれにより、よりパーソナライズされた顧客体験を大規模に提供し、顧客接点ごとの価値を高めながら、主要チャネルでのキャンペーン展開をより迅速かつ連動的に進められるようにする。

人間中心でデジタルを前提としたAI戦略によってGap Inc.の未来を築いている。データ、AI、AIエージェントを統合することで、顧客の意図をより深く理解し、組織としての意思決定と実行のスピードを高め、ブランド横断でより価値のある顧客体験を提供できるようにする。(Gap Inc. CTO Sven Gerjets氏)

今回の取り組みは、Gap Inc.が掲げる「文化を形成する象徴的なアメリカンブランド群を擁するハイパフォーマンス企業」への変革の一環に位置付ける。これまで培ってきた創造的なストーリーテリングに、最新のデータ基盤とAIを組み合わせることで、スピード、顧客との関連性、長期的な顧客価値の向上を重視した新たなマーケティングモデルの構築を進める。

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鳥栖 剛

米Amazonプライムデーの世帯支出が17%減、消費者の関心は高額商品から低価格の日用品へとシフト

1ヶ月 ago
米Amazonプライムデーの世帯支出が17%減、消費者の関心は高額商品から低価格の日用品へとシフト
米Numeratorの調査によると、米Amazonの2026年「プライムデー」最初の2日間で世帯当たり支出額は前年同時点比17%減。家電の存在感が薄れる一方、日用品や低価格帯商品の購入が増え、比較購買やAI活用も広がっている。
furukawa2026年6月30日

消費者データ分析を手がける米Numeratorは6月25日、米Amazonの2026年「プライムデー」(6月23〜26日)最初の2日間の購買動向に関する速報結果を公表した。世帯当たりの平均支出額や1注文当たりの平均購入額は前年同期を下回り、消費者の購買行動は家電などの高額商品から、日用品や低価格帯商品へとシフトしていることが明らかになった。

米Numeratorの調査によると、米Amazonの2026年「プライムデー」最初の2日間で世帯当たり支出額は前年同時点比17%減。家電の存在感が薄れる一方、日用品や低価格帯商品の購入が増え、比較購買やAI活用も広がっている
「Amazon Prime Day Tracker」の公開ページのトップ画面(画像は編集部がキャプチャ)

世帯当たり平均支出は17%減、低価格商品の購入が中心に

Numeratorのリサーチデータ「Amazon Prime Day Tracker」によると、2026年の「プライムデー」初動における世帯当たりの平均支出額は105ドルで、2025年の同時点(126ドル)から17%減少した。1注文当たりの平均購入額は47ドルで、前年の57ドルから18%減った。購入商品の70%は20ドル未満で、1商品当たりの平均支出額も23ドルと、前年の25ドルから9%低下した。

家電の存在感が低下、アパレルや日用品が上位カテゴリーに

「プライムデー」の象徴的な商材とされてきた家電カテゴリーの存在感も薄れている。消費者が購入したと回答したカテゴリーは「アパレル・靴」が31%で最も高く、「家庭用必需品」が30%、「ヘルス・ウェルネス」が28%、「美容・コスメ」が26%、「ホーム用品」が24%で続いた。

一方、「テレビや携帯電話などの家電」を購入した割合は14%にとどまり、前年から5ポイント低下。「スマートホーム機器」の購入も9%にとどまった。

セールへの満足度も低下、価格比較は依然活発

消費者のセールに対する評価も弱含んでいる。「プライムデー」の実施を事前に認識していた割合は94%と高水準だったものの、「Amazonで買い物をした主な理由がプライムデーだった」と回答した割合は41%で、2025年の52%から低下した。

また、2026年のセール内容について「非常に満足」「とても満足」と回答した割合は62%で、前年の67%を下回った。現在の経済状況を理由に支出を控えたと答えた割合も34%と、前年から3ポイント上昇している。

一方で、価格比較は引き続き活発だ。「プライムデー」利用者の53%が他の小売事業者と価格を比較したと回答。比較先は「Walmart」が67%で最も多く、「Target」が40%、会員制小売業者が29%だった。

さらに73%は、他の小売事業者による夏季セールでも買い物をした、または購入を予定していると回答。利用先は「Walmart Deals」が49%、「Target Circle Week」が33%、「Costco Summer Sales」が21%だった。

また所得別では、低所得層は「Walmart Deals」、高所得層は「Target Circle Week」を利用する傾向が強くみられた。

AIによる買い物支援も浸透、若年層では3割が利用

AIを活用した買い物支援ツールの利用も広がっている。「プライムデー」の買い物客の20%が、イベント期間中にAI搭載の買い物支援ツールや機能を利用したと回答した。Z世代とミレニアル世代では利用率が30%に達している。利用目的は、「セールや割引情報を探す」が41%で最も多く、「商品調査」が36%で続いた。

Numeratorによると、今回の購買データ分析は2万1858世帯による4万8881件の「プライムデー」注文を対象に実施した。調査は2026年6月23日から認証済み「プライムデー」購入者を対象に行い、リリース時点で2049件の回答を得た。

Numeratorは、100万世帯超の購買データやアンケートデータを基盤に、消費者行動や市場動向を分析する米国のデータ分析企業。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
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商品購入時の情報収集の主流は「検索」で「ECサイト内検索」が最多。約3人に1人はAIを活用

1ヶ月 ago
商品購入時の情報収集の主流は「検索」で「ECサイト内検索」が最多。約3人に1人はAIを活用
ZETAが実施した「購買行動におけるAI活用状況に関するアンケート調査」によると、商品購入時の情報収集は「ECサイト内検索」が最多で、「Googleなどの検索エンジン」が続いた
fujita-h2026年6月30日

ZETAが実施した「購買行動におけるAI活用状況に関するアンケート調査」によると、商品購入時の情報収集は依然として「検索」が主流である一方で、AIが検索後の比較・整理・提案を補完する存在として活用され始めている。調査期間は2026年4月16~28日、対象は直近3か月でECサイトを利用したと回答した男女981人。

購買行動の入口は「検索」が主流

商品購入時の情報収集について聞いたところ、「ECサイト内検索」が63.8%と最多、次いで「Googleなどの検索エンジン」が59.4%だった。一方で「AIエージェント(「ChatGPT」「Gemini」など)」は10.0%、「ECサイト内のチャットボット」は5.4%。現時点では新たな情報収集手段としての利用は限定的であるものの、今後は検索行動を補完する導線として広がる可能性が見られた。

情報収集手段に関する調査結果(出典:ZETA)
情報収集手段に関する調査結果(出典:ZETA)

約3人に1人が購買時にAIを活用

商品購入を検討する際に「ChatGPT」「Gemini」などのAIを利用して情報収集することが「よくある」と回答した割合は9.7%、「たまにある」は25.4%。合計すると35.1%で、約3人に1人が商品購入時の情報収集にAIを活用していることから、AIは購買行動を補完する手段として一定規模で定着し始めていることがわかった。

AI利用状況に関する調査結果(出典:ZETA)
AI利用状況に関する調査結果(出典:ZETA)

「商品購入時の比較が面倒」と感じている層では、AIを「商品の比較検討」に活用する割合が65.4%

ECサイトで商品購入を検討する際に「比較が面倒」と感じている層では、AIを「商品の比較検討」に活用する割合が65.4%だった。

また、「レビューが多すぎる」と感じている層では「レビュー・口コミの要約」、「最適な商品がわからない」と感じている層では「条件に合う商品の絞り込み」「おすすめ商品の提案」での活用が見られた。この結果から、AIがECサイト上の困りごとに応じて比較・要約・提案を補完する手段として使われ始めていることがわかった。

ECサイト上の困りごととAI活用に関する調査結果(出典:ZETA)
ECサイト上の困りごととAI活用に関する調査結果(出典:ZETA)

ZETAは、すでに約3人に1人が商品購入時の情報収集にAIを活用している状況から、今後のECサイトには「商品を探しやすい検索環境」を整えるだけでなく、ユーザーが迷わず比較・検討し、自分に合った商品を選べる体験設計が求められると指摘する。

また、今後は、検索精度の向上に加え、商品情報やレビュー・Q&AなどのUGCの活用で、AIが正確に商品を理解・比較・提案できる環境の整備が、ECサイトのコンバージョン率の最大化、LTV向上、売上成長において重要になると考えられるという。

調査実施概要
  • 調査タイトル:「購買行動におけるAI活用状況に関するアンケート調査」
  • 調査方法:インターネットアンケート
  • 調査期間:2026年4月16~28日
  • 調査対象:直近3か月でECサイトを利用した男女
  • 有効回答:981人
  • 調査主体:ZETA
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この記事の筆者

藤田遥

ネッ担編集部

保険系SE→ECサイト運営を経て、編集未経験でインプレスに入社し、ネットショップ担当者フォーラム編集者に。趣味は音楽を聴く、ゲーム、ショッピング。ライブと買い物に行くとき以外は基本的にインドア派。カレーとコーラが好き。

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立ち返れる「軸」を持つ+社長や店長の「頭の中を想像する」。ヤッホーブルーイングに学ぶ、EC運営で大切なこと【ネッ担まとめ】

1ヶ月 ago
立ち返れる「軸」を持つ+社長や店長の「頭の中を想像する」。ヤッホーブルーイングに学ぶ、EC運営で大切なこと【ネッ担まとめ】fujita-h2026年6月30日新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

ワールドカップの視聴で仕事が手につかない皆さま、こんにちは! この記事が掲載されている時には、日本対ブラジル戦の結果が出ていますが、原稿執筆時はまだわかっていません。さて、世の中がワールドカップで盛り上がっていそうな今日は、ヤッホーブルーイングさんとコマースデザインさんの対談セミナー記事を紹介します。色々と興味深い話があり、実際に聞きたかったなぁと思いながら記事を読みました。興味が出た人はぜひ本文も見にいってもらえたらと思います。

立ち返れる「軸」を持つこと、社長や店長の「頭の中」の想像すること

【開催レポート】「勇気をもらいました」─ ヤッホーブルーイングさん対談セミナーの「要点まとめ」と、皆さんの感想を紹介 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/20260604-yoho-seminar-report/

ベテランの「判断(解釈)」の部分はブラックボックスで、横で見ているだけでは身につかないからです。だったら、誰でも立ち返れる「軸」を先に持とう、という発想ですね。

(中略)

このような考え方を、知識ではなく「スキルとして習得」すると、社長や店長の「頭の中」の想像がつくようになり、自ら先回りして動けるようになります。

非常に面白い考察だなぁと思っています。まさに自分も会社員時代は同じようなことをしていました。「軸」そして「社長や店長の頭の中の想像」、これが非常に重要なポイントだと思っています。

なかなかこの辺りって難しいことですが、憑依的な能力って本当に重要なことだと、会社員時代は思っていました。今ももちろん似たようなことを考えながら仕事をしていますが。特に会社員時代は「軸」と「頭の中の想像」を常に考えていましたね。

ここはぜひ、皆さんにも取り組んでもらいたいポイントです。

ここが一番大事なところです。効率化そのものが、目的ではありません。

しょうもない作業をAIに任せるのは、「お客様と向き合う時間」を取り戻すため。お客様を理解して、自分たちにしかできない差別化に時間を使うこと。それが目的なんです。

何かしらAIを使う場合って、確かにテクニカルなことをしたくなりします。もちろん「Claude」などを使うと色々なことができるし、使えるに越したことはないとは思うんですが。

けれどECの世界であれば、まずはとにかく「お客さまと向き合う時間を取り戻すために」時間を作る。目的と軸ですね。AI活用というと「効率化」を取り上げられることが多いですが、まずは「何のために効率化したいのか」、「効率化した先で何をしたいのか」ということをしっかりとお話ししていて、読んでいてとても気持ちが良いですね。

何でも知らなくていいし、強くならなくてもいい。時代が変わっても、変わらない本質がある。だからそこを押さえれば、あとは結構なんとかなるんじゃないか、と考えています。
(植野さん)

ここは植野さんならではの表現なのでとまどう人もいそうですが、この変わらない「本質」があることは、自分もそう思います。時代が変わっても、人の購買行動なんて何も変わりませんからね。その本質をテクノロロジーのなかでどう処理するのか。絶妙に心のつっかえの部分で「はっ!」と気付かされるいい思考ですよね。いや〜言語化できているところを見習わなければですね。

今回はヤッホーブルーイング 植野さんの対談記事を紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 抜粋したこと以外にも大事なことが書かれています。ハンマーのくだりも面白いので、ぜひ記事を見にいってもらえたらいいなと思います。ぜひ!

要チェック記事

AI経由のEC流入が1年で2倍に!「AIフレンドリー」なジャンルとページタイプ別にみるECサイトの「AI読み取りやすさ」とは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/06/25/16304

AI経由のEC流入が増えているという記事。まだ米国での現象ではあるけれども、今後日本にもやってきそうな流れですね。とりあえず今は、知っておくことが重要ということでピックアップ。

【イベントレポート】Stripeに聞く!EC担当者が知っておくべき「AIコマース」の潮流 | Repro Journal
https://repro.io/contents/report_20260527/

2025年から少し注目していたStripe。ECのカートだけではなく、こういうところまでAI化が進んできていますね。めちゃくちゃECが面白くなりそうな予感。改めてStripeのような仕組みをおさらいしてみてもいいかもしれません。

Googleの新たなショッピングハブ「Universal Cart」とは、検索・Gemini・Gmailがシームレスに連動する最新のエージェンティックコマース | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/06/04/16188

進化するGoogleの世界。色々なAIがありますが、ここは気になるところですね。ECが本格化して新たなショッピングの形が?! まだ実装していないので感触はわかりませんが、ECがだいぶ変化する世界になりそうです。

ファミリーマートが「楽天市場」のポイントアッププログラム「SPU」対象サービスに参加! | 楽天グループ株式会社 公式コーポレートブログ
https://rakuten.today/blog-ja/rakuten-familymart-2026-j.html

これはびっくりですね。「Tポイント」時代が懐かしい。個人的に「今後ECの世界では『ポイント』『Pay』『コンビニ』がカギになる」と言っていたので、「au PAY」の「Ponta」に続いて、驚きの展開です。「SPU」がどう変わるか、ちょっと気になるニュースですね。

今週の名言

【本田圭佑×松井秀喜】世界で活躍した二人のビジネス論/リスクへの考え方/自身のセカンドキャリア/ビジネスマンへのアドバイス/AI活用方法 <後編> | ヒトトヒトホールディングス(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=u9lFpV1osmM

自分で自分を正しく評価する能力っていうかね、自分の強み弱みをある程度把握して、自分の現状をちゃんと分析して、常によくしていく。

「結果を出すための考え方とは?」について、本田圭佑さんと松井秀喜さんの対談中に出てきた言葉です。最近似たような話をしたので、今回はこの言葉をチョイスしました。

「何かにぶつかった時、何かに悩んだり伸び悩んだりした時、誰かと何かを比べて落ち込んだ時、それは案外自己評価ができていないことが多いよね」という話を人としました。それって結果を出せていないから悩みが出るわけで、自分のことを理解して分析できていれば、人と比べることがなくなるのではないかと。チョイスした言葉とは少し意図がずれてしまうけれど、結果的には同じようなことだなと。

対談だからこそのゆるい言葉ではありますが、松井秀喜さんの「自分を正しく分析する」という考えをピックアップしました。

独立したての時は、自分もこれにかなり悩みましたが、別に会社員でも同様の悩みはあると思います。「何かうまくいかないなぁ」と思っている人は、ぜひ自己分析をしてみてもらえたらと思います。それではまた次回の記事で。

「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。

ECMJ 石田氏石田氏

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノイン 酒匂氏酒匂氏

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequation 中林氏中林氏

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 中林慎太郎

ECフリーランス

1981年三重県生まれ、台湾育ち、神戸市在住。

WebデザインとFlashを独学で学び、Web制作会社に入社。芸能プロダクション・テレビ局などの制作に携わる。その後、「神戸フランツ」にアルバイトとして入社。1年後に社員となり、同時期にECサイト運営を任される。その1年後にはバラバラで運営していたWeb部門と受注部門を統括しEC事業部責任者となる。フランツは2022年5月に退社。EC業界のフリーランスとして活動をスタートしている。

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ヨドバシカメラが池袋駅東口に新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」を6/30にオープン

1ヶ月 ago
ヨドバシカメラが池袋駅東口に新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」を6/30にオープン
新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」には関東最大級の売場を備える「ヨドバシカメラ」のほか、「ロフト」や「グリルピア」、飲食店街「LINKS DINING & 淀橋横丁」など多彩な店舗が集結する。
ohshima2026年6月30日

ヨドバシホールディングスは6月30日、東京・豊島区の池袋駅東口に、新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」をオープンする。施設は「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」、そして複合商業ゾーン「LINKS IKEBUKURO」で構成している。

「Yodobashi-Ikebukuro」は日本有数のターミナル駅・池袋駅に直結した好立地に位置し、「ヨドバシカメラ」と複合商業ゾーン「LINKS IKEBUKURO」、さらに「西武池袋本店」と供に池袋東口エリアに新たなにぎわいを創出する。

「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」は、地下1~地上5階の計6フロアで構成。関東最大級の売場面積を生かし、生活家電、カメラ、テレビ、パソコン、スマートフォンなどをそろえる。1階には体験型リテールストア「Yodobloom beauty」を展開。ネットで注文した商品を店舗で受け取れるサービスや、配達サービスも提供する。

6階には「石井スポーツ」と「アートスポーツ」が出店し、登山、スキー、アウトドア、ランニング、トレイルランニング、テニス、スイミング、フィットネス用品を展開。7階には「ヨドバシゴルフ」を展開。世界最高水準の弾道測定器「トラックマン」を搭載した試打室や、最長7.5mのパッティンググリーンを完備し、専門フィッターがカスタムクラブ選びをサポートする。また、「THE NORTH FACE by石井スポーツ」が2026年秋までの期間限定でオープンする。

新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」には関東最大級の売り場を備える「ヨドバシカメラ」のほか、「ロフト」や「グリルピア」、飲食店街「LINKS DINING & 淀橋横丁」など多彩な店舗が集結する。
「ヨドバシゴルフ」イメージ

商業ゾーン「LINKS IKEBUKURO」の9階から12階には「ロフト」を展開する。12階は文具、11階は家庭用品・インテリア雑貨・バラエティ雑貨、10階は美容・健康雑貨・バラエティ雑貨、9階は「MoMA Design Store」やグラフィックス。

9階には、美容室「AIR」、ペットショップ「LAVITA」、多肉植物サボテン専門店「鶴仙園(かくせんえん)」、都市型カルチャースペース「YODO GROOVE」が出店。「YODO GROOVE(ヨド・グルーヴ)」では、屋上の開放空間でDJイベントを不定期開催する。

新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」には関東最大級の売り場を備える「ヨドバシカメラ」のほか、「ロフト」や「グリルピア」、飲食店街「LINKS DINING & 淀橋横丁」など多彩な店舗が集結する。
「YODO GROOVE」イメージ

8階「LINKS DINING & 淀橋横丁」には、「銀座アスター」「銀座天一」「すし魚寿」「とんかつ まい泉」「にっこりマッコリ」「麻布笄軒」などに加え、話題の注目店が続々とオープンする。

新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」には関東最大級の売り場を備える「ヨドバシカメラ」のほか、「ロフト」や「グリルピア」、飲食店街「LINKS DINING & 淀橋横丁」など多彩な店舗が集結する。
出店リスト
新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」には関東最大級の売り場を備える「ヨドバシカメラ」のほか、「ロフト」や「グリルピア」、飲食店街「LINKS DINING & 淀橋横丁」など多彩な店舗が集結する。
出店店舗イメージ

9階屋上の「グリルピア」は、都内最大級の573席を備える都市型BBQ空間。「駅近・手ぶらでBBQ」をコンセプトに、食材セットのほか、西武池袋本店や池袋ショッピングパークで購入した惣菜・生鮮食品の持ち込みにも対応する。

新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」には関東最大級の売り場を備える「ヨドバシカメラ」のほか、「ロフト」や「グリルピア」、飲食店街「LINKS DINING & 淀橋横丁」など多彩な店舗が集結する。
「グリルピア」イメージ

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

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大嶋 喜子

アマゾンの「Amazon Flex」でサッカー日本代表・長友佑都選手が1日体験

1ヶ月 ago
Amazonは、配送プログラム「Amazon Flex」でサッカー日本代表の長友佑都選手を起用した動画を公開した。長友選手がデリバリーパートナーの1日に密着し、荷物の積み込みから配達までを体験しながら、柔軟な働き方を紹介している。

アマゾンジャパンは、個人事業主が自家用の軽車両などを使って配達業務を担う配送プログラム「Amazon Flex」の訴求施策として、サッカー日本代表の長友佑都選手を起用した動画コンテンツを公開した。長友選手がデリバリーパートナーの1日に密着し、家族との時間を大切にしながら自分のペースで働ける「新しい働き方」を体験・紹介している。

Juiceroのイメージ動画(編集部が追加)

公開した動画では、長友選手が「Amazon Flex」のデリバリーパートナーに同行。物流拠点での荷物の積み込みから実際の配達まで、一連の業務を体験しながら、柔軟な働き方の魅力を紹介。仕事と家庭を両立しながら働くデリバリーパートナーの姿を通じて、自分のライフスタイルに合わせて働ける「Amazon Flex」の特長を訴求している。

「Amazon Flex」は、個人事業主が自身の車両を使ってAmazonの商品を配達する配送プログラム。アプリで配達オファーを受託し、物流拠点で荷物を受け取って配送した後、報酬を週払いで受け取る仕組みとなっている。

アマゾンの「Amazon Flex」でサッカー日本代表・長友佑都選手が1日体験
「Amazon Flex」に長友選手が登場(画像は編集部が「Amazon Flex」のWebサイトからキャプチャ)

働く日時は自由に選択でき、黒ナンバーの軽貨物車や軽乗用車のほか、一部エリアでは電動アシスト自転車や原付バイクでも配達できる。

報酬はブロック単位で設定されており、4時間程度の稼働で最大9600円、午後6時以降のブロックでは最大1万200円としている。

「Amazon Flex」のサイトでは、長友選手の体験コンテンツとあわせて、さまざまな働き方の例も紹介。たとえば、子どもの送り迎えの後に4時間程度働くケースや、本業の合間や週末だけ稼働するケース、週末や夜間に働いて家族旅行のための資金をためるケースなどを提示。ライフスタイルに応じて柔軟に働ける点をアピールしている。

また、配達回数や品質に応じてポイントを付与するリワードプログラムも用意。ガソリン代やタイヤ交換・購入、税理士サービスなどの割引特典を提供している。

「Amazon Flex」は、日本では2019年に正式にサービスを開始。その後、全国でデリバリーステーションの新設に合わせて募集エリアを拡大し、2023年には軽乗用車による配達にも本格対応するなど、配送網の拡充とともに参加対象を広げてきた。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 鳥栖 剛

フリーライター
furukawa

グローバルグループ「aespa」の2rdアルバム『LEMONADE』とカスタマイズ・ライフスタイルブランド「COLLER」がコラボの「coller aespa LEMONADE edition」を「ZOZOTOWN」で販売

1ヶ月 ago
グローバルグループ「aespa」の2rdアルバム『LEMONADE』とカスタマイズ・ライフスタイルブランド「COLLER」がコラボの「coller aespa LEMONADE edition」を「ZOZOTOWN」で販売
「ZOZOTOWN」で展開するコレクションは全3型。4本のストリングでカスタマイズできるバッグや、ロゴを刺繍したキーリングバッグ、チャームパーツをラインアップした。
ohshima2026年6月29日

ZOZOは6月27日、「ZOZOTOWN」でグローバルグループ「aespa」の2ndフルアルバム「LEMONADE」と、「LINE FRIENDS」のカスタマイズ・ライフスタイルブランド「COLLER」がコラボレーションしたコレクション「coller aespa LEMONADE edition」の予約販売を開始した。

グローバルグループ「aespa」の2rdアルバム『LEMONADE』とカスタマイズ・ライフスタイルブランド「COLLER」がコラボの「coller aespa LEMONADE edition」を「ZOZOTOWN」で販売
コラボレーションしたコレクション「coller aespa LEMONADE edition」

「aespa」は、KARINA、GISELLE、WINTER、NINGNINGの4人で構成するグローバルグループで、2024年の1stフルアルバム「Armageddon」以来、約2年ぶりとなる2ndフルアルバム「LEMONADE」をリリース。「COLLER」は、「LINE FRIENDS」が展開するカスタマイズ・ライフスタイルブランドで、バッグや小物にチャーム(スティコンなど)を組み合わせ、自分だけのスタイルを表現できる。

「coller aespa LEMONADE edition」は、「LEMONADE」の世界観を落とし込んだ全3型を展開。4本のストリングでカスタマイズできる「BAGUETTE BAG」、フロントに「LEMONADE」のロゴを刺繍した「LEMONADE KEYRING BAG」、チャームパーツ「METAL STICON SET」をラインアップする。

グローバルグループ「aespa」の2rdアルバム『LEMONADE』とカスタマイズ・ライフスタイルブランド「COLLER」がコラボの「coller aespa LEMONADE edition」を「ZOZOTOWN」で販売
「coller aespa LEMONADE edition」商品イメージ

予約販売期間は6月27日11時から6月29日23時59分まで。配送は11月上旬を予定している。

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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ビームス、東京・千駄ヶ谷にテニスをコンセプトにしたブランド「Setinn」初の実店舗をオープン

1ヶ月 ago
ビームス、東京・千駄ヶ谷にテニスをコンセプトにしたブランド「Setinn」初の実店舗をオープン
ビームスが発表。パリ以外で初の常設店舗となる「paperboy」では現地の店舗の雰囲気を再現し、マンゴーシェイクやスーベニアグッズを販売する。「Setinn」は店舗限定アイテムも展開する。
ohshima2026年6月29日

ビームスは7月4日、東京・原宿からほど近い千駄ヶ谷に、テニスをコンセプトにしたブランド「Setinn(セットイン)」とフランス・パリのカフェ「paperboy(ペーパーボーイ)」が共同出店する「Setinn / paperboy」をオープンする。

ビームス、東京・千駄ヶ谷にテニスをコンセプトにしたブランド「Setinn」初の実店舗をオープン
千駄ヶ谷に「Setinn」と「paperboy」が共同出店する

「Setinn」初の実店舗は、「Play The New Classic」をテーマに、90年代のテニスシーンから着想を得たアイテムをフルラインナップで展開し、店舗限定アイテムも取り扱う。内装はテニスのクラブハウスをイメージし、テニスボールを模したレジカウンターなどを採用。イベントの実施も予定しており、ブランドの発信拠点としての機能を充実させた。

ビームス、東京・千駄ヶ谷にテニスをコンセプトにしたブランド「Setinn」初の実店舗をオープン
「Setinn」26ssビジュアル①(左)、「Setinn」26ssビジュアル②(右)

「paperboy」では、マンゴーシェイクやコーヒー、ピーナッツバタークッキー、バナナブレッドなどを提供するほか、ロゴやキャラクターをデザインしたTシャツやキャップ、マグカップなどのスーベニアグッズ、「Setinn」とのコラボ商品も取り扱う。内装はパリの店舗の雰囲気を再現し、開放感のあるベンチ席を設置する。

ビームス、東京・千駄ヶ谷にテニスをコンセプトにしたブランド「Setinn」初の実店舗をオープン
(左から)マンゴーシェイク、アイスコーヒー、ホットカフェラテ、「paperboy」で販売するスーベニアグッズの一部

テニスをコンセプトにした「Setinn」は、ビームスのメンズカジュアル部門バイヤー・新井伸吾氏がブランドディレクターを務めるブランド。今回、ブランド初の実店舗をオープンする。5月19日にはECサイトを開設。

一方、「paperboy」は、James Dridi氏が2014年にフランス・パリのマレでスタートした、オーガニック野菜のサンドイッチが看板メニューのカフェ。パリでは、ファッション関係者やミュージシャンなど、さまざまなカルチャーに携わる人たちが集まるコミュニティスペースにもなっているという。日本でも、ビームスとのコラボレーションアイテムの販売や期間限定ショップの出店などを行っており、今回がパリ以外で初の常設店舗出店となる。

「Setinn」のディレクターを務める新井伸吾氏は、2003年にビームスへ入社し、「ビームスT 原宿」のショップマネージャーを経て、2017年にメンズカジュアル部門のバイヤーに就任。2024年春夏シーズンより「Setinn」を始動した。2016年に「paperboy」オーナーのJames Dridi氏と知り合い、その後コラボレーションを重ね、2人の出会いから10年目の節目に「Setinn」と「paperboy」の共同出店が実現した。

店舗概要

  • 店名:Setinn / paperboy
  • オープン日:2026年7月4日
  • 場所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-10 1F
  • 営業時間:10〜19時
  • 定休日:不定休

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この記事の筆者

[ 執筆 ] 大嶋 喜子

フリーライター

岐阜、富山、石川、福井、神奈川、LosAngels、山形を経て東京にたどり着き、現在は日本とアメリカの二拠点生活を営む生粋の“根無し草”。またの名を“ちいさなMADE IN JAPAN”。

新卒入社のEC運営会社にてレディースアパレル・宝飾バイヤーとして月商1億を突破。その後、同社内でクリエイティブ部門コピーライターに転身し、プランナー・ディレクターを経て独立。

(function(){ try{ var googletag = window.googletag || {cmd: []}; googletag.cmd.push(function() { const adUnitPath = '/49282802/ipc-netshop/pc-all/hyb101', adSizes = [[["fluid"], [728, 90]]], slotElementId = 'div-gpt-ad-1549503899339-0'; const iOr=/^https:\/\/([^.]+\.)+safeframe\.googlesyndication\.com/; googletag .pubads() .addEventListener('slotResponseReceived', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } if (!evt?.slot?.getResponseInformation()) { const targetElem = document.querySelector('#'+slotElementId); if (targetElem) { targetElem.style.display = 'none'; } } }) .addEventListener('slotRenderEnded', function(evt) { if (evt?.slot?.getAdUnitPath() != adUnitPath) { return; } const postMessageWithDebounce = Drupal.debounce(function() { const viewportWidth = window.innerWidth; const wIfr = document .querySelector('#'+slotElementId) ?.querySelector('iframe') ?.contentWindow; if (!wIfr || !wIfr.postMessage) return; wIfr.postMessage( { slot: adUnitPath, type: 'banchoSetViewportInfo', data:{ viewportWidth: viewportWidth } }, '*' ); }, 250, false); postMessageWithDebounce(); window.addEventListener('resize', postMessageWithDebounce); window.addEventListener('orientationchange', postMessageWithDebounce); }); }); } catch (e) { if (drupalSettings?.bancho?.userInfo?.insider) { console.warn(e); } } })();
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大嶋 喜子

W杯で活躍「サッカー日本代表」グッズが好評、カプセルトイをECサイト「モバガチャ」で販売するessprideの取り組みとは

1ヶ月 ago
W杯で活躍「サッカー日本代表」グッズが好評、カプセルトイをECサイト「モバガチャ」で販売するessprideの取り組みとは
essprideは、サッカー日本代表グッズのカプセルトイを自社ECサイト「モバガチャ」で展開し、第1弾に続いて第2弾も投入した。
furukawa2026年6月29日

プロスポーツチームやアーティストなどのグッズを企画・販売するessprideは、サッカー日本代表グッズのカプセルトイを自社ECサイト「モバガチャ」で展開し、ワールドカップでの盛り上がりを追い風に商品展開を加速している。6月13日に「サッカー日本代表 カプセル 2026 第1弾」を発売したのに続き、6月26日には「第2弾」を投入。日本代表選手の活躍で高まるファン需要を背景に、自社ECを活用したランダム型グッズ販売を強化している。

W杯で活躍「サッカー日本代表」グッズが好評、カプセルトイをECサイト「モバガチャ」で販売するessprideの取り組みとは
カプセルトイ第1弾の商品ラインアップ

第1弾では、日本代表選手をモチーフにした商品をラインアップ。デフォルメイラストと実写ビジュアルを組み合わせ、日本の伝統的な幾何学模様「矢絣(やがすり)柄」を取り入れたデザインが特長。商品は缶バッジのほか、レアアイテムとしてアクリルキーホルダー、めじるしチャーム、スーパーレアアイテムとしてフェイスタオルを用意し、いずれかがランダムで当たる仕様としている。価格は1回600円(税込)。90種類以上の豊富なラインアップと、何が当たるかわからないランダム性によって、購入時の期待感を演出している。

第2弾では、2026年シーズンの日本代表ユニフォーム姿や、「最高の景色を2026」のスローガンを採用したデザインを展開する。商品はステッカー2枚セットのほか、レアアイテムとしてアクリルバッジクリップやアクリルスタンド、スーパーレアアイテムとしてアクリル時計を用意。こちらも価格は1回600円(税込)で、90種類以上をラインアップする予定だ。第1弾の反響を受け、間を空けずに第2弾を投入しており、需要の高まりに対応するスピード感のある商品展開と言えそうだ。

W杯で活躍「サッカー日本代表」グッズが好評、カプセルトイをECサイト「モバガチャ」で販売するessprideの取り組みとは
カプセルトイ第2弾の商品ラインアップ

販売チャネルは、いずれもessprideが運営するメーカー直販ECサイト「モバガチャ」。リアル店舗を介さず自社ECで販売することで、話題化のタイミングに合わせた商品投入や全国のファンへの販売を可能にしている。注文状況によっては販売を一時停止する場合があるほか、想定を上回る注文があった際には配送が遅延する可能性があることも案内しており、需要集中を見据えた運営体制を整えている。

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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鳥栖 剛

ECのネット決済代行サービス市場規模は2025年度7700億円、2026年度は8805億円に拡大見込み

1ヶ月 ago
ECのネット決済代行サービス市場規模は2025年度7700億円、2026年度は8805億円に拡大見込み
ミック経済研究所によると、ネット決済代行サービス市場は2025年度に7702億円、2026年度に8805億円へ拡大する見通し。旅行・チケット需要の回復やサブスク市場の成長を背景に、2030年度には1兆4270億円に達すると予測している。
furukawa2026年6月29日

ミック経済研究所は6月11日、市場調査レポート「ECにおけるネット決済代行サービス市場の現状と展望 2026年度版」を発刊した。それによると、ネット決済代行サービス市場は2025年度に前年度比13.0%増の7702億円、2026年度は同14.3%増の8805億円に拡大し、2030年度には1兆4270億円に達すると予測している。

ECのネット決済代行サービス市場規模は2025年度7700億円、2026年度は8805億円に拡大見込み
ネット決済代行サービスの市場規模推移の見込み

調査は、国内のネット決済代行サービス事業者(PSP、Payment Service Provider)を対象に市場動向を分析した。対象はPSP18社の売上実績とその他事業者の推計で、契約形態、決済手段、商品カテゴリの3つの観点から集計・分析している。

契約形態は「決済処理型」と「収納代行型」、決済手段はクレジットカード、コンビニ決済、電子マネー、ネットバンク、キャリア決済、振込・ATM、国際決済、ID決済など。商品カテゴリは物販、デジタルコンテンツ、サービス、公金・公共料金を対象とした。

市場拡大の背景には、旅行や交通チケット、イベントチケット関連の取扱高回復に加え、モバイルオーダーの定着や動画配信・音楽配信サービスなどサブスクリプション市場の成長がある。また、EC利用者層の拡大や定着、物価上昇に伴う商品・サービス単価の上昇も、PSPの取扱高を押し上げる要因になっているという。

ミック経済研究所は、2027年度以降も市場の2桁成長が続くと予測している。2026年度から2030年度までの年平均成長率(CAGR)は13.1%で推移し、2030年度の市場規模は1兆4270億円に達する見込み。2024年度の6813億円と比較すると、6年間で約2.1倍に拡大する計算となる。

ECのネット決済代行サービス市場規模は2025年度7700億円、2026年度は8805億円に拡大見込み
ネット決済代行サービスの市場規模推移の見込み

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鳥栖 剛

2026年前半にEC×AIで何が起きたのか? 「UCP」「ChatGPT」「国産カート」の3つの転換点

1ヶ月 ago
2026年前半にEC×AIで何が起きたのか? 「UCP」「ChatGPT」「国産カート」の3つの転換点fujita-h2026年6月29日単発記事

2026年1月から4月までの4か月で、EC×AIの景色は大きく変わりました。1月にGoogleとShopifyが発表したUCP(Universal Commerce Protocol:ユニバーサル コマース プロトコル)を皮切りに、ほぼ毎週のように新しい発表があり、たった4か月とは思えないほどの動きの量です。ただ、量は多いものの整理してみると重要な転換点は3つに集約されます。この記事では、私が毎日書いているニュースレター「毎日堂」で取り上げてきたニュース記事、「毎日堂マーケティングラジオ」の内容を元に、3つの転換点を整理します。

3つの転換点とは?

2026年1月から4月までに起きた大きな転換点は次の3つです。

  1. UCPは「規格戦争」から「共通基盤」へ動いた
  2. ChatGPTショッピングは「決済としては未成熟」「メディアとしては始動」という二面性が見えた
  3. 日本の国産カートはAI対応で先行する組と差がつき始めた

結論を先に言ってしまうと、4か月の派手な動きの先に出てくる答えは、地味で変わらないものです。それでも一度、何が起きたのかを見ておく価値はあります。

転換点① UCPは4か月で「規格戦争」から「共通基盤」へ動いた

2026年1月13日、GoogleとShopifyがUCPを共同発表したとき、業界の最初の反応は「また規格乱立か」というものでした。OpenAIにはACP(Agentic Commerce Protocol:エージェンティック コマース プロトコル)があり、Microsoftも1月9日に「Copilot Checkout(コパイロット チェックアウト)」と「Brand Agents(ブランド エージェント)」を発表して独自路線、Amazonは「Rufus(ルーファス)」中心の独自路線。「どれに賭けるべきか」の議論が始まる空気でした(参考:Shopify Japan「Shopify:あらゆるAIとの対話に全ての加盟店をつなぐエージェントコマースプラットフォーム」)

ところが、4か月で構図は大きく変化します。

  • 2月16日:Google AI ModeでUCPが本番稼働(Buyボタン搭載)
  • 3月2日:Google が「UCP対応チェックアウト」の公式ヘルプを Merchant Center に掲載
  • 3月24日:Shopifyが「ChatGPT」「Copilot」「AI Mode」「Gemini」へ一元接続できる「Agentic Storefronts」を全加盟店に展開
  • 4月8日:UCP仕様(v2026-04-08)が公開。“permissionless onboarding(誰でも参加可能)”を実現
  • 4月24日:Amazon、Meta、Microsoft、Salesforce、Stripeが「UCP Tech Council」に参加と発表

Shopifyのフィンケルスタイン社長による、「ChatGPT」との連携を発表する動画の投稿(LinkedInの投稿から追加)

転換点は4月24日(現地時間)、Amazon、Meta、Microsoft、Salesforce、Stripeが「Universal Commerce Protocol Tech Council」への参加を発表したことです。1月時点では「Amazon vs Google×Shopify」の対立構造に見えていたものが、4月末には「主要プレイヤーが共通の枠組みに参加している」という構図に変わりました。

Amazonをはじめとした5社が「Universal Commerce Protocol Tech Council」に参加
Amazonをはじめとした5社が「Universal Commerce Protocol Tech Council」に参加
(画像はShopify Japanのプレスリリースより)

ただし、これを「規格戦争の終結」「事実上の標準が決まった」と読むのは早計です。「UCP Tech Council」への参加は、各社が「Rufus」「Copilot」「Gemini」といった独自のAIエージェント捨てて、すべてUCPに乗ったということではなく、「共通の枠組みに参加しつつ、それぞれの個性を出し続ける」段階に入ったという意味のほうが近いです。

今後は「UCPという共通基盤の上で、各プラットフォームがどのように個性を出すか」の競争が始まると見ておくのが安全です。各社がUI設計や推薦アルゴリズムで差別化を図る場面では、囲い込み的な動きが残る可能性もあります。

事業者にとっての意味は、「どの規格に対応すべきか」と悩む段階は、ひとまず通り過ぎたということです。UCP仕様は“permissionless onboarding”の形で公開済みで、後はASPカート側がどこまで対応するかという段階に移っています。

参考記事

転換点② ChatGPTショッピングは「決済」と「メディア」で評価が分かれた

1月のもう1つの大きな話題が、OpenAIによるChatGPT広告の本格開始でした。1月17日、無料プランと月8ドルのGoプランへの広告導入が始まり、業界の期待値はかなり高まりました。「『ChatGPT』経由で売れるなら、広告を出稿すれば成果が出るはず」という空気がありました(参考:CNET Japan「ChatGPT、広告を表示開始へ Plusより安い月8ドルの新プラン「Go」が対象」)

ところが、3月19日にSearch Engine Landが報じたWalmartの実データで、空気が変わります。WalmartがChatGPT Checkoutで実施した検証で、「ChatGPT」経由のCVRはWeb経由の3分の1だったという結果でした(参考:Search Engine Land「Walmart: ChatGPT checkout converted 3x worse than website」)

その後の流れは早く、

  • 3月6日:OpenAIがChatGPT「Instant Checkout」の戦略を変更
  • 3月19日:CNBCが「Instant Checkout」廃止を報道
  • 3月30日:ChatGPT広告が1億ドルの売り上げ

という形で、3月下旬には「『ChatGPT』のチャット内で決済を完結させる」という路線そのものが、OpenAIの戦略から消えました。

ここで重要なのは、これを単純に「ChatGPTショッピングの失敗」と片付けないことです。決済としての路線は撤退したものの、広告メディアとしては別の動きをしています。ChatGPT広告は3月30日時点で1億ドルの売り上げに達しており、4月にはセルフサーブも開放され、OpenAIのCV追跡ピクセルなど計測まわりも整備されてきています。「『ChatGPT』経由でいきなり買ってもらう」という期待は萎んだものの、「『ChatGPT』を起点にした流入の計測と運用」というメディア領域はこれから本格化します。

なお、ChatGPT内で決済までを完結する仕組みからは撤退した後、最終的な決済はブランド側のアプリやシステムにシームレスに移行する形へと移っています。

決済をショートカットしたいニーズが多くなかった?

なぜ決済路線が消えてメディア路線が残ったのか。ここで参考になるのが、Yuwaiの田中さんが「毎日堂マーケティングラジオ」の対談で指摘していた話です。Googleは過去に「Buy on Google」という、サイトを訪問せず、Google上で決済を完結させるサービスを提供していて、2023年に終了しています。理由は公式には明らかになっていませんが、田中さんの感覚では、実装の重さもさることながら「『ECサイトに行かずに決済することそのものへの心理的ハードル』があったのではないか」とのことでした(参考:毎日堂「毎日堂・マーケティングラジオ 田中さん回の記事バージョンです」

決済のためにECサイトを訪問すること自体は、そんなに苦ではありません。むしろ自分で個人情報やカード情報を入力して、購入完了画面まで自分で見たい人が多いはずです。ですので、それをショートカットしたい人がそんなに多くないのでしょうね。

OpenAIの「Instant Checkout」撤退も、突き詰めれば同じ消費者心理の壁にぶつかった可能性が高いです。Walmartの実データはそれを裏付けています。決済UIとしての「ChatGPT」は消費者心理の壁にぶつかったが、メディアとしての「ChatGPT」は別の進化を始めた。これが2026年前半の正確な評価だと思います。

参考記事

転換点③ 日本の国産カートはAI対応で先行と遅れが分岐した

3つ目が国内事業者にとって一番直接影響のある話です。

2月から4月にかけて、日本のASPカートが「AIに対応する側」から「AIを売り物にする側」に変わりました。先頭を走っているのはGMOペパボ系です。

  • 3月9日:「カラーミーショップ」が「リモートMCPサーバー」提供開始
  • 3月17日:「makeshop」がMCPサーバーと「Skills」対応を発表
  • 4月10日:「カラーミーショップ」が「CLI&Skills」を公開
  • 4月30日:「カラーミーショップ」が「CLI&Skills」を「Claude Desktop」から自然言語でショップ運営できる環境を本格提供

特に「カラーミーショップ」の動きは、ASPカートとして見ると思い切った舵切りです。「Claude Desktop」から「先月のリピーター上位の商品の在庫を確認して」と話しかけてショップを操作する、という運営の形が提供されています。

「カラーミーショップ」が提供しているアプリ「カラーミーショップ AIコネクター」
「カラーミーショップ」が提供しているアプリ「カラーミーショップ AIコネクター」
(画像は「カラーミーアプリストア」サイトからキャプチャ)

Shopify Japanも4月22日にGEO公式ガイドを発信し、日本市場でAI対応の動きを見せています(参考:Shopify Japan「AIに推薦される商品とは? 最新GEO実践ガイド【エージェンティック・コマース最前線】」)。一方で、BASE、STORES、EC-CUBE、futureshopについては、本記事執筆時点ではAIエージェント連携に関する明確な動きが見えていません。

数字面の象徴として、Amazonの「Rufus」が2月9日時点で購買プロセスに介在した売上額が120億ドル(約1.8兆円)に達したと公表しています(参考:ネットショップ担当者フォーラム「Amazonの2025年売上高は7169億ドルで12%増、日本円換算では約108兆円に拡大。AIアシスタント「Rufus」が約120億ドル(約1.8兆円)の売上貢献」)。「Rufus」単体が直接生み出した売り上げではなく、商品検討時の質問への回答や比較支援を経由して購買に至った金額の合計、と理解するのが良いと思います。それでもAmazonセラーであれば、「Rufus」に選ばれる商品データになっているかどうかは、もう「気になる」レベルではなく「業績に直結する」レベルの話です。

ここで起きていることを、4月時点で1つのメッセージにまとめると、「『使っているカートが何か』がAI時代の事業判断になり始めている」ということです。

これまで、カート選択は「機能・料金・運用負荷」で決めるものでした。これからはそこに、「使いたい時にAIエージェント対応してくれているか」が加わります。3年前のリプレイス判断のときには想定していなかった軸です。

参考記事

4か月の動きをまとめると

4か月間の動きを整理すると、次のようになります。

1月時点 4月時点
UCP 規格乱立への警戒 主要プレイヤーが参加する共通基盤に
ChatGPTショッピング 「広告出せば売れる」期待 決済は撤退、メディアは始動
国内カート 多くが様子見 「カラーミーショップ」「makeshop」が先行
AI×商品データ 構造化データの一手段 「Rufus」の売上額1.8兆円、GMC(Google Merchant Center)がAIの入口

この4か月で、議論の中心が「どのプラットフォームが勝つか」「どの規格が標準になるか」から、「自社の商品データはAIに理解される構造になっているか」に移った、と言えると思います。

派手な動きを毎週追いかけていると、毎週新しい課題が出てきているように感じますが、4か月を俯瞰して見ると、答えは一箇所に集まってきています。

UCPの仕様が公開されようが、Amazonの「Rufus」が1.8兆円売り上げようが、「カラーミーショップ」が「Claude Desktop」連携しようが、EC事業者が明日からやるべきことの中身はほとんど変わっていないのです。商品データを正しく整えて、Google Merchant Centerに届くようにして、商品力そのものを磨く、それだけです。

この「派手な動き」と「やることが変わらない」のズレを、どう受け止めるか。

これを最も整理して言語化していたのが、Yuwaiの田中さんが4月24日に公開した「『エージェンティックコマース対応』の前に、ネットショップのオーナーに知っておいてほしいこと」というブログ記事です。田中さんの結論は明快で、「やるべきことは、これまでと変わっていない」というものでした。

後編では、田中さんの整理を軸に、4か月の動きを踏まえてEC事業者と支援事業者がやるべきことを、もう少し具体的に掘り下げていきます。

この記事の筆者

[ 執筆 ] 森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。尊敬する人はゴルゴ13。

fujita-h

Amazonプライムデー前から期間中まで大型キャンペーン、LINEヤフー「Yahoo!ショッピング」で「超PayPay祭」開催

1ヶ月 ago
Amazonプライムデー前から期間中まで大型キャンペーン、LINEヤフー「Yahoo!ショッピング」で「超PayPay祭」開催
LINEヤフーは、「Yahoo!ショッピング」で大型キャンペーン「超PayPay祭」を6月26日正午から7月12日まで実施する。Amazonの「プライムデー」前から期間中にかけて、最大22%還元や目玉商品、AIによる買い物支援を展開し、夏商戦の需要取り込みを狙う。
furukawa2026年6月29日

LINEヤフーは、「Yahoo!ショッピング」で大型キャンペーン「超PayPay祭」を6月26日正午から7月12日まで実施する。7月10日から12日の期間は、条件を満たすと誰でも最大22%のPayPayポイントを付与。Amazonの「プライムデー」が7月10日から13日に予定されるなか、その直前からセール期間中にかけて大型キャンペーンを展開し、夏商戦の需要取り込みを狙う。

Amazonプライムデー前から期間中まで大型キャンペーン、LINEヤフー「Yahoo!ショッピング」で「超PayPay祭」開催

「Yahoo!ショッピング」の「超PayPay祭」は、6月26日正午から7月9日までを事前期間、7月10日0時から12日25時59分までを本番期間として実施する。本番の3日間は、「Yahoo!ショッピング」の対象ストアでの合計購入金額に応じ、5000円以上でプラス4%、2万円以上でプラス7%のPayPayポイント(期間限定)を付与する。これにLINEアカウント連携による毎日5%還元や「ボーナスストアPlus」などの通常施策を組み合わせることで、最大22%還元を実現する。

物価高を意識した「超目玉商品」も用意する。米や紙おむつ、おしりふきなどの生活必需品を特別価格で販売するほか、LOHACOのミネラルウォーター(500ml×48本)を1本39円、強炭酸水(500ml×96本)を1本45円の期間限定価格で提供する。

Amazonプライムデー前から期間中まで大型キャンペーン、LINEヤフー「Yahoo!ショッピング」で「超PayPay祭」開催
日用品の超目玉商品の一例

さらに、Ankerのワイヤレスイヤホン、タイガーの炊飯器、MONOYOIの扇風機など、50%オフ以上の商品もラインアップする。

Amazonプライムデー前から期間中まで大型キャンペーン、LINEヤフー「Yahoo!ショッピング」で「超PayPay祭」開催
家電製品の超目玉商品の一例

販促施策はポイント還元や値引きだけではない。7月1日正午から9日までの期間中、1注文あたり1000円以上8万円以下の買い物をすると、「超PayPay祭本番スタートくじ」のくじ券を3枚獲得できる。対象は1人2回までで、最大6枚のくじ券を取得可能。1等は5000円分の商品券を1000本、2等は50円分の商品券を150万本用意するほか、3等として1円分の商品券を1・2等以外のすべての参加者に進呈する。

今回のキャンペーンでは、生成AIを活用した買い物支援機能も前面に打ち出す。「セールでの賢い買い方を教えて」「暑さ対策グッズを2万円以内で選んで」といった相談に対し、ポイントアップ条件やキャンペーン内容を踏まえた購入プランやおすすめ商品を提案する。

Amazonプライムデー前から期間中まで大型キャンペーン、LINEヤフー「Yahoo!ショッピング」で「超PayPay祭」開催
生成AIに「セールでの賢い買い方を教えて」と聞いた際の応答イメージ

高価格帯の家電など比較検討に時間がかかる商品では、AIによる商品比較機能「AIおまかせ比較」を利用できるほか、6月23日に提供を開始した「AIお買い物メモ」では、旅行やレジャーの予定を入力すると必要な持ち物や関連商品を提案する。これらは「Yahoo!ショッピング」アプリ限定機能として提供する。

Amazonプライムデー前から期間中まで大型キャンペーン、LINEヤフー「Yahoo!ショッピング」で「超PayPay祭」開催
「AIお買い物メモ」では、旅行やレジャーの予定を入力すると必要な持ち物や関連商品を提案する

「Yahoo!ショッピング」の販促は、PayPay、PayPayカードを活用したグループ横断キャンペーン「超PayPay祭」の中核施策として位置付けている。グループ全体のキャンペーン期間は6月19日から7月31日までで、「Yahoo!ショッピング」では大型ポイント還元と生活応援型セールを組み合わせ、物価高が続くなかで日用品のまとめ買いや暑さ対策家電、夏のレジャー用品、ギフト需要まで幅広い需要を取り込む構えだ。

米国では、Amazonの「プライムデー」に合わせてWalmartなどの大手小売企業が対抗セールを展開する動きが定着している。2026年はWalmartがAmazonの「プライムデー」(6月23日〜26日)より1日早い6月22日から7日間のセールを実施した。今回の「Yahoo!ショッピング」の「超PayPay祭」も、Amazonの大型セールに合わせて自社経済圏への需要を取り込む狙いが色濃い販促施策といえそうだ。ポイント還元や目玉商品に加え、くじ施策や生成AIによる買い物支援も組み合わせることで、価格訴求だけでなく購買体験全体の向上を図っている。

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米国「Uber Eats」、小売業者が商品を販売できる「マーケットプレイス」へ進化。美容、事務用品、スポーツ用品など品ぞろえを拡充

1ヶ月 ago
米国「Uber Eats」、小売業者が商品を販売できる「マーケットプレイス」へ進化。美容、事務用品、スポーツ用品など品ぞろえを拡充
Uber Eatsは米国で小売事業者の出品を進め、美容、事務用品、スポーツ用品、ペット用品などの品ぞろえを拡充した。フードデリバリーの枠を超え、日常需要全般を扱うマルチカテゴリ型のマーケットプレイスへと進化を進めている。
furukawa2026年6月29日

米Uber Technologiesは6月24日、米国の「Uber Eats」マーケットプレイスに新たな小売事業者を追加し、美容、事務用品、スポーツ用品、ペット用品などの品ぞろえを拡充したと発表した。新たに加わったのは、Kiehl's、FedEx Office、Blick Art Materials、Academy Sports + Outdoors、Choice Petの5社。これらの商品を「Uber Eats」「Uber」「Postmates」の各アプリから注文できるようにした。

米国「Uber Eats」、小売業者が商品を販売できる「マーケットプレイス」へ進化。美容、事務用品、スポーツ用品など品ぞろえを拡充
スキンケア用品や配送・梱包用品、画材、スポーツ用品、ペット用品など食品以外のカテゴリーを拡充

今回の取り組みは、「Uber Eats」がフードデリバリー中心のサービスから、さまざまな商品を取り扱うマーケットプレイスへと進化している流れを示している。Uberは、スキンケア用品や配送・梱包用品、画材、スポーツ用品、ペット用品など、食品以外のカテゴリーを拡充し、即時配送や日時指定配送に対応。利用者は全米の対象店舗から商品を選び、必要なタイミングで受け取れるようになる。

出店・出品する小売事業者は販路拡大、「Uber Eats」ユーザーへアプローチできるとメリットがある。Kiehl'sはスキンケア、ヘアケア、ボディケア商品を提供し、美容カテゴリーを強化する。FedEx Officeは梱包資材やオフィス用品を販売し、仕事や学校、自宅での利用ニーズに対応する。Blick Art Materialsはニューヨーク市で画材やクラフト用品、ギフト商品を展開する。Academy Sports + Outdoorsは米国南部、南東部、中西部でスポーツ用品カテゴリーを拡充。Choice Petは今後追加予定で、ニューヨーク州とコネティカット州を中心にペット用品カテゴリーを補強する。

Uberは2026年に入り、米国内で数千の小売店舗をマーケットプレイスに追加している。Sephora、The Home Depot、Best Buyなど大手小売事業者に加え、新たな提携先を拡充することで、複数カテゴリーの商品を横断して購入できる配送プラットフォームとしての位置付けを強めている。

利用方法は、「Uber Eats」アプリでは「Retail」、「Uber」アプリでは「Shops」を選択し、近隣の対象店舗から商品をカートに追加する。配送方法は即時配送と日時指定配送から選択でき、注文後は配送状況をリアルタイムで確認できる。なお、「Uber One」会員は対象となる小売商品の注文で配送料が無料になる特典も利用できる。

ユーザーは、食事以外の目的でも「Uber Eats」を利用するようになっている。多様な小売業者を迎えることで、ペット用品やスポーツ用品から、アート・クラフト用品、日用品に至るまで、より幅広い商品へのアクセスをわずか数回のタップで提供すると同時に、ブランドがより迅速かつ柔軟な方法で顧客とつながるための新しい機会を創出する。(Uber 北米リテール部門責任者 Hashim Amin氏)

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[ 執筆 ] 鳥栖 剛

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【6/27最新】台風7号・8号、各地の地震・大雨の影響でヤマト運輸、佐川急便、日本郵便で配送遅延や集配停止が発生

1ヶ月 ago
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の大手配送キャリアは、台風7号・8号、各地を震源とする地震、石川県能登半島の大雨などの影響で荷物の配送に遅れや集配停止が生じていると公表している。

台風7号・8号、山梨県東部および岩手県沖を震源とする地震、石川県能登半島の大雨などの影響により、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の大手配送キャリアにおいて荷物の配送遅延や一部地域での集配停止が発生している。航空機や鉄道の欠航・遅延、船舶便の運休、道路状況などが影響しており、各社は最新の配送状況を公表した。

ヤマト運輸(6月27日 11時時点)

ヤマト運輸では、台風7号・8号や海上シケのほか、能登半島の大雨、山梨県東部の地震の影響により、広範囲で配送への影響が出ている。

  • 集配業務・荷受けの停止
    • 台風の影響:フェリー欠航に伴い、鹿児島県の熊毛郡、西之表市、奄美市、大島郡において「クール宅急便」のみ荷受けを停止している。
    • 地震・大雨の影響:能登半島地震被災地域への豪雨災害の影響により、石川県の珠洲市、鳳珠郡能登町、輪島市の一部地域において、全商品の荷受けおよび集荷・配達業務を停止している。
  • 配送遅延
    • 台風・地震などの影響(全国):高速道路の通行止めや規制、および航空機・鉄道の欠航・遅延などにより、全国(北海道・沖縄含む)の区間でお届けに遅延が見込まれている。
    • 台風の影響:航空便の欠航やフェリー運航見合わせの影響により、沖縄県全域を発着とする荷物に大幅な遅延が発生している。
    • 積載制限・海上シケなどの影響:鹿児島県の奄美市、大島郡、西之表市、熊毛郡、鹿児島郡を発着する荷物(クールを除く全商品など)に遅延が生じている。また、東京都の八丈島(八丈町・青ヶ島村)宛ての全商品で遅延が発生している。
    • 地震・大雨の影響:石川県の鳳珠郡能登町、輪島市、珠洲市、鳳珠郡穴水町(荷受け停止地域を除く)において遅延が発生している。また、道路陥没や亀裂のため安全上、集荷を16時頃まで、配達を17時頃までに短縮している。

佐川急便(6月27日 9時時点)

佐川急便は、台風の接近および岩手県沖を震源とする地震の影響により、交通機関に乱れが生じていると発表した。

  • 配送遅延
    • 台風の影響:全国から関西、中国、四国、九州、沖縄県宛ての荷物、および同地域から全国宛ての荷物でお届けに遅れが生じている。今後の台風の進路や交通状況などにより、全国的に遅延が生じる可能性があるとしている。
    • 地震の影響:全国から北海道宛ての荷物、および北海道から全国宛ての荷物においてお届けに遅れが生じている。

日本郵便(6月27日 9時時点)

日本郵便は、台風7号および大雨の影響により、顧客と社員の安全確保の観点から、郵便局の窓口、配達、集荷、取集などの業務を一時休止する場合があるとしている。

  • 配送遅延
    • 航空便および船舶便の欠航、道路状況などの影響により、全国で引受または配達する郵便物・ゆうパックなど全ての商品のお届けに一部遅れが生じている。
    • 船舶便の欠航により、全国から沖縄県宛て(および沖縄県から全国宛て)の「ゆうパケット(クリックポストを含む)」「航空輸送しない郵便物・ゆうメール・ゆうパック」で数日程度の遅れが発生している。 
    • 全国から鹿児島県奄美市、西之表市、熊毛郡、大島郡宛て(および同地域から全国宛て)の全ての商品において、数日程度の遅れが生じている。

この記事の筆者

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

元プロボクサー。戦績は5戦3勝(1KO)2敗。 流通・通販・インターネット通販の専門新聞の編集記者を経て、ECのベンダー企業で新規事業の立ち上げ、マーケティングなどを担当。その後、インプレスに入社、Webメディア「ネットショップ担当者フォーラム」の立ち上げに参画。デスク → 現在は編集長。趣味は飲酒、地域活性化活動。
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takikawa
確認済み
8 分 1 秒 ago
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