ネットショップ担当者フォーラム

楽天の自社配送サービス、対象エリアを都内14市に拡大

7 years 11ヶ月 ago

楽天は10月3日、独自に展開する自社配送サービス「Rakuten-EXPRESS」の配送地域を都内の14市に拡大した。

従来から配送している東京23区内と千葉県市川市、船橋市、浦安市、松戸市に加え、新たに東京都府中市、調布市、西東京市、三鷹市、小平市、日野市、武蔵野市、立川市、多摩市、国分寺市、小金井市、稲城市、狛江市 、国立市を対象にした。

楽天は自社配送サービス「Rakuten-EXPRESS」の配送地域を都内の14市に拡大
自社配送サービス「Rakuten-EXPRESS」の配送地域を都内の14市に拡大

「Rakuten-EXPRESS」は、グループ会社のRakutenDirectが販売している生活用品や日用品のほか、「楽天ブックス」の商品を配送。

2018年9月からは、楽天市場の出店者向けの物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で受託した一部の荷物も「Rakuten-EXPRESS」で配送している。

「Rakuten-EXPRESS」の配送地域の国内人口カバー率は約10%に拡大したという。

楽天が進める「ワンデリバリー」構想の一環

「Rakuten-EXPRESS」の配送地域拡大は、楽天が進める「ワンデリバリー」構想の一環だ。

国内物流業界で不在再配達の増加や人手不足などが社会問題化したことを受け、楽天は楽天市場における商品の注文から配送までを一気通貫で管理する包括的な物流サービス「ワンデリバリー」構想を掲げた。

商品の保管から出荷まで一括で担う総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」や、「Rakuten-EXPRESS」をはじめ、さまざまな施策に取り組んでいる。

「Rakuten-EXPRESS」の再配達の時間指定は24時まで可能。2018年6月には、荷物を顧客の住宅敷地内の指定された置き場所に配達する「置き配」を開始するなど、買い物の利便性を高めながら不在再配達も減らす取り組みを強化している。

「楽天EXPO2018」で公表された「ワンデリバリー」構想に関するイメージ動画

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

段ボール原紙が値上げへ、通販・ECの配送コストへの影響は?

7 years 11ヶ月 ago

大王製紙とレンゴーは段ボールの価格を11月1日に値上げする。10月2日に発表した。

王子製紙グループの2社も11月1日から値上げすることをすでに発表している。段ボール価格の上昇は通販・EC事業者の収益に影響を与える可能性がある。

レンゴーは段ボール原紙1kgあたり8円以上値上げする。段ボール原紙の主原料である古紙が高騰しているほか、重油や石炭、都市ガスなどの燃料、薬品などの補助材料、物流経費などが大幅に上昇していることを理由にあげた。

大王製紙も段ボール原紙1kgあたり8円以上値上げする。燃料や物流経費の上昇が続き、自助努力だけではコストアップ分を吸収できなくなったという。

王子製紙グループの王子マテリアと王子コンテナーは9月28日に、11月1日以降の出荷分からの値上げを発表。王子マテリアの段ボール原紙の値上げ幅は1kgあたり8円以上。段ボール製品の値上げについては、顧客ごとに対応するとしている。

段ボール製品、通販・EC市場拡大で需要が増加

全国段ボール工業組合連合会が発表している「段ボール生産月報」によると、2017年(1~12月)の段ボール生産量は前年比1.7%増の142億741万平方メートルだった。2018年1~7月累計は前年同月比1.4%増の82億5277万平方メートル。

レンゴーは2018年3月期において、通販向けを中心に段ボール製品の販売量が増加していることを受け、段ボールの生産量は前期比3.7%増の40億4500万平方メートル、段ボール箱の生産量は同5.9%増の32億4800万平方メートルと、需要が拡大していることを示していた。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

Amazonがビジュアル検索とショッピングSNSに力を入れている理由とは? | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

7 years 11ヶ月 ago

Amazon(アマゾン)はホーム関連グッズとアパレルカテゴリーで、画像によるブラウジングと商品検索を可能にし、オススメの商品ページにソーシャル共有プログラム「Spark」(編注:画像を中心としたアマゾンのSNS)を統合しました。

アマゾンは米国向けの自社サイトにビジュアルマーチャンダイジングと、商品レコメンドツールを取り入れることで、消費者のブラウジングや買い物方法を変えようとしています。

アマゾンは「Scout」と呼ばれるブラウジング方法を導入しました。消費者は大量の商品写真のなかから、興味のある商品を親指の向きが違うアイコンを使って「好き」か「嫌い」か振り分けることができます。親指が上向きの「好き」ボタンを押すと、すぐにページがリロードされ、類似商品が表示されます。検索ツール「Scout」を紹介する動画のなかで、アマゾンは「『Scout』を使えば、テキストを必要とせず、ビジュアルだけで買い物ができます」と説明しています。

「Scout」を使えば、テキストを必要とせずに買い物ができるようになる

アマゾンが注力するホームグッズとアパレル

現在、「Scout」の検索機能が使えるカテゴリーはまだ限られており、家具、ホームデコレーション、照明、キッチン、ダイニング、パティオ、寝具、女性用の靴でしか利用できません。

たとえば、ホーム用品を取りそろえるアマゾンホームのランディングページに飛んだ消費者は、上部のナビゲーションから「Scout/Style Explorer」と書かれたボタンをクリックすれば、「Scout」を使うことができます。画面下の「YOUR JOURNEY」と書かれたバーには、ブラウジング中に消費者がクリックした商品が表示されます。

現在、Scout/Style Explorerが利用できるカテゴリーは限られている(編注:編集部がキャプチャし画像を追加)

ホームグッズとアパレルは、アマゾンが力を入れているカテゴリーです。アマゾンはこれまでに70近いアパレルのプライベートブランドを立ち上げ、ホームカテゴリーでも昨年、RivetやStone & Beamといったプライベートブランドを打ち出しました。

女性用ハンドバックや洋服、おもちゃなど、他のカテゴリーにも「Scout」を追加する予定です。

モバイルで注目されるビジュアル検索

消費者がモバイルデバイスで買い物する機会が増えたため、テキストベースの検索ではなく、ビジュアルでの検索に小売事業者と広告プラットフォームは注目しています。

先月、10代向けのアパレルブランド、フォーエバー21がビジュアル検索とナビゲーションツールをサイトに追加しました。一方、画像に特化したソーシャルメディアのインスタグラムは広告の選択肢を拡大し、グーグルも先週、2つの画像をベースにした広告フォーマットを追加すると発表しました。

アマゾンは、モバイルアプリでは2017年初頭から利用可能だった「Spark」を、PC用サイトにも統合。「Spark」は「Pinterest」のようなソーシャル共有プログラムで、アマゾンのプライム会員は好きな商品を集めて、一般向けに公開できます。

デスクトップのサイトでは、「毎日何か新しい商品を」と書かれた「Interesting Finds」と呼ばれるビジュアルブラウンジングツールのなかに「Spark」が統合され、テキスト検索の上に表示されています。

「Interesting Finds」は1年以上も前からアマゾンに搭載されているビジュアルブラウジングのツール。「Scout」と同様、好きな商品にハートのマークを付けることができます。次回以降のサイト訪問時には、「新しい商品」のセクションのなかに表示されている商品は、より消費者の興味に即したものに改善されています。

Sparkの導入により、消費者は興味のあるカテゴリーをクリックすることで、表示される商品をよりカスタマイズできるようになりました。

「Interesting Finds」は、画像からお気に入りの商品を選んで他のユーザーと共有できる(編注:編集部がキャプチャし画像を追加)

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

Internet RETAILER

セイコーマート、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーによる電子マネー「ぺコマ」が10月からスタート

7 years 11ヶ月 ago

凸版印刷と富士通グループでシステムインテグレーションサービスなどを提供する富士通エフ・アイ・ピーは、セイコーマートの運営するコンビニエンスストア全店舗で利用できるプリペイド機能付きポイントカード「ペコマカード」(以下「ペコマ」)の提供を10月1日に開始した。

本カードは、セイコーマートが発行していた「セイコーマートクラブカード」に新たに「ペコママネー」機能を搭載したもの。

「ペコママネー」は、事前にチャージ(入金)することで小銭が不要となり、買い物でクラブカードポイントが貯まるポイントカード。

また、セイコーマートが提供するスマートフォン向け会員証アプリ「セイコーマートアプリ」にも「ペコママネー」を登録し、バーコードを表示することで店舗での支払いに使える。

「ペコマ」カードのデザイン(左)とアプリ画面(右)
「ペコマ」カードのデザイン(左)とアプリ画面(右)

今回、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが提供する「サーバ管理型プリペイドASPサービス」がセイコーマートで採用されている。

セイコーマートでは初年度、約150万枚のペコマカード発行を目指す。

匿名ユーザー

アフィリエイトをASPから自社プログラムに移行したらどう変わる? 年間63億円を売るマーケットエンタープライズの事例

7 years 11ヶ月 ago

消費者や企業からネット経由でユーズド商品を買い取り、販売するマーケットエンタープライズ。30もの買取サイトから買い取った商品は、自社ECサイトの「ReRe(リリ)」、ヤフオク!、楽天市場、eBayなどで展開し、年間63億円(2018年6月期)も売り上げる。在庫回転率は年12回転。家電や釣り具、医療機器や農機具まで幅広い商品が入れ替わり立ち替わり売られていく。

会社設立は2006年(事業開始は2004年)。右肩上がりの成長を続け2015年に東証マザーズに上場したマーケットエンタープライズのECビジネスを取材した。

成長を遂げた秘訣は多様な買取サイトの展開

買い取り型のECを手がけるマーケットエンタープライズのビジネスの肝は、買い取り件数を増やすこと。年12回転という在庫回転率が示すように、1か月に1回は数万点を超えるすべての在庫がなくなる計算。在庫の確保が事業拡大を担う1つの要素となっている。

2017年6月期の月間平均買取依頼件数は3万6000件。売上高の拡大とともに買取依頼件数は増えており、2016年6月期から6000件も増えている。

マーケットエンタープライズのビジネスモデル
さまざまなジャンルの買取メディアを展開。リユースセンターは札幌、仙台、埼玉、東京、西東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、福岡の10拠点

買い取るジャンルは電動工具、鉄道模型、教材、楽器、家電、釣り具など幅広い。近年は中古医療機器、農機具・農業機械などの買い取りもスタート。いわゆる、ビジネスユース向けの中古買い取り&販売にも進出している。

買取専門フラッグシップサイトの名称は「高く売れるドットコム」で、ジャンルごとに専門サイトを運営。買い取った商品は自社ECサイトの「ReRe(リリ)」などで販売する。

仕入れ量を確保するためのマーケティング手段は、主にリスティング広告とSEO施策、アフィリエイト広告がメイン。近年は中古販売市場が活性化しており競合が増加、「CPAも限界があるので、SEMは頭打ち感がある」(金子良太マーケティング室長)。

そのため、いま注力しているのがアフィリエイト広告。2017年まではASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を活用していたが、2018年に自社アフィリエイトプログラムに移行した。

29の買取専門サイトを運営しているマーケットエンタープライズ
30の買取専門サイトを運営している(画像は2018年6月期の決算説明会資料をキャプチャ)

自社アフィリエイトに移行した理由

ASPを活用していた当時、アフィリエイトを担当していたのは2人。各ASPに20超のサイトを登録し、アフィリエイターを募る。そして運用。その作業量は膨大だった。なかでももっとも手を焼いたのがレポーティング作業だった。

「仕事はレポート作り(苦笑)。『PDCA』の“PD”で終わってしまう」。こう振り返るのは、当時からアフィリエイト業務を担当しているマーケティング室の齊藤数馬氏。各ASPの管理画面から、各サイトのレポートデータをダウンロードする場合、たとえば、「A」「B」「C」というASPを活用していれば、1サイトだけで3つのデータをダウンロードしなければならない。そして、そのデータを付け合わせる。それが20超のサイト分が発生する。

マーケットエンタープライズのマーケティング室・齊藤数馬氏
マーケティング室の齊藤数馬氏

CSVをマージする方法を長らく採用してきたため、「数字が合わないとか、おかしな数字が発生することはざら」(齊藤氏)。こうした状況が4年ほど続いたという。

こうした状況を打破するために、マーケットエンタープライズはASPから自社アフィリエイトへの移行といった思い切った決断を下す。これまでASPで築いたアフィリエイト会員とのネットワークを、新たにゼロから構築しなければならないといったデメリットもあった。

たが、今後、「レポーティング業務のデジタル化、業務の効率化は避けては通れない。運用業務の『デジタルによる可視化』は、事業拡大のためには必要不可欠だった」(金子氏)。

マーケットエンタープライズの金子良太マーケティング室長
金子良太マーケティング室長

マーケットエンタープライズのECサイト、在庫や受注管理システムなどは自社開発。こうした自社システムとAPIでつなぎ、デジタルマーケティングの施策を効率化できるシステムを探しているところで見つけたのが、パートナライズが提供する「Partnerizeパートナーマーケティングプラットフォーム」だった。

「Partnerizeパートナーマーケティングプラットフォーム」が公開しているAPIとマーケットエンタープライズの各種システを連携。各種サイトのデータを付け合わせるといった作業がなくなったのはもちろん、データのリアルタイム追跡、買い取りから販売データの可視化などが可能になった。

マーケットエンタープライズ 管理画面のイメージ
管理画面のイメージ①
マーケットエンタープライズ 管理画面のイメージ
管理画面のイメージ②

たとえば、買い取りから販売というフローが発生するビジネスモデルでは、一般的な販売よりも、「仕入れから販売までの期間が長い」(金子氏)。そのため、エクセルの付け合わせでは、買い取りから販売までのデータを追うことができなかった。

「Partnerizeパートナーマーケティングプラットフォーム」上でのデータ連携、柔軟なパラメータ設定により、「買い取りの集客→買い取り→審査→販売→配送」といった販売までの長い業務フローでも、買い取りから販売までを可視化、コンバージョンに直結したアフィリエイターのデータも追跡できるようになった。

自社アフィリエイトへの移行によって、アフィリエイターとの関係も変化した。金子氏はこう言う。

アフィリエイターに直接コンタクトし、関係性を構築できる。コミュニケーションを通じてアフィリエイターの質を上げることもできるし、自分たちでアフィリエイターの方々をコントロールできるようになった。それは買い取りの集客にも大きく影響している。

ASPではさまざまな作業が発生するため、1サイトごとにアフィリエイターへの報酬額を設定していた。自社アフィリエイトへの移行後、システム上で条件に応じた報酬額の設定が可能となり、商材の粗利を意識したプライシングも実現できるようになったという。

また、コスト削減にも成功。商材ごとの報酬額設定などによって運用費はASPを使っていたときよりも「削減できている」(金子氏)。登録アフィリエイターの母数は減ったものの、質の向上によって集客効果は維持。今後は直接アフィリエイターと接触していく機会を増やし、質の高い集客場所を確保していく方針を掲げる。

マーケットエンタープライズのマーケティングを担う斎藤氏と金子氏
マーケットエンタープライズのマーケティングを担う齊藤氏と金子氏

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

アウディ ジャパンがネット通販、純正パーツを販売

7 years 11ヶ月 ago

自動車メーカーのアウディ ジャパンは10月1日、純正アクセサリーを販売する公式オンラインショップ「Audi online Shop(アウディ オンラインショップ)」を開設した。

各モデルのインテリアやエクステリアなど約370品目を販売。カーマットなどは顧客の自宅に配送し、車両への取り付けが必要な商品は全国の正規ディーラーで受け渡す。

アウディ ジャパンは10月1日、純正アクセサリーを販売する公式オンラインショップ「Audi online Shop(アウディ オンラインショップ)」を開設
「Audi online Shop」では純正パーツを販売する

フロアマットやゲッコーフレグランス、リヤエンターテインメントモバイル、ドアエントリーライト、ライセンスプレート盗難防止用ロックボルトなど、取り付けが不要な商品は顧客の自宅や指定の受取場所に配送する。

エアロパーツ類やサイドバイザー、アルミホイールなど、車両への取り付けが必要なパーツは各販売店で受け渡す。

ユーザーがオンラインショップの会員登録時に、所有している車の車台番号を入力すると、オンラインショップで購入する商品と車両の適合確認が行われるという。そのため、車両とパーツの適合不良を防ぐことができる。

アウディはオンラインショップの品質についても、車作りと同様に先進的で高い品質を追い求めるとしている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

DMからWebページへのアクセス方法は「QRコード」が増加、20~30代女性の利用が最多

7 years 11ヶ月 ago

トッパン・フォームズが実施したダイレクトメール(DM)に関する消費者調査によると、DMを見てからWEBページにアクセスする際の経路として「QRコード」が最も多かった。

調査対象は「20歳以上で、届いたDMを3割以上開封し、メールマガジンに登録している」という条件を満たした消費者に限定しているものの、過去の調査との比較で「QRコード」の利用が増えているという。

20歳以上の男女3000人に「DMに記載されたホームページ(Webページ)へアクセスする際、どの方法が最も利用しやすいか?」と質問した。

選択肢は「QRコード」「検索窓(検索サイトからのキーワード入力)」「URLの表記」「その他」「DMからホームページ(Webページ)にアクセスすることはない」の5つ。

その結果、「QRコード」が42.1%で最も多く、次いで「検索窓」(22.7%)、「URLの表記」(20.7%)、「その他」(0.1%)だった。

「DMからホームページにアクセスすることはない」は14.5%。

「QRコード」を選んだ回答者の割合は、2014年度は19.5%、2016年度は31.5%だった。

2016年度までは「検索窓」が最多だったが、今回の調査で「QRコード」が逆転した。

性別・年代別で見ると、女性は「QRコード」と回答した割合が男性よりも7.3ポイント高い。特に20~30代の女性は6割以上が「QRコード」を選んでいる。

トッパン・フォームズが実施したダイレクトメール(DM)に関する消費者調査
「DMに記載されたホームページ(Webページ)へアクセスする際、どの方法が最も利用しやすいか?」と質問

トッパン・フォームズは「QRコード」の利用状況の見通しについて、次のように指摘している。

「QRコード」は、近年のスマートフォンの普及と相まって、今後もその割合が増えていくと予想されます。

受け取り手の年齢や性別、商品・サービスの購入履歴などに基づいて、個々人に最適な情報が載っているDM(パーソナライズDM)について、どのように思うか聞いた。

「自分にメリットのある情報をもらえるなら構わない、好ましい」と回答したのは43.2%。男性40代の56.3%は「構わない、好ましい」と考えている。

トッパン・フォームズが実施したダイレクトメール(DM)に関する消費者調査
パーソナライズDMについて質問

調査概要

  • 調査手法:株式会社クロス・マーケティングによるWebアンケート方式で実施
  • 対象者:全国の20歳以上の男女で、届いたDMを3割以上開封し、メールマガジンに登録している人  
  • 有効回答数:3000人(20代、30代、40代、50代、60代以上の各性年代300名)
  • 実施時期:2018年3月27日~3月28日

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

KDDIグループの「Wowma!」がチャージバック補償を強化、全店に不正利用リスク保険を導入

7 years 11ヶ月 ago

KDDIコマースフォワードは10月1日、総合ショッピングモール「Wowma!(ワウマ)」の全店舗を対象に、クレジットカードの不正利用によるチャージバックの損害を一定額まで補償する無料の保険を導入した。より手厚い補償を希望する店舗には有償の保険も提供する。

新たに導入した保険は「不正利用リスク保険」。クレジットカードの不正利用でチャージバックが発生し、出店者が売上高について損害を被った場合、一定額まで補償する。

補償の上乗せを希望する店舗には、有償の保険「不正利用リスク保険[安心パック]」を提供する。

KDDIコマースフォワードは総合ショッピングモール「Wowma!(ワウマ)」の全店舗を対象に、クレジットカードの不正利用によるチャージバックの損害を一定額まで補償する無料の保険を導入
「不正利用リスク保険」は全店舗が対象

従来は、保険を希望する店舗に限定し、有償で保険を提供していた。

チャージバックとは、クレジットカード会員が不正利用などを理由に決済に同意しない場合、クレジットカード会社がカード加盟店(店舗)に対して売り上げを取り消すこと。店舗は代金をカード会社に返金し、商品も返ってこないため損害が発生する。

全店舗に導入する「不正利用リスク保険」の保険金額は1か月あたり10万円。「不正利用リスク保険[安心パック]」は100万円。

なお、「不正利用リスク保険[安心パック]」の月額保険料は売上金額の0.37%を徴収する。

「不正利用リスク保険」と「不正利用リスク保険[安心パック]」の違い
「不正利用リスク保険」と「不正利用リスク保険[安心パック]」の違い

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ビームス、中川政七商店、ゴルフパートナーら登壇のECイベント【10/26開催】

7 years 11ヶ月 ago

ecbeingとソフトクリエイトは、ビームス、中川政七商店、日本郵便、ゴルフパートナーといった注目の通販・EC実施企業が登壇する全10講演のセミナーイベント「第2回 eコマース&セキュリティ展」を10月26日(金)に東京都内で開催する。

場所は東京・中央区のコングレスクエア日本橋。入場料は無料(事前登録が必要)。

▼ビームス、中川政七商店、日本郵便、ゴルフパートナーら登壇のECイベント

「eコマース&セキュリティ展」は、拡大するネット通販業界において成長を続ける企業などが攻めの戦略などを披露する一方、増加の一途を辿るサイバー攻撃を踏まえてセキュリティ対策についても啓発していくためのイベント。2018年で2回目の開催となる。

ecbeingとソフトクリエイトは、ビームス、中川政七商店、日本郵便、ゴルフパートナーといった注目の通販・EC実施企業が登壇する全10講演のセミナーイベント「第2回 eコマース&セキュリティ展」を開催
ビームス、中川政七商店、日本郵便、ゴルフパートナなどが登壇する

「基調講演」「eコマースセッション」「セキュリティセッション」の3トラック制で、ネット通販の戦略、セキュリティ対策などをテーマにした全10講演を用意している。

全トラック共通の「特別講演」には、演出家の宮本亜門氏が登壇。「亜門流仕事術」と題して、ミュニケーションやリーダーとしての在り方、仕事との向き合い方、生きることの素晴らしさなど、前向きな一歩を踏み出すための亜門流仕事術を伝えるとしている。

【基調講演】

  • 「在庫数日本一!買取から販売までをECで実現ゴルフパートナーが描く今後のEC戦略とは?」
    株式会社ゴルフパートナー 三原繁晃氏(執行役員 システム・EC本部長 兼 システムサービス部長)
  • 「経産省サイバーセキュリティ経営ガイドライン解説」
    S&J株式会社 三輪信雄氏(代表取締役社長)
  • 「徹底議論、これからのオムニチャネル戦略とは?」
    株式会社ビームス 矢嶋正明氏(開発事業本部 EC統括部 部長)
    株式会社中川政七商店 緒方恵氏(取締役 兼 コミュニケーション本部 本部長)

【eコマース トラック】

  • 「大手ファッションECが流入を増やすコンテンツ改善方法とは」
    株式会社エートゥジェイ 飯澤満育氏(代表取締役社長)
  • 「ecbeingの考える次代のeコマース」
    株式会社ecbeing 林雅也氏(代表取締役社長)
    M&S Consulting 代表 児玉直樹氏
  • 「日本郵便における通販事業のデジタルシフト 日本郵便 新EC戦略について」
    日本郵便株式会社 川島理氏(物販ビジネス部 兼 デジタルビジネス戦略部 課長)

【セキュリティ トラック】

  • 「セキュリティインシデント対応の現場から ~よくある被害事例とその対策」
    トレンドマイクロ株式会社 田中啓介氏(セキュリティエキスパート本部 ソリューションSE部 サイバー攻撃レスポンスチーム)
  • 「サポート終了に間に合わせる! デジタル変革を支えるMicrosoft Azureの今」
    日本マイクロソフト株式会社 牧田智典氏(カスタマーサービス&サポート本部 パートナーサービス サービスデリバリーマネージャー)
  • 「情シスHERO's~セキュリティ運用事例トークセッション」
    株式会社ソフトクリエイト 引間賢太氏(執行役員 技術本部長)

開催概要

  • イベント名:第2回 eコマース&セキュリティ展
  • 日時:10月26日(金)13:00~18:30(懇親会あり)
  • 会場:コングレスクエア日本橋(東京都中央区日本橋1-3-13)
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 主催:ecbeing、ソフトクリエイト
  • 詳細と申し込み:https://event.softcreate-holdings.co.jp/smr/default.aspx

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

NYにオープンした「Amazon 4-Star」はネットの接客をリアルに反映した店【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

7 years 11ヶ月 ago

「Amazon 4-Star」は高評価商品や最も「ほしい物リスト」に入れられた商品などが陳列されたショップです。どうせネットで評価を見るのなら最初から見せてしまおうということでしょうか。

接客レベルはすでに実店舗よりネットが上?

【アマゾン】、4ツ星以上の高評価商品を揃えたキャッシュレスなアマゾン4スター開店! | 激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/52061532.html

まとめると、

  • ニューヨークにオープンした「アマゾン4スター(Amazon 4-Star)」は5つ星評価で星4つ以上の評価を受けた商品を中心にそろえたお店
  • 商品棚にはカスタマーレビューも表示
  • 高評価の商品以外にも最も「ほしい物リスト」に入れられた商品や「ニューヨークシティ・トレンド商品」「よく一緒に購入される商品」が販売されている
ニューヨーク・ソーホー地区にオープンした「アマゾン4スター(Amazon 4-Star)」
The Amazon blogより編集部でキャプチャ

アマゾンのリアル書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」にもあるように、商品棚にはカスタマーレビューも記される。高評価の商品以外でもベストセラーや人気急上昇中の新商品などを扱い「最もほしい物リストに入れられた商品(Most-Wished-For)」、ニューヨーク市内からの注文が頻繁な「ニューヨークシティ・トレンド商品(Trending Around NYC)」「よく一緒に購入される商品(Frequently Bought Together)」などネット通販ならではのカテゴリー分けもされている。

これはネットで上手くいっていることをリアル店舗に反映させているということですよね。つまり、接客レベルはネットの方が高いという判断。「Amazonだから……」と思いがちですが、よくよく考えてみると実店舗が優れているところが見つからないかも?

テクニックに走っているうちは売上はついてきません

自社ECの「竹虎」が有名店になった裏側――「竹虎」が実践してきたこと&レジェンド岸本社長との出会い | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5780

まとめると、

  • 竹虎の山岸社長が心掛けているのは「シンプルなサイト作り」「尊敬する人などに勧められたものは使ってみる」「情報発信」の3つ
  • スマホサイトはPCサイトよりさらにシンプルに作られており、迷ったらすぐに電話ができるようになっている
  • フリーダイヤルにしないのは「お金を負担してでも、実際に手に取ってみてわかるような情報がほしいと思う人に電話をかけてきてほしいから」

「竹虎」で扱っている虎斑竹製品は、高品質に見合った価格帯の製品が少なくない。たとえば、虎竹ペンは10万円(税別)、45万円(税別)もする虎竹テーブルなどもある。高価格帯になればなるほど、製品の細かいところまで気になるのがユーザーの買い物心理。スマホでアクセスしてきたユーザーが手軽に問い合わせできるようにしているのだ。

フリーダイヤルにしない理由はここにもありますよね。単価が高ければ悩む=聞きたくなりますし、通話料を払ってもそんなに負担には感じません。自社で負担するのがもったいないというコスト意識を持ってしまうとこうはなりません。電話をしてくるユーザーのモチベーションを考えて判断しないといけないですね。

ログインの手間を軽減する以外にもメリットはたくさんあります

EC会員情報とLINEアカウントのID連携で何ができる? 検討前に知っておくべきメリット&実例 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5680

まとめると、

  • LINEログインを導入すると「インセンティブなしで友だちが自然に増える」「ブロックされにくくなる」「ID連携率が上がる」という効果が期待できる
  • 実店舗ではLINEログインを活用したポイントカード・会員カードの発行にも活用できる
  • LINEで問い合わせを受けたときに会員IDと連携していれば、本人確認フローを省略できる

LINEの企業アカウントの友だち数のうち、自社サイトの「会員ID」と「LINEのID」がひも付いている割合がID連携率と呼ばれています。このIDのひも付け、つまりID連携はLINEログインで行えます。

なぜ、ID連携率を上げることがLINEアカウント運用のメリットになるのか。それは、ID連携によってユーザーの会員情報を活用したセグメントメッセージが配信可能だからです。1人ひとりにパーソナライズされたメッセージ配信によって、効果を最大限に高めることができます。

ソーシャルログインが普及してくると、自社ショップでの独自会員サービスは面倒と感じるユーザーが増えてきますよね。この流れには逆らえないので、ID連携で自社に上手く取り込む方が良さそうです。連携後にセグメント配信できるのはかなりのメリットです。

EC全般

福山通運、日曜日の配達取りやめへ 「若い人が運送業界を好まず、ドライバー不足が深刻」 | キャリコネニュース
https://news.careerconnection.jp/?p=59881

「以前から『日曜日に休みたい』という声が上がっていました」。そりゃそうでしょうよ……。

GoogleがShoppable Image Ads(購入画像広告)をアナウンス | アナグラム株式会
https://anagrams.jp/blog/google-shoppable-image-ads/

「ホリデーシーズンに向けて慌ただしく機能が実装される可能性もある」。これはチャンスでもありますよね。

楽天市場の商品画像ガイドラインのチェックが可能に!RMSで画像判定ツールの使い方を紹介! | 売れる!ネットショップの教科書
https://urerunet.shop/1billionyen/choka180921

2018年9月13日からRMSに搭載されているとのこと。

「美容師の○○さんが推薦します!」は有り? 無し? ヘアケア化粧品の広告表現に関する注意点 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5787

こういったのも判定ツールが欲しいものです。AIを使えばできそうな気がしますが……。

クックパッド、レシピ検索動向から北海道胆振東部地震における調理ニーズを分析 〜検索頻度が上昇したキーワードは「ご飯」「パン」などの主食、非常時にあると役立つのは「小麦粉」をはじめとした粉物〜 | クックパッド株式会社
https://info.cookpad.com/pr/news/press_2018_0919_1

これは興味深いデータ。災害グッズを扱っているショップはメルマガで発信してもいいいですね。

Shopifyで構築した国内向けECサイト事例:2018年10月版 | Web担当者のための見積ガイド
https://www.webtanguide.jp/column/shopify-case-study/

越境EC専門というイメージのあるShopifyですが、国内向けも構築できます。

LIXIL、荷物受け取りや集荷依頼ができる「スマート宅配ポスト」 | CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35126132/

据置仕様で18万円ほど。手が届かない人が多いのでは?

「月刊ネット販売調べ」2017年度のネット販売市場規模 上位300社で4兆556億円 | 通販新聞
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2018/09/20173004556.html

上位3社はAmazon、ヨドバシカメラ、スタートトゥデイの順。

EC全般

今のメディアが陥っているピットフォールは「読者の共感を得ること」を目的としていることだと思います。
「わかるわかる」を共有できる読者や視聴者だけに向けている、でも、そうやって「親しみ」や「なじみ」に依拠してコミュニケーションを構築しようとする限り、そのような表現を受け容れるマーケットはひたすら狭隘なものになるしかありません。
コミュニケーションを基礎づけ、それを広げてゆくのは「敬意」です。「身内の親しみ」ではありません。

ある編集者への手紙 | 内田樹の研究室
http://blog.tatsuru.com/2018/09/26_1733.html

竹虎さんがフリーダイヤルを導入していない理由もこれに近いですよね。

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

スタートトゥデイ、「株式会社ZOZO」に社名を変更

7 years 11ヶ月 ago

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは10月1日、社名を「株式会社ZOZO」に変更した。

グループ会社でシステム開発やデザインを行うスタートトゥデイテクノロジーズは「株式会社ZOZOテクノロジーズ」に、古着の買取販売を手がけるクラウンジュエルも「株式会社ZOZOUSED」に社名変更した。

「ZOZO」という単語は、新しい価値を生み出す「想像(Imagination)」と「創造(Creation)」の行き交いを表現しているという。

「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは社名を「株式会社ZOZO」に変更
「株式会社ZOZO」のロゴ)

企業のロゴはプライベートブランド「ZOZO」のロゴを採用。◯△□の図形は色も形も異なるが面積はすべて同じ。「人はそれぞれ、色もかたちも、得意なことも苦手なことも違うけれど、嬉しかったり、怒ったり、哀しかったり、楽しかったりするのは皆同じ」といった意味を込めた。

スタートトゥデイの2018年3月期における商品取扱高は、前期比27.6%増の2705億4300万円だった。期初計画に対する達成率は100.2%。出店ショップ数と購入者数は2桁成長が続いている。

2018年に設立20年を迎え、採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT」で計測した体型データを活用したプライベートブランド「ZOZO」を展開。デニムやTシャツ、スーツなどを販売している。プライベートブランドの売上高計画は2019年3月期が200億円、2020年3月期は800億円、2021年3月期は2000億円に設定している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

「不満はイノベーションの種」――お客の“ダメ出し”から生まれたヒット商品秘話 | 通販新聞ダイジェスト

7 years 11ヶ月 ago

消費者目線の商品開発を行う上で、欠かすことができない材料となるのが企業に寄せられる顧客からの声だ。中には既存のサービス・商品に対する厳しい指摘や不満といったネガティブな意見も多いだろう。しかし、そうした声を正しく消化することで、人気商品の開発ヒントにつなげることができた事例もある。通販企業にとってはサイトやSNS、アプリ、電話など様々なチャネルを通じて顧客と密接なコミュニケーションが取れる時代となっている。顧客の不満と正しく向き合う各社の手法を探った。

「シンプル家電」誕生のきっかけ

インテリアや雑貨、家電などのネット販売を手がけるジェネレーションパスでは、昨年1月にPB商品ブランド「Simplus(シンプラス)」シリーズを立ち上げ、第1弾商品としてハイビジョン液晶テレビなどを販売している。

ジェネレーションパスは、2017年1月にPB商品ブランド「Simplus(シンプラス)」シリーズを立ち上げた
2017年1月に立ち上げたPB商品ブランド「Simplus(シンプラス)」シリーズ

元々同社ではメーカーから商品を仕入れて、大手仮想モールの各店舗で販売している。PB家電を開始したのは、近年はメーカーだけでなく大手量販店などでもPB開発が盛んになっているという背景もあったが、同社の場合はそのほかにも顧客からの声が大きく影響していたという。「以前に『そもそも何に使うのか分からない機能がテレビにたくさんついている』という顧客からの電話を受けた。であれば、機能を絞ったシンプルなテレビを自前で作ろうと考えるようになった」(岡本洋明社長)と振り返る。

単身者向けを意識して、液晶テレビをはじめ小型冷蔵庫や洗濯機など機能を絞った内容で次々と開発。結果的にPBシリーズの売上高は初年度で2億円を超え、今期も増収を計画するなど、新たな収益事業として確立することができた。

一般的にクレームや問い合わせの受け皿として、メールのほかサイト内で専用フォーマットを設けて受け付けるという形が多いが、同社の場合、対象商材やその内容によってはテキスト入力では相手の不満を十分に把握しきれない可能性があると考えている。そのため、自社内のスタッフで構成した電話応対のオペレーション部隊を組織。100億円超の売上高を持ち、複数のサイトを運営する同社にとって、電話での対応工数はかなりの規模になっているものの、この組織だけは今後も外注化せずに自社で運営することを考えている。対応を外注化することでマニュアル回答に頼らざるを得なくなり、積極的な応対ができなくなることが理由にあるようだ。

「クレームの内、何かのヒントになるのは数%。実際に商品化できたケースで言えばさらにその数%かもしれない。しかし、それを見つける作業はカスタマーセンターのモチベーションアップにもつながる」(同)と説明。課題を見つけるためにクレーム対応の中身も自然と顧客目線で解決を図っていく姿勢になるという。なお、問い合わせなどは50代以上のケースが多く、新規の顧客ほどその割合が高くなるようだ。

同社の場合、PB化する商品ジャンルは限定しており、PB化の予定がないジャンルの商品へのクレームに対しては仕入れ先のメーカーとも共有して、その後のメーカー側の商品改良につながるようフォローしている。

今後についてはPBの新たな商品として、コンパクトサイズの折りたたみ自転車を今年度中に発売する予定。同商品についても昨今の住宅事情に合わせて、都市部のマンションで通常サイズの自転車の置き場が限られていることなどに対する不満の声を受けて開発が始まったものだ。引き続き、顧客が抱える不満や問題点から新たなヒントをつかんでいく考え。

「ださい」の声からジーンズを改良

ユニクロでは顧客の声によって改良された商品をコーポレートサイト内の「ユニクロアップデート」というページで紹介している。

同ページで紹介された商品の一例として、「EZYデニム」がある。同商品はストレスフリーな履き心地を実現するため、ウエスト部分にリブ(伸縮性のあるゴム編み)を採用している。以前は、一目ではっきりと分かる“ゴム状”になっていたため、顧客からは「トップスをインすると、背中リブがださめ……おしい」(40代・女性)といった厳しい意見も受けていた。

ユニクロでは顧客の声によって改良された商品をコーポレートサイト内の「ユニクロアップデート」というページで紹介している
「ユニクロアップデート」というページで紹介された「EZYデニム」

そこで、今年の秋冬商品からリブをウエストの内側部分のみにして、外から見える部分はデニム状に変更。見た目のデザインを大きく修正することで、再評価を得たという。

近年、同社では顧客からの意見は実店舗での接客を通じて集めたものだけでなく、ECでの商品レビューに寄せられた内容も大きく参考にしている。「ECは顧客からのフィードバックを直接得られる場所。いかに顧客の要望を集めていくか。今は商品レビューを集める活動に力を入れている」(グローバルデジタルコマース部の松山真哉部長)と説明。ECでの商品レビューを起点とした商品開発が今後の重要テーマになっているようだ。

ユニクロアップデートについては、毎月のペースで更新しており、改良した商品の情報を一覧で掲載。「当社はベーシックな商品を毎年より良くしていく業態なので、顧客のフィードバックを反映してその成果を提示することは非常に向いている」(同)とした。

今年からはAIを通じて顧客とコミュニケーションが図れるチャット接客機能をアプリに導入しており、これまで以上にオンライン上で顧客の声を集めやすい環境ができているようだ。

◇◇◇

クレーム対応は一言でいえば面倒な作業であり、誰もが避けたいところ。よく「クレームは企業にとって宝の山」と言われることもあるが、実際の現場での話を聞くと宝の山とは言い難く、言いがかりに近い悪質なクレームの方が圧倒的多数を占める印象。

しかしながら、「物言う」消費者はどこにでもいる。納得いかない商品やサービスを受けた消費者ほどそうした時の口は軽くなりがちだ。今はSNSもあり、企業が気づかぬ間に自社のサービスや商品の悪評が広がってしまうということも十分にあり得る。

そうした事態に陥らぬように、顧客の本音や不満を拾うことができる受け皿を企業側が自前であらかじめ用意しておくことがまず必要だ。当然そこには、集めた声を放置せずに分析して検証する作業も一体となる。厳しい批判の声も一転、自社の成長の糧へと昇華できるような柔軟な対応力を身に付けたい。

不満は“イノベーションの種”「不便の解消」に価値を見出す【専門家に聞くInsight Techの伊藤友博社長】

Insight Tech(インサイトテック)では、消費者が日常で使っているサービスや商品などについて感じた「不満」投稿を受け付けており、現在、40万人近くの会員から920万件の不満データを集めている。不満内容は業種・サービス別などにテキストベースで受けており、同社ではAIを使ってそれらの内容を解析して分類。消費者の不満の声を企業のサービス改善や商品開発などにつなげていく支援事業を展開している。企業にとって不満と向き合うためのポイントやその重要性について、伊藤友博社長(=写真)に話を聞いた。

Insight Techの伊藤友博社長
Insight Techの伊藤友博社長

――通販企業に寄せられる不満の声としては。

「これまではサイトが使いづらい、分かりづらい、本当に信用が持てるかといった声があった。今はトレンドであったり、自分を理解してそれにきちんと応えてくれるかといった不満が離反につながっていると思う。通販に対する期待値はかなり上がっているが、そこに差別化のヒントがある」

――不満対応に当たってのポイントは。

「全ての不満を解決することは現実的には難しいので、例えば通販に対する顧客の期待が10あるとすれば、その内、どの部分を自分たちが対応できるのか、選択と集中を上手く行う作業が必要。その上で、『当社ではこういった不満の声にこのような形で改善しました』と、フィードバックを公開することが望ましい。それにより顧客の声に応えているという姿勢が伝わる。(通販は)リアルに売り場がないので、顧客とのエンゲージメントの観点からも情報の非対称性をいかに解消していくかが重要となる。

また、最近は商品開発自体に顧客の声を反映した手法が目立っている。以前は読者モデルやタレントといったイノベーターを立てて行う手法が多かったが、今後は徐々に生活者の目線で商品を作っていく時代になるだろう。ただ単に『新商品が出ました』ではなく、プロダクトの面から顧客を巻き込んでいくことが、顧客との新しいエンゲージメントの形となり、不満対応に関連する部分も出てくると思う」

――企業にとって不満の声を分析する作業は非常に手間で、大きな負担となる。

「これまではその作業を人力でやっていたことがボトルネックだった。当社のように文章を解析するAIを入れることで新しい意見の塊をある程度スピーディーに見つけることができるようになっている。今では自社で独自に集めた膨大な顧客の声(データ)を解析してほしいといったクライアントが増えている」

――これまで手がけた企業事例としては。

「例えばフランスベッドさんとの話で、家具調ベッドに関する不満を集めたことがあった。当初は『価格が高い』『場所をとる』といった不満を想定していたが、実際にはそういった声に加えて『関節照明でおしゃれにしてほしい』『タブレットが置けるしつらえが欲しい』など就寝空間の演出に関わる不満が見えてきた。そこでその声を商品開発に反映させたベッドを発売した結果、従来の同価格帯のベッドと比べて4倍のペースで売れるという成果が得られた」

――企業にとって、顧客からの不満の声とはどのような存在と言えるのか。

「今どきの言い方をするのであれば“イノベーションの種”だと思う。“種”なので、見過ごそうと思えば見過ごせるし、また、気づかないでいようとすることもできる。実際にそこまで大きな問題となるような不満内容もそう多くはないだろう。しかし、実はそれを見過ごすことによって次の時代のビジネスチャンスや次の事業成長の可能性の芽を摘んでしまっている恐れがある。いかにして不満の中から種を見つけて、芽として育てて花を咲かせられるか。そこに競争優位のヒントがあるのではないだろうか。

おそらく、商品スペック(で選ばれる)時代はもう終わっていて、今はどのような価値を提供できるかで決まってくる。『この不便をいかにして解消できるのか』というような形のマーケティングが求められている時代だと思う」

通販新聞

CPO7割減、購入数5倍を実現したエーザイの通販施策とは

7 years 11ヶ月 ago

エーザイはこのほど、通販限定商品「美チョコラ コラーゲン青汁」のSNS広告の戦略と運用を見直し、ランディングページ(LP)の刷新に取り組んだ結果、お試しセットの注文獲得単価(CPO)を70%削減できたほか、購入数が約5.6倍に拡大した。

エーザイのSNS広告戦略を支援したアライドアーキテクツが9月28日に事例を公開した。

新規顧客獲得のためにSNS広告を強化

エーザイは2018年4月、「美チョコラ コラーゲン青汁」で新規顧客獲得に注力する方針を決定。従来はテレビCMやディスプレイ広告などを活用してきたが、それまでリーチしきれていなかった30~40代女性に商品の魅力を訴求するには、SNS広告が最適だと判断した。

SNS広告の検討を進める中、ディスプレイ広告からの誘導先のLPは広告色が強く、SNS広告で獲得した見込み客を取りこぼしてしまう可能性があることが、課題として浮き彫りになったという。

そこで2018年7月、SNS広告の戦略設計・運用とLPのデザイン刷新に着手した。

LPと広告クリエイティブを刷新

SNS広告の戦略設計を担当したアライドアーキテクツは、まずはLPのデザインや構成を刷新。「Instagramのユーザー投稿風」のデザインに変え、「美チョコラ コラーゲン青汁」の特徴である"みずみずしいおいしさ"を表現したほか、"飲み合わせ""飲むタイミング”といった生活者視点を盛り込んだという。

SNS広告のテキストやクリエイティブは、商品の訴求方法やデザイン方針などを細かく分析・設計して決定した。

Facebook、Twitter、Instagramで広告を配信した結果、CPOは従来比70%削減、コンバージョン数は約5.6倍に増えたという。

LPのデザインや構成を刷新
エーザイの施策内容と成果

アライドアーキテクツは、SNS広告の効果改善に成功した理由を次のように説明している。

ユーザーのタイムライン上に表示されるというSNS広告ならではの特性をしっかりと理解した上で戦略を立案し、広告クリエイティブとその流入先であるLPの制作・デザインを一気通貫で行いました。その結果、SNSユーザーに違和感を与えることなく商品の魅力や特長を訴求できたため、「おためしセット」のCPA低下に繋がり、サイト全体において大きな成果を生み出すことができました

エーザイの佐藤友昭氏(コンシューマーhhc事業部 LTパートナー部 LTP推進室)は次のようにコメントしている。

「美チョコラ コラーゲン青汁」の新規顧客の獲得を強化するにあたり、従来の顧客層のみならず「手軽に飲めて、美容成分も手に入る」という商品の特長をしっかりと訴求し、まだ商品を手に取ったことがない女性にも飲んでいただきたい、という思いがありました。そこで、ターゲット層である30代・40代の女性が活発に利用するSNSを活用したプロモーションを決めたのですが、これまでオンライン広告で活用してきたLPではSNSユーザーに受け入れられにくいのではと懸念していました。

そうした中、アライドアーキテクツ社様がSNS広告の専門チームを持ち、特に飲料商品のSNSプロモーションで豊富な実績を持つことを知り、相談を持ち掛けました。

同商品のSNS広告では、ターゲットのフィード(タイムライン)に馴染むよう、例えば商品をドリンクボトルに入れて屋外で持ち歩く動画など、季節性や生活シーンを意識したクリエイティブを採用しました。これにより広告を見ていただいた生活者の方に商品の消費シーンをリアルに感じていただけたことが、新規顧客獲得数の拡大という成果に結びついたと思っています。

今回の成果を受けて、エーザイでは「美チョコラ コラーゲン青汁」を販売強化商材にすることを社内で決定しました。今後もSNS広告を活用した商品の認知獲得や、「おためしセット」からの引上げ向上施策も検討していこうと思っています。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

EC売上高120億円めざす西松屋、関西に2拠点目のEC専門物流センター

7 years 11ヶ月 ago

子供服・ベビー用品の西松屋チェーンは9月26日、ネット通販事業を強化するため、主に西日本地域をカバーするEC専用配送センター「ネット西日本センター」を兵庫県姫路市内に開設すると発表した。2018年11月に稼働する。

西松屋チェーンは2016年12月、同社初のEC専用配送センター「ネット東日本センター」を茨城県常総市内に開設。主に東日本地域で配送日数の短縮や、複数の商品の一括配送などを実現した。

「ネット西日本センター」を開設することで、注文翌日に商品が到着する地域が拡大する。また、ECサイトの出店先を増やしていることを踏まえ、物流の効率化と合理化を図るとしている。

「ネット西日本センター」は「ネット東日本センター」と同様に、午前中の注文を当日中に発送するほか、顧客が同時に注文した商品の一括発送も可能。

西松屋のEC売上高は2016年2月期が約18億円、2017年2月期は約26億円、2018年2月期が約33億円と拡大を続けている。

2023年2月期にインターネット販売売上高(EC売上高)を120億円とする中期目標を設定した。

ECサイトは楽天市場、Amazon、Wowma!、SHOPLISTなどに出店。Wowma!を「公式オンラインストア」と位置付けている。

西松屋の2023年2月期を最終年度とする中期目標
2023年2月期を最終年度とする中期目標(画像は第62期報告書からキャプチャ)

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

環境省が宅配再配達の削減に向けた実証事業、オープン型宅配ボックスによる受け取り方の多様化めざす

8 years ago

環境省は9月25日、宅配便の再配達削減を目的とした実証実験を、山形県や京都府の自治体と共同で開始した。

不特定多数の消費者が利用できる「オープン型宅配ボックス」を山形市内や宇治市内のスーパー、大学、公共施設などに合計約30台設置。宅配荷物の多様な受け取り方を推進し、再配達の削減効果を検証する。

実証期間は2018年9月25日から2019年2月下旬まで。

環境省は宅配便の再配達削減を目的とした実証実験を、山形県や京都府の自治体と共同で開始
山形市は「はこぽす」、宇治市は「PUDO」を設置する(「COOL CHOICE」のサイトから編集部が画像をキャプチャ)

今後、宅配ボックスの利用者へのアンケートや、設置場所の提供者に対するヒアリングなどを行う。

その上で、再配達削減に効果的な宅配ボックスの設置方法に関する情報や知見を整理し、地方におけるオープン型宅配ボックスの普及を促進するためのガイドラインを策定するとしている。

環境省によると、首都圏を中心にオープン型宅配ボックスの設置が進んでいるものの、地方部においては知見の蓄積が少ないことから実証事業を実施した。

政府は2020年に再配達率13%めざす

政府は配送業界の人手不足や、配送トラックの二酸化炭素排出量の増加といった課題を解決するため、宅配ボックスの普及を推進している。

国土交通省の総合物流施策推進会議が2018年1月にまとめた「総合物流施策推進プログラム」では、宅配便の再配達率を2020年度に13%程度まで削減する目標を設定している。

国交省が実施している宅配便再配達率の定点調査によると、2018年4月度の再配達率は15.0%だった。

国土交通省が実施した2018年4月度の宅配便再配達率調査
2018年4月度の宅配便再配達率調査(都市部:東京23区で人口密度が高く単身世帯の占める割合が高い区、都市部近郊:東京都郊外の市町村で世帯人口が多いところ、地方:人口の少ない都道府県の市町村で人口密度が低く世帯人口が多いところ)

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

「SHOPLIST」のクルーズがRIZAPグループのECプラットフォームを構築・提供へ

8 years ago

ファッションECサイト「SHOPLIST」を運営するクルーズの100%子会社で、ECシステム開発などを手がけるCROOZ EC Partnersは9月26日、RIZAPグループ傘下の夢展望に対してECプラットフォームを提供すると発表した。

オムニチャネル戦略にも対応したECプラットフォームを構想しているという。

RIZAPグループ傘下のジーンズメイトや三鈴なども、ECプラットフォームを共同利用する予定。RIZAPグループが進めるECプラットフォームプロジェクトを、CROOZ EC Partnersが担う。

RIZAPグループが進めるECプラットフォームプロジェクト
RIZAPグループが進めるECプラットフォームプロジェクト(夢展望の決算説明会資料からキャプチャ)

CROOZ EC Partnersによると、「SHOPLIST.com by CROOZ」の運営やECサイト構築における実績が評価されて業務委託契約の締結に至った。

夢展望は要件定義に関する契約をCROOZ EC Partnersと締結したことに伴い、ソフトウエアを1億円で取得するとしている。

夢展望の2018年3月期の売上高は50億7500万円、当期利益は5億3900万円だった。

CROOZ EC Partnersは「SHOPLIST」の運営で培ったノウハウを活用し、ECサイトのシステム構築、運用受託、フルフィルメント支援などを手がけている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

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渡部 和章

働き方改革で「業務に支障が出る」47%/Amazonの5つの弱点とは?【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

8 years ago

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    2018/9/21
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    シャンプー、コンディショナーなど「ヘアケア化粧品」の広告表現について(連載第42回)

    2018/9/25

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    ラストワンマイルの課題を地域住民による宅配で解決するネスレ日本と佐川急便の施策

    8 years ago

    ネスレ日本は10月1日から、佐川急便と共同で新たな宅配サービスを開始する。定期通販の商品を各地の一時保管拠点にストックし、拠点からエンドユーザーの自宅までの配送を地域住民などが担う。

    宅配業界の人手不足が深刻化するなか、配送のラストワンマイルを独自の宅配網でカバーし、EC事業の拡大をめざす。

    ネスレと佐川急便が開始する宅配サービスは「MACHI ECO便」。「ECO HUB(エコハブ)」と呼ばれるストックポイントを各地に配置し、ラストワンマイルの配送を地域住民に委託する。ネスレ日本は「ECO HUB」の管理者に手数料を支払う。

    ネスレと佐川急便が開始する宅配サービスは「MACHI ECO便」
    ネスレと佐川急便が開始する宅配サービス「MACHI ECO便」の仕組み

    今後、「MACHI ECO便」への参加企業も募集。ファンケルやルピシアなど他社商品も「MACHI ECO便」の対象に加えるという。

    サービス対象地域は都内6区(港区・品川区・千代田区・中央区・新宿区・渋谷区)と、大阪府内の4区(北区・中央区・福島区・此花区)。対象地域は順次拡大する予定。また、都内には専用の宅配ロッカーも設置する。

    ネスレ日本の倉庫から「ECO HUB」までの輸送は佐川急便が手がける。

    定期通販の利用者が「MACHI ECO便」を利用する際は、「近所のECO HUBに商品を取りに行く」もしくは「近所のECO HUBから商品を配達してもらう」のいずれかを選択。「商品を取りに行く」を選択した場合、商品代金の割引が適用される。

    「MACHI ECO便」の説明動画

    「MACHI ECO便」利用手順

    1. 専用ウェブサイト(https://machieco.jp/machiecobin)にアクセス
    2. さまざまな商品を組み合わせて、自分だけの定期便を作る
    3. 配送方法、希望の「ECO HUB」を選択
    4. 商品を受け取る

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ファーストリテイリング、情報製造小売業の実現加速に向けてGoogleとの協業を強化

    8 years ago

    ファストファッション「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは9月19日、Google傘下のGoogle Cloudとの協業を強化すると発表した。

    2017年3月に開始した「有明プロジェクト」の一環で、情報製造小売業の実現に向け、全社的なデジタル活用を推進する。

    ファーストリテイリングは、情報製造小売業へと変革することを掲げた「有明プロジェクト」を進めている。顧客と店舗、本部、生産拠点、物流拠点などをITでつなぐことで、顧客を深く理解し、顧客が求めている商品だけを作り、最適な形で届ける仕組みをめざしている。

    Google Cloudとの協業はすでに進んでおり、世界最先端の機械学習や画像認識技術を使った、商品のトレンドや需要の予測などに取り組んでいるという。

    また、顧客の声や行動の情報、外部情報、実績データといった各種データを活用し、顧客が求めている商品だけを作る仕組みの構築も共同で進めている。

    ファーストリテイリングが進めている情報製造小売業の実現に向けたイメージ
    情報製造小売業に向けたビジネスイメージ(ファーストリテイリングの発表資料をキャプチャ)

    ファーストリテイリングは社内コミュニケーションツールとして「G Suite」を導入。店舗と本部、生産・物流拠点の全社員が同じ情報をもとに、連動して働ける環境作りに取り組む。

    今後、Google Cloudとの取り組みを含め、Googleとのグローバルな協業を強化するとしている。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ネットプロテクションズ「NP後払い」がソフトバンク・ペイメント・サービスと業務提携

    8 years ago

    ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)とネットプロテクションズは業務提携し、 SBPSの「オンライン決済ASP」とネットプロテクションズの「NP後払い」を10月1日からシステム連携する。「NP後払い」が決済代行会社とシステム連携を行うのは今回が初めて。

    「オンライン決済ASP」を導入している加盟店は、「NP後払い」を簡単に利用できるようになり、1つの管理画面で後払いとその他決済を処理できるようになる。

    SBPSが提供する「オンライン決済ASP」は、 クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済など25の決済手段をまとめて利用できる決済代行サービス。決済機関との契約や、収納代金の入金管理までのすべてををSBPSが行う。

    ①商品などを購入 ②加盟店が決済処理 ③SBPSが決済処理 ④商品等を提供 ネットプロテクションズが請求書を発送 利用者がコンビニエンスストア、銀行、郵便局で代金を支払い(精算)
    SBPSが提供する「NP後払い」のメリット
    • 複数決済手段管理の一元化……管理画面をSBPSで一本化できるため、効率的な売上管理が可能
    • 継続課金に対応……都度払いだけでなく、定期購入にも対応可能(加盟店側の対応が必要)
    • システム連携が容易……加盟店の開発工数や運用工数を最小限に抑えた設計のため、決済手段を容易に追加できる

    SBPS営業本部の長田直樹氏は下記のように語った。

    特に物販の加盟店で、後払いのニーズが高いと感じてきた。また、すでに後払いを導入している店舗でも、後払いとその他の決済手段の管理ツールが別のため、処理が煩雑だという声があった。今回の連携により、弊社の管理画面でワンストップで提供でき、契約、決済、精算、入金管理など、すべての決済代行業務を提供できる。

    ネットプロテクションは実店舗決済「atone(アトネ)」も提供しており、実店舗で「atone」と連携した事業も検討中。

    ネットプロテクションズ セールスグループ マネージャー 中島康太郎氏(左)と、ソフトバンク・ペイメント・サービス 営業本部 営業3部 部長 長田直樹氏(右)
    ネットプロテクションズ セールスグループ マネージャー 中島康太郎氏(左)と、ソフトバンク・ペイメント・サービス 営業本部 営業3部 部長 長田直樹氏(右)
    uchiya-m
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