ネットショップ担当者フォーラム

TSI、ベイクルーズのEC責任者が語るアパレルECのこれから【10/12セミナー開催】

8 years 5ヶ月 ago

ワークスアプリケーションズは、「アパレルECのイマと未来を語る」をテーマに、TSIホールディングスとベイクルーズのEC責任者がパネルディスカッション形式で語り合うセミナーを10月12日に都内で開催する。

アパレルECは現在、オムニチャネルへの対応、外部ECモールとの関係性、フリマアプリの台頭など大きな変革の時代を迎えている。成功事例、未来への対応といったテーマで、アパレルECの取り組みを見ていく。

  • パネルディスカッション「アパレルECのイマと未来を語る」
    パネラー ベイクルーズ取締役 ICT統括 村田昭彦氏
    パネラー TSIホールディングス執行役員、TSI ECストラテジー 代表取締役社長 柏木又浩氏
    ファシリテーター ワークスアプリケーションズ 小嵜秀信氏
  • 最先端のアパレルECを支えるKARTEで実現する個客コミュニケーション統合
    プレイド Sales Director 坂部雅之氏

ワークスアプリケーションズは、「アパレルECのイマと未来を語る」をテーマに、TSIホールディングスとベイクルーズのEC責任者がパネルディスカッション形式で語り合うセミナーを10月12日に都内で開催

セミナーの開催概要

  • イベント名:Fashion EC Advanced Seminar
  • 日時:10月12日(木)16:00~18:00(開場15:30)
  • 会場:赤坂溜池タワー13F(東京都港区赤坂2丁目17番7号)
  • 参加費:無料
  • 主催:ワークスアプリケーションズ
  • 詳細はhttps://www.worksap.co.jp/events/171012/

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

「急ぎません。便」が好評。「急がず・まとめて・取りに行く」が配送のトレンドに。【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

8 years 5ヶ月 ago

すぐに届けて欲しいものもありますが、そうじゃないものも多いですよね。受け取りのために自宅にずっといることもできませんから、「急がず・まとめて・取りに行く」というのは自然な流れ。速さだけではなく、ユーザーに選択肢を持ってもらうのが大切ですね。

世の中の流れをつかむとお客様の共感を得ることができます

「急ぎません。便」初日の利用率20% 「予想以上の反響」 | BuzzFeeD
https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/locondo-isogimasen

まとめ買いの顧客にポイント付与で再配件数を抑制、アスクルの「LOHACO」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4726

【再配達削減】ECカートと日本郵便が連携、システム面から配送サービス拡充 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4739

まとめると、

  • ロコンドの「急ぎません。便」は1日~3日後発送。初日の利用率は20%
  • LOHACOは注文金額が5,000円以上で50ポイント、1万円以上は200ポイントを付与で、まとめて配送を促進
  • e-shopsカート2とe-shops クレヨンで、日本郵便が提供しているコンビニ・郵便局窓口受取サービスを開始した

「急ぎません。便」は、他の新配送メニューとともに、9月14日にスタート。

新メニュー自体の認知が低い中、初日注文の約20%が「急ぎません。便」だったという。

「日時指定便」と同額の290円にも関わらず「ほぼ同水準の割合」(田中社長)で選ばれた。

「初日でここまでのご注文が入ったことにかなり驚きました。みなさん優しいな、とほっこり」

─「急ぎません。便」初日の利用率20% 「予想以上の反響」

急を要しないお買い物はなるべくまとめてご注文いただくというお客様のご協力に対して、アスクルから感謝の気持ちを表すことで、1人でも多くのお客様にご参加いただきたいと考えております。

─「急ぎません。便」初日の利用率20% 「予想以上の反響」

こうした取り組みについてハンズは、「昨今問題となっている物流問題の改善策としても積極的な提案を行い、より一層のネットショッピングの利便性、サービスの向上をめざす」としている。

─【再配達削減】ECカートと日本郵便が連携、システム面から配送サービス拡充

再配達などの配送問題解決のサービスはどんどん出てきますね。

ひねくれた見方をすれば、「急ぎません。便」は記事にもあるように通常配送なだけかもしれませんし、まとめ買いは単なるアップセルかもしれませんし、「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」は窓口担当者の負担を増やすだけかもしれません。

しかし、世の中の流れに沿ったサービスであれば、共感を得やすいということを覚えておきましょう。

「買いやすい」という理由で使う人が増えそう

アマゾン、出品型の法人向け専用のBtoB通販サイト「Amazon Business」をスタート | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4730

まとめると、

  • 取り扱う商品はオフィス、建築/建設、飲食サービスなど2億点以上
  • 日本独自の機能として、請求書払いや見積書作成機能を搭載
  • 商品を購入したい法人は、事前登録し、ビジネスアカウントを取得することが必要(無料)

「アマゾン・ビジネス」は米国で2015年4月に開設し、現在の法人顧客数は100万社以上という。ドイツでは2016年12月、英国では2017年4月にスタートした。

日本独自の機能として、請求書払いや見積書作成機能を搭載。請求書払いはアマゾンジャパンが一括して請求する仕組みや、見積書を作成・ダウンロードできる機能を設けた。

日本の商習慣で重要な請求書払いや見積書作成に対応するのは助かりますね。アカウントの取得はちょっと手間ですが、個人事業主でも利用できるようなので、フリーランスで利用する人もいるかも。

高齢者世帯の出費で多いのは医薬品関連と贈答品

統計局ホームページ/平成29年/統計トピックスNo.103 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで | 総務省統計局
http://www.stat.go.jp/data/topics/topi1034.htm

まとめると、

  • ネットショッピングを利用した割合は平成28年は14.3%。平成18年の4.9%から、10年間で2.9倍
  • 「旅行関係費」が23.4%と最も高く、次いで「食料」が16.0%
  • 世帯主が65歳未満の世帯と比較すると、「医薬品・健康食品」が1.68倍と最も高い

ネットショッピングで購入した項目別の構成比を、世帯主が65歳未満の世帯と比較すると、「医薬品・健康食品」が1.68倍と最も高く、次いで「贈答品」が1.43倍、「保険」が1.24倍などとなっています。

伸びも気になりますが、贈答品が多いのも注目ですね。高齢者向けのお中元やお歳暮用の商品を作ってみるのもいいかもしれません。二人以上の世帯のデータなのでご注意を。

EC全般

あなたの会社はどのタイプ? 社内におけるECの位置付け、組織、役割について | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4707

メガネスーパーが「EC関与売上」をKPIに設定し、決算短信で公開した理由 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4734

管理職の人は必読。組織作りと評価の記事。

【米国】プッシュ通知によりアプリ内購入単価16%上昇、9.6倍のユーザーが購入 | eコマースコンバージョンラボ
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/44983

通知のし過ぎはアプリ削除につながりますので、利用者のメリットを大きくするか、嫌われないタイミングで。

ECサイトの離脱理由は「アカウント情報の入力が面倒」「普段使うポイントを貯めたい」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4733

この調査の対象者は、Q1が8828人でQ2,3が562人。同列で扱うべきではないと思いますので、取扱注意です。

「月刊ネット販売調べ」2016年度のネット販売市場 上位300社で3兆6322億円 | 通販新聞
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2017/09/post-2970.html

増減率も入っているので助かるデータ。スタートトゥデイは前年比40・4%増。

AppleのiOS 11、macOS High Sierra のWebブラウザSafariに搭載されるITP(Intelligent Tracking Prevention)ってどんな機能なの? | アナグラム株式会社
https://anagrams.jp/blog/intelligent-tracking-prevention-in-safari/

iOS11 safari のITP(Intelligent Tracking Prevention)の各社対応まとめ| adworld’s diary
http://adworld.hatenablog.com/entry/2017/09/21/012010

広告担当者の人は読んでおくべき記事。iOS11-Safariの環境ではリターゲティングの期間が1日になってしまう可能性があります。

今週の名言

まず大事なのは、発信すること、発信を続けること。それを僕がたまたま見つけた。続けていると、必ず誰かが見つけてくれます。

【鳥取メディア研究部】ツイッターでエゴサーチ?ことりっぷの平山さんが鳥取の個人メディア「とっとりずむ」とつながったときにやったこと | 灯台もと暮らし
http://motokurashi.com/tottori-media-research-department3/20170919

実はこの連載も私のメルマガを見た担当者さんに連絡をいただいたのがきっかけ。短期的な見返りを求めたらダメです。

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

セブン&アイ、オムニチャネル戦略の強化で「Salesforce」を導入

8 years 5ヶ月 ago

セブン&アイ・ホールディングスはこのほど、CRM機能やマーケティングオートメーション機能などを備えたクラウド型ビジネスアプリケーション「Salesforce Service Cloud」を導入した。

グループ全体で顧客情報を一元管理し、リアル店舗とECの垣根を超えて顧客1人ひとりに最適化したサービスの提供をめざす。

9月25日にセールスフォース・ドットコムが、セブン&アイにシステムを導入したことを発表した。

セブン&アイは「Salesforce Service Cloudを」を活用し、カスタマーセンターにおいて電話とメールに加え、SNSやスマホアプリなどを使って顧客に対応する。

リアル店舗ではアプリを通じて顧客情報を管理。グループ全体で顧客の購買情報や問い合わせ履歴などを一元管理した上で、人工知能も活用し、顧客応対の品質向上と均質化を進める。

グループ会社が持つ顧客情報を連携することで、顧客ごとのライフステージやライフシーンに合わせたワン・トゥ・ワン・マーケティングをめざす。

セブン&アイは2016年10月、ECを中心に不特定多数の顧客にアプローチする従来のオムニチャネル戦略を転換し、「顧客ごとにグループ各社の利用状況を繋げ、全チャネルを通じてサービスの質を追求していくこと」を目標に設定。国内のグループ店舗に来店する1日あたり2200万人に上る顧客の「顧客生涯価値(Life Time Value)」の向上をめざしている。

セブン&アイの新オムニチャネル戦略

セブン&アイの新オムニチャネル戦略(画像は編集部がIR資料からキャプチャ)

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ヒマラヤのオムニチャネル施策、ECとリアルを融合した店頭注文サービスをスタート

8 years 5ヶ月 ago

スポーツ用品やレジャー用品の小売店を全国108か所に展開するヒマラヤは9月25日、店頭にタブレット端末を配置し、販売員がオンラインショップの商品を顧客に提案する新たな取り組みを開始した。

店頭在庫が欠品した場合、来店客にオンラインショップを案内する仕組み。受注後の商品手配フローを自動化することで、納期を最短で注文翌日に短縮した。オンラインショップで注文した商品の支払いや受け取りを店頭で行うことも可能。

実店舗で在庫切れが発生した際、その場で注文し、最短翌日に商品を届けることで、顧客が他社に流出することを防ぐ。

専用タブレット端末を使用した接客シーン

富士通が提供するECサイト構築ソリューション「FUJITSU Business Application SNAPEC-EX」を独自に改修し、店頭での接客とオンラインショップを融合した。EC事業で培ったスピーディーな「受注・手配・発送」のノウハウを実店舗に活用してく。

ECとリアル店舗を融合する取り組みは、改装中の「津山インター店」と沖縄県の2店舗を除く全店で実施している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

台湾の通販・EC事業が黒字化、売上は5.5億円。化粧品通販のメディプラス

8 years 5ヶ月 ago

化粧品通販を手がけるメディプラスは9月21日、2017年8月期の台湾事業売上高が5億5000万円を超え、2013年の現地法人設立から4年で初めて事業黒字化を達成したと発表した。

前年度から社員1名が現地に常駐し、現地のパートナー企業と緊密に連携を取りながら、新規顧客獲得の効率化やコストの見直しに取り組み、黒字化を果たした。

2018年8月期の台湾事業の計画は、売上高が前年比40%増の7億7000万円、顧客数は17万人に設定した。同時に中国とシンガポールで事業展開を進めている。

2020年に台湾と中国、ASEANを含む海外事業で売上高30億円、「メディプラス」の顧客30万人の獲得をめざす。

メディプラスはオリジナル化粧品「メディプラス」シリーズの企画と開発、販売を行っている。海外事業を強化するため2013年12月に台湾法人「美樂思(メイラースー)股份有限公司」を設立した。

化粧品通販を手がけるメディプラスは2017年8月期の台湾事業売上高が5億5000万円を超え、2013年の現地法人設立から4年で初めて事業黒字化を達成

メディプラスの主力化粧品「メディプラス」

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

農水大臣、オイシックスと大地を守る会の経営統合は「農産物流通等の合理化に資する」

8 years 5ヶ月 ago

齋藤健農林水産大臣は9月22日の記者会見で、オイシックスドット大地と大地を守る会の経営統合(10月1日付)について、「農産物流通の合理化に資するものと認められる」などと評価した。

2017年8月に施行された農業競争力強化支援法に基づき、2社の経営統合を税制特例の第1号案件に認定した理由を説明した。

齋藤農相は、2社が経営統合することで経営資源の集中や、事業への相乗効果が見込めると指摘。生産者の販売機会の拡大や、農産物流通の合理化につながることから税制特例事案に認定したという。

経営統合後、同法の特例により設備投資費用の割増償却が認められる。

オイシックスドット大地は2017年10月から2020年3月にかけて事業再編を進める。

オイシックスドット大地と大地を守る会の経営統合

オイシックスドット大地株式会社の事業再編計画の概要

販売サイトの共有や食品の相互供給に取り組むほか、大地を守る会のEC比率を現在の40%台から2020年度に60%台に引き上げることで、生産者の販売機会を拡大する計画。また、物流の共同化や共同配送を推進し生産性向上を図る。

「農業競争力強化支援法」は、農業資材事業や農産物流通・加工事業の事業再編などを促進し、農業者の競争力強化を支援するとともに、農業や農業生産関連事業の健全な発展に寄与することを目的としている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

苦戦が続く総合通販でひとり勝ちのベルーナ、なぜ伸びている? | 通販新聞ダイジェスト

8 years 5ヶ月 ago

ベルーナの2018年3月期連結業績は、売上高は前期比9.5%増の1600億円、営業利益は同19.5%増の130億円を見込む。同社では、前期からスタートした3カ年の経営企画において、19年3月期の売上高目標を1600億円、営業利益目標を160億円としていたが、売上高については1年前倒しで今期中に達成する見通しだ。前期は主力の総合通販事業も増収増益となるなど好調を維持する同社だが、その理由はどこにあるのか。

通販売上の約8割がカタログ、中高年女性が主要顧客

ネット販売が拡大する中で苦戦が続く総合通販企業。この5年間をみても、最大手のニッセンホールディングスは業績不振からセブン&アイ・ホールディングスの完全子会社となり、業態が縮小した。また、イマージュホールディングスはセシールに衣料品通販事業を譲渡し、残った化粧品事業(アイム)も第一三共ヘルスケアの子会社となった。そのセシールはディノスと合併。スクロールは個人向け衣料品通販事業から撤退した。

多くの総合通販企業が変革を余儀なくされている中で、カタログ通販を中心に安定した事業を展開しているのがベルーナだ。

同社は中高年女性が主要顧客だけに、カタログ通販の比率が高く、通販売上高のうち78%を占めているのが大きな特徴だが、5年前と比較すると連結売上高・連結営業利益ともに伸ばしている。カタログ通販が安定しているだけではなく、化粧品や健康食品を中心とした専門通販事業が売上高400億円を超え、さらには利益率の高いソリューション事業やファイナンス事業などを抱えているのも強みだ。

苦戦が続く総合通販でひとり勝ちのベルーナ、なぜ伸びている? ベルーナのビジネスモデル
ベルーナは総合通販事業を軸に、金融、専門通販事業、ソリューション事業、ファイナンス事業などを展開する(画像は編集部がベルーナのIR資料からキャプチャし追加)

同社の安野清社長は「カタログ通販市場で残存者利益を獲得したい」と常々語っている。大手カタログ通販企業が発行するカタログの部数は大きく減少。その中で同社は、主力とする中高年層を中心に、カタログ通販に対する需要はある程度残るとみており、他社の撤退で「空いたマーケット」を獲得したいという狙いだ。

苦戦が続く総合通販でひとり勝ちのベルーナ、なぜ伸びている? 総合通販の登録会員の特徴
総合通販の登録会員の特徴(画像は編集部がベルーナのIR資料からキャプチャし追加)

安野社長は「マーケットが縮小する以上に他社の売り上げは減っており、カタログ通販は競争がなくなってきた。ただ、マーケットが空いているのに、期待しているほどには顧客を獲得できていないのが実情だ」と明かす。

とはいえ、同社の17年3月期における、主要カタログ(ミセス層向けのベルーナ、ルフラン、素敵な生活)の発行部数は約3600万部で、前期から5%増えている。安野社長は「顧客リストの収集が比較的うまくいっている。テレビや新聞広告、折込チラシ、インターネットから新規顧客が取れている。発行部数が増えるか減るかはリストの収集次第だ」と話す。

17年度の総合通販事業における新規会員獲得数は、前期比22%増の83万人、2年以内に稼働した会員数も5%増の480万人となっている。

売上高も750億円まで戻し、目標としてきた同事業1000億円が見えてきた。さらには利益面では大きく伸びている(表参照)。安野社長は、カタログ通販が伸びている理由について「媒体費を削ったら売れないし、原価率を削ったら商品の魅力がなくなり、やはり売れなくなる。その微妙なバランスがコントロールできているからだ」と自信を見せる。

苦戦が続く総合通販でひとり勝ちのベルーナ、なぜ伸びている? ベルーナの総合通販事業業績
ベルーナの総合通販事業業績

近年はネット販売を強化しており、特に20~30代女性向け「リュリュ」や40代女性向け「ラナン」ではネット販売比率が高まっている。昨年度獲得した新規客のうち、全体の40~45%がネットから、次が折込チラシからとなる。

「ネットは出遅れていたが、ようやく格好がついてきた。先行する企業が100点満点で80~90点とすると、当社は50~60点だろう。まだまだ伸びしろはあるので、2~3年で追いつきたい」(安野清社長)。ここでベンチマークする「先行する企業」とは「スタートトゥデイやクルーズ」(同)だという。

総合通販企業では、ニッセンホールディングスなどがネット販売では先行してきたものの、「カタログの顧客をネットに移行させても意味がないので、彼らのような形は目指していない」(同)とにべもない。

60~70代女性については、これまで通りカタログをメインとして商売をする一方で、ネット販売と親和性の高い20~40代女性はネットで集客し、総合通販事業全体の売り上げを底上げする。

つまり、ネットから新規顧客を大量に獲得するのが事業拡大への近道ということになる。ただ、スタートトゥデイの「ゾゾタウン」やクルーズの「ショップリスト」は自社が開発した商品を販売するサイトではない。ベルーナのように、オリジナル商品を中心に扱う企業の通販サイトとは比較しにくいはずだ。

他社商品の販売も視野、自社製品だけではネット集客に限界がある

安野社長は「ゾゾタウンやショップリストのように、他社の商品を販売することも選択肢に入っている」と話す。現在、「大きいサイズ」アパレルを扱うネット販売企業であるミン(昨年7月に買収)など、子会社の商品をテスト的に扱っており、結果によっては他社商品の販売にも踏み込むという。

「ネットから新規顧客をたくさん獲得したいのはやまやまだが、自社の商品だけでは限界がある。ネットでうまくいっている企業の事例研究も行っているので、参考にしたい。物流やシステム関連でインフラがなければ踏み込めないので、現在構築している」(安野社長)。他社の商品を扱う場合でも、レスポンスのある商品は深掘りし、あまりない商品は無理に追わないという「自然体」で臨む。

ただ、若年女性向けリュリュについては、17年3月期の売上高は8%減の74億4800万円で前期から減らしている。ネットを強化するには若年層の取り込みは必須のはずだ。安野社長は減収の理由について「テイストを広げすぎたのが原因だ。拾うべき顧客と捨ててもいい顧客を明確にしなければならない」と話す。

今後はメインターゲットとサブターゲットについては、ライフスタイルを研究し、ターゲットに合った商品を提供していくという。商品力については、企画力のみならず、ベンダー開拓も含めて見直しを図る。具体的には「競馬でいえば20頭立てで8頭目を狙う。あまり流行を追わないが、おしゃれに興味がないわけではない、1.5流の層をイメージしている」(同)。

ただ、そもそも「リュリュがあまり存在感を示せていない」(同)のが実情。そのためにも、テイストの絞り込みや商品力強化を進める。また、ブランド力向上や情報収集を目的に、若年層向けのアンテナショップ開設も考えているという。

好調に売り上げを伸ばす同社だが、今期ネックとなりそうなのが運賃値上げ。連結では他の事業がカバーすることで営業増益を見込むものの、カタログ通販やネット販売の収益減は避けられない情勢だ。安野社長は「送料値上げのほか、売り上げ増やコスト削減でカバーしていきたい。値上げ可能な商品については価格を上げたり、SKU削減で在庫ロスも減らしたい」とし、コスト吸収への対応策は万全だと強調する。

また、近年出店を進めるアパレル店舗については、今期は不採算店の閉鎖を行うことで、前期末の64店から54店まで減らす計画。安野社長は以前から「店舗とネット販売、さらにカタログ通販という3者のシナジー効果を発揮することで、広告宣伝の効率を上げて売り上げも伸ばしていきたい」としてきたが、店舗の成長にややブレーキがかかった形だ。

苦戦が続く総合通販でひとり勝ちのベルーナ、なぜ伸びている? 店舗とネット販売、カタログ通販のシナジーを狙ってきた
店舗とネット販売、カタログ通販のシナジーを狙ってきた(画像は編集部がベルーナのIR資料からキャプチャし追加)

ベルーナでは「今後の成長性をキープするため、中長期的に黒字にならない店はスクラップする」(同)としているが、全国に店舗を拡大するには早期の収益性確保が求められそうだ。

通販新聞

【再配達削減】ECカートと日本郵便が連携、システム面から配送サービス拡充

8 years 5ヶ月 ago

EC支援サービスを手がけるハンズは9月21日、ASPショッピングカート「e-shopsカート2」と「e-shops クレヨン」において、日本郵便が提供している「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」とシステム連携したと発表した。

「e-shopsカート2」「e-shops クレヨン」導入しているECサイトで買い物をする消費者は、荷物の受取場所として全国4万8400か所のコンビニや郵便局などを指定することが可能。

受け取り先に商品が到着しことを知らせる「受取可能通知メール」を送信する機能にも対応した。消費者は商品を受け取る際に、店頭で商品代を現金で支払うこともできる。

「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」は、ネットショップで商品を購入した際に、受取先としてコンビニや郵便局、宅配ロッカー「はこぽす」などを地図上で選択できるサービス。店頭受取の対象となるコンビニはローソン、ミニストップ、ファミリーマート。

【再配達削減】ショッピング提供ハンズのECカートと日本郵便が連携、システム面から配送サービス拡充
日本郵便の「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」では、EC事業者などとの連携を呼び掛けている(画像は編集部がキャプチャ)

ハンズによると、ASPショッピングカート事業者が日本郵便の「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」とシステム連携するのは初めて。

「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」は楽天、「SHOPLIST」のクルーズ、白鳩などとも連携している。

こうした取り組みについてハンズは、「昨今問題となっている物流問題の改善策としても積極的な提案を行い、より一層のネットショッピングの利便性、サービスの向上をめざす」としている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

人気ECアプリランキング/セブン&アイがECモールを開設【今週のアクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

8 years 5ヶ月 ago

スマートフォンアンケートアプリ「TesTee」を提供する株式会社テスティーが10代〜40代のiPhoneユーザーに対して行った調査が注目を集めました。EC系のアプリで最も人気が高いのはメルカリで6.4%。アプリ全体ではLINEとTwitterが相変わらずの強さです。

  1. 1位メルカリ、2位Amazon、3位楽天――ホーム画面設置率が高いECアプリ

    tweet35はてなブックマークに追加

    ECアプリの設置率を年代別にみると、30代が高い傾向にある

    2017/9/19
  2. ECサイトで顧客情報が漏えいか。原因は通販サイト構築・運営サービスへの不正アクセス

    tweet17はてなブックマークに追加

    利用していたECサイト構築・運用システム「Allin1OFFiCE」のサーバに対する不正アクセスが原因と見られる

    2017/9/19
  3. セブン&アイがECモール運営に進出、「omniモール」にニトリやゼビオなどが出店

    tweet8はてなブックマークに追加

    スタート時にニトリホールディングス、クロスプラネット、ソウ・エクスペリエンス、Sakaseru、アクティブソナー、さとふるの6社が出店

    2017/9/20
  4. ヤマト運輸、再配達削減に向け宅急便センター受取で54円値引き

    宅配便センターでの受け取りを促すことで配送効率の向上を図る

    2017/9/15
  5. あなたの会社はどのタイプ? 社内におけるECの位置付け、組織、役割について

    あなたの会社でECはどういう位置付けにあり、そしてどういう組織になっていますか? 全社の中でEC部門がどう配置されているか、EC部門の中でどう役割分担されているかを確認しましょう。

    2017/9/20
  6. アマゾン、出品型の法人向け専用のBtoB通販サイト「Amazon Business」をスタート

    「アマゾン・ビジネス」は「Amazon マーケットプレイス」を活用している販売事業者が出品できるサービス

    2017/9/20
  7. ソフトバンクホークス優勝で「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」がセールを開始

    「Yahoo!ショッピング」ではポイントが最大41倍付与されるキャンペーンなどを展開2015/9/18
  8. 自社配送で物流問題に対応、家具のEC会社が1都3県で展開

    配送費の高騰などが課題となるなか、独自の物流センターを設けることで配送サービスの品質向上を図る

    2017/9/15
  9. また! 不正アクセスでカード情報漏えい/ロボネコヤマト、エリア拡大【今週のアクセスランキング】

    2017年9月8日~14日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

    2017/9/15
  10. 日本人は消費に無関心で、企業や商品に対してロイヤルティを感じない!?【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2017年9月11日〜18日のニュース

    2017/9/20

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    日本生協連の宅配事業供給高は1.2兆円、ネット受注は2698億円[2016年度]

    8 years 5ヶ月 ago

    322の生活協同組合が加盟する全国日本生活協同組合連合会は9月21日、全国の主要な地域生協による「個配」(個人宅への宅配事業)の2016年度の供給高は前年度比3.3%増の1兆2268億円だったと発表した。

    地域生協は引き続き宅配事業が好調だった。

    生協は近年インターネット注文の強化、拡大にも取り組んでいる。第67回通常総会議案書参考資料によると、2016年(1~12月実績)の宅配事業のネット注文は前年比6.6%増の2698億円。2007年と比べて約2倍に増えている。

    全国日本生活協同組合連合会の、全国の主要な地域生協による「個配」(個人宅への宅配事業)の2016年度の供給高は前年度比3.3%増の1兆2268億円

    日本生協連の資料から編集部がキャプチャ

    ネットスーパーの取り組みは4つの会員生協と8か所の店舗で実施し、2016年度の供給金額は約10億2000万円。提携サイトやネットスーパーなどを加えたオンラインの注文金額は約2850億円(前年は約2650億円)だった。

    インターネット経由の注文を増やすため、ECサイトのプロモーションやスマートフォンサイトの充実、クチコミ投稿の促進などを図っている。

    生協の宅配は決まった曜日に自宅や職場に商品を配達する。消費者は個人宅配かグループ配達の選択が可能。

    会員生協のインターネット活用状況

    会員生協のインターネット活用状況
    (画像は日本生協連の資料から編集部がキャプチャ、一部を加工しました)

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    【再々延期】中国の新越境EC制度、輸入許可書提出など一部施行が2018年末まで延期

    8 years 5ヶ月 ago

    中国の商務部は9月20日に会見を開き、越境ECの小売り輸入品に関する新制度(新越境EC制度)の一部スタートを、2018年末までに延期することを明らかにした。

    中国政府は2016年4月、新越境EC制度をスタートしたが、現場の混乱などが発生したため制度の施行を2017年5月11日まで延期することを決定。移行期間を設けたものの、2016年11月には2017年末まで延長すると発表していた。

    今回の延期公表により、新越境EC制度の全面施行は再々延期となる。

    9月21日に会見の模様を伝えた商務部のホームページでは、詳細な延期内容は説明されていない。中国のEC関係者によると「前回延期になった内容がほぼ2018年まで延ばされるのではないか」という。

    2018年末まで延期すると考えられる主な制度内容は次の通り。

    • 10の都市で運営している保税区(越境EC試験区)では、商品を入れる際に必要な輸入申告書などを求めない
    • 化粧品、乳幼児粉ミルク、医療機器、特殊食品(健康食品や特殊医療用途食品など)の初回輸入時に関する輸入許可書、登録などを求めない
    • 直送商品(いわゆる越境EC)についても輸入許可書、登録などを求めない

    制度施行、延期の理由

    中国政府が新越境EC制度の延期を決定した背景には、中国人ユーザーによる越境EC利用が消費活性、中国経済に寄与していることがあげられる。

    商務部の説明によると、「JD.com」といった大手現地EC事業者による中国人向け越境ECサイトが活発化し、海外現地の小売店と越境ECサイトでの販売価格が縮小均衡。先の中国のEC関係者は、「わざわざ海外に行って商品を購入するよりも、越境ECサイトで商品を買っても同じ状況になっている」と説明。

    そのため、中国人向け越境ECサイトの利用が増えることによって、「中国国内で税金が落ちるようになってきた」(先の中国のEC関係者)。

    また、商務部は「現在の越境ECの利用規模はそれほど大きくない」と指摘。今後の市場成長の可能性を踏まえつつ、「商環境を引き続き安定させることが、越境EC業界の特徴やこれからのトレンドの分析などに役立つ。研究のために、制度をより整備していくことがが必要だ」と説明している。

    なお、新越境EC制度が2018年末まで延期されることに関し、海外企業が出店できるBtoC越境ECサイト「京東全球購(JD Worldwide)」を運営する「JD.com」は次のようにコメントしている。

    約70か国から2万点を超えるブランドを扱っている越境ECプラットフォームを運営するJD.comは、今後も海外倉庫を増やしたり、保税倉庫を拡大して対応していく予定。ブランド側との共存共栄を図り、企業の中国進出を、運営や物流、宣伝などの面でワンストップでサポートしていく。(JD.com広報担当の張雲澤氏)

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    ナノ・ユニバースやABCマートらが語るネット通販成長の秘訣――全13講演のセミナーイベント【10/27開催】

    8 years 5ヶ月 ago

    ecbeingとソフトクリエイトは、ナノ・ユニバースやエービーシー・マートのEC責任者らが登壇する「eコマース&セキュリティ展」を10月27日に東京都内で開催する。

    場所は東京・中央区のコングレスクエア日本橋。入場料は無料(事前登録が必要)

    ナノ・ユニバースやABCマートらが語るネット通販成長の秘訣――全13講演のセミナーイベント

    「eコマース&セキュリティ展」は、拡大するネット通販業界において成長を続ける企業などが攻めの戦略などを披露する一方、増加の一途を辿るサイバー攻撃を踏まえてセキュリティ対策についても啓発していくイベント。

    当日は、「基調講演」「eコマースセッション」「セキュリティセッション」の3トラック制。ネット通販の戦略、セキュリティ対策などをテーマにした全13講演を用意した。

    ecbeingとソフトクリエイトは、ナノ・ユニバースやエービーシー・マートのEC責任者らが登壇する「eコマース&セキュリティ展」を10月27日に東京都内で開催

    EC事例、セキュリティ対策の講演を全13セッション用意した

    「基調講演」では、「nano・universe、SHIPSが語るアパレルEC最前線」をテーマに、ファッションECで注目が集まっているナノ・ユニバース、シップスのEC責任者が登壇。自社の事例などをもとに、アパレルECについてディスカッションする。

    また、エービーシー・マートの小島穣取締役も登壇。「リアル店舗を活かすオムニチャネル戦略」をテーマに、自社のオムニチャネル戦略について講演。セキュリティ対策では「企業が対応すべきサイバーセキュリティ対策」をテーマに、ラックの西本逸郎社長がセキュリティ対策を説明する。

    「eコマース&セキュリティ展」には、ナノ・ユニバースやエービーシー・マートのEC責任者らが登壇

    ナノ・ユニバースやエービーシー・マートのEC責任者らが登壇

    基調講演

    • 「nano・universe、SHIPSが語るアパレルEC最前線」
      ナノ・ユニバース 越智将平氏(経営企画本部WEB戦略部 部長)
      シップス 高橋雅典氏(Eコマース部 部長)
      ecbeing 林雅也氏(代表取締役社長)
    • 「実践して見えた セキュリティ管理とリスク対策~サイバーリスクに対処するための復旧プロセスを考える~」
      日本放送協会 熱海徹氏(情報システム局ICT-ISAC JAPAN事務局次長)
    • 「リアル店舗を活かすオムニチャネル戦略」
      エービーシー・マート 小島穣氏(取締役 経営企画室長兼システムEC部長)
    • 「企業が対応すべきサイバーセキュリティ対策」
      ラック 西本逸郎氏(代表取締役社長)

    eコマース トラック

    • JR東日本が創造するeビジネス改革の取組(東日本旅客鉄道)
    • EC販売を最大化するコンテンツマーケティング最前線(エートゥジェイ)
    • Googleオプティマイズ徹底活用!戦略的Webサイトの作り方とは(ecbeing、ソフトクリエイト)
    • VAIO法人向く。VAIO株式会社のBtoB&EC戦略(VAIO、ecbeing)

    セキュリティ トラック

    • 被害の極小化と運用の効率化、相反する課題に挑戦(トレンドマイクロ)
    • 情シス担当のサイバー攻撃内部対策トークセッション(モデレーターはソフトクリエイト)
    • 大切な顧客情報を守れ!改正個人情報保護法対策の勘どころ!(ディー・ディー・エス)
    • Windows 10 で実現するセキュリティ対策(日本マイクロソフト)

    最新セキュリティ対策ソリューション まるごとミニセミナー

    • e-Janネットワークス
    • HDE
    • エムオーテックス
    • クオリティソフト
    • デジタルアーツ
    • Sky
    • ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン

    開催概要

    • イベント名:eコマース&セキュリティ展
    • 日時:10月27日(金)13:00~18:30
    • 会場:コングレスクエア日本橋(東京都中央区日本橋1-3-13)
    • 参加費:無料
    • 主催:ecbeing、ソフトクリエイト
    • 詳細と申し込み:http://event.softcreate-holdings.co.jp/smr/default.aspx

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    高齢者世帯のEC利用率は14.3%、EC支出が多いのは「旅行」「食料」

    8 years 5ヶ月 ago

    高齢者世帯の7軒に1軒がECを利用しており、利用割合は10年で2.9倍に拡大している。

    総務省統計局が9月17日に公表した高齢者の実態調査「統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)」によると、2016年に世帯主が65歳以上で2人以上の世帯(高齢者世帯)におけるネットショッピングの利用割合は14.3%だった。

    利用割合は10年間で2.9倍に拡大した。

    高齢者世帯のEC利用率は14.3%、EC支出が多いのは「旅行」
    高齢者世帯におけるEC利用割合の推移(2人以上の世帯)

    2人以上の全世帯のネットショッピング利用割合は27.8%で、10年前の約2.2倍。過去10年におけるネットショッピング利用割合の増加幅は、高齢者世帯が全世帯平均を上回った。

    高齢者世帯のネットショッピングへの支出金額を商品ジャンル別で分類すると、「旅行関係費」が23.4%を占めている。

    「食料」が16.0%、「家電・家具」が9.7%、「教養関係費」が8.3%、「衣類・履物」が7.6%。

    高齢者世帯のEC利用率は14.3%、EC支出が多いのは「旅行」
    ECで購入した項目別支出金額および構成比

    商品ジャンル別の構成比を「世帯主が65歳未満の世帯」と比較すると「医薬品・健康食品」が1.68倍、「贈答品」が1.43倍、「保険」が1.24倍。

    高齢者世帯のEC利用率は14.3%、EC支出が多いのは「旅行」
    ECで購入した項目別支出金額の構成比(世帯主が65歳未満の世帯に対する倍率)

    総務省の統計によると、65歳以上の人口は2017年9月15日時点で前年比57万人増の推計3514万人。総人口に占める割合は27.7%。男性は1525万人、女性は1988万人。

    70歳以上人口は2519万人(総人口の19.9%)、80歳以上人口は1074万人(同8.5%)、90歳以上人口は206万人(同1.6%)、100歳以上人口は7万人(同0.1%)。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ECサイトの離脱理由は「アカウント情報の入力が面倒」「普段使うポイントを貯めたい」

    8 years 5ヶ月 ago

    複数のECサイトでまとめ買いができるアプリ「HOPPiNG」を提供するマージェリックが9月20日に公表した「ネットショッピングに関するアンケート調査」によると、消費者が初めて利用するECサイトで「買い物を止めた理由」の1位は「アカウント情報(支払情報や住所情報)の登録が面倒だったため」だった。

    初めて利用するECサイトで、「購入をあきらめた、もしくは条件は悪くなるが普段使いのサイトで購入した理由」を選択式・複数回答で聞いた。

    その結果、「アカウント(支払情報や住所情報)の登録が面倒だったため」が62.8%を占めた。

    2位は「普段使いのサイトでポイントを貯めたかったため」(61.3%)、3位は「セキュリティに不安があったため」(35.1%)。

    マージェリックが公表した「ネットショッピングに関するアンケート調査」/消費者が初めて利用するECサイトで「買い物を止めた理由」

    アカウント情報の登録が面倒という理由が最も多い(Q3の設問)

    こうした理由がカート離脱を招いている要因の1つになっていると考えられるだろう。なお、米国の調査会社Baymard Instituteによると、カート離脱率の世界平均は約7割とされている。

    「アカウントの登録管理は面倒」が過半数

    初めて利用するECサイトで「気になる点」や「困っている点」を選択式・複数回答で質問したところ、「配送方法や支払情報を入力するのが面倒」を選んだ割合は63.3%、「アカウントの管理が面倒、忘れてしまう」は52.1%。

    アカウントの登録や管理を面倒だと感じている回答者は半数を超えている。

    マージェリックが公表した「ネットショッピングに関するアンケート調査」/初めて利用するECサイトで「気になる点」や「困っている点」

    初めて利用するECサイトの利用について(Q2の設問)

    ネットショッピングにおける商品の探し方を質問したところ、「複数のショッピングサイトで比較検討しながら商品を探す」(54.6%)と回答した割合が最も高かった。

    マージェリックが公表した「ネットショッピングに関するアンケート調査」/ネットショッピングにおける商品の探し方

    ネットショッピングにおける商品の探し方について(Q1の設問)

    調査概要

    • 調査対象:20~60代男女
    • 調査期間:2017年9月5日~9月6日
    • 調査方法:インターネットリサーチ
    • 有効回答数:Q1=8828人、Q2・Q3=562人

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    オムニチャネルをやる目的は? マルチチャネルとの違いは? 成功するためのポイントは? | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    8 years 5ヶ月 ago

    あなたの会社が展開しているのはマルチチャネルですか? それともオムニチャネルですか? それとも、わからない? もしわからない場合は、そのどちらでもないと言えるでしょう。

    マーケティング担当者はこの2つの用語を同じ意味でよく使います。しかし、マルチチャネルとオムニチャネルは同じ意味ではありません。オムニチャネルとマルチチャネルの両方とも潜在顧客にアプローチするために複数チャネルを使用しますが、それぞれゴールは異なります

    マルチチャネルとオムニチャネル、違いは何?

    マルチチャネルのマーケティング担当者は、SNS、メール、Webといったさまざまなプラットフォームを使用して消費者を自社のビジネスに巻き込みます。マルチチャネルの場合、できる限り多くの人にアプローチできるよう、多くのチャネルでブランドを露出することが目標となります。

    ただ、マルチチャネルは消費者がすべてのチャネルを利用できるようになりますが、一方で顧客体験に一貫性がありません。実際、多くの企業では、それぞれのチャネルを別々に管理しています。それぞれ異なるレポートシステム、収益目標、プロセスになっているのです。

    マルチチャネルのアプローチは、消費者にはそれぞれ好みのブランドとの関わり方があるという考え方が前提になっています。たとえば、ケイティは店舗での買い物を好み、ベンはオンラインショッピングを利用する、といった内容です。

    一方、対照的なのがオムニチャネルマーケティングです。使用するプラットフォームに関係なく、カスタマーエクスペリエンスの全体像を把握することを重視します。このアプローチは、大多数の消費者は商品を購入する前に複数チャネルを回遊、買い物に関する多くの選択肢を持っているという理解が前提になっています。

    この場合、シームレスなカスタマーエクスペリエンスを提供するには、チャネルやデバイスに関係なく、一貫性のあるブランディングとメッセージなどが必要となります。

    なぜオムニチャネルのアプローチが重要なのか?

    現在、マルチチャネルによるアプローチはすでに時代遅れです。マーケティング担当者はさまざまなプラットフォームにコンテンツを簡単に載せることができるようになりましたが、チャネルごとに統一されたブランドイメージとメッセージを維持しながら、プラットフォームごとにコンテンツを調整しなければなりません

    すでに複数チャネルで消費者にアプローチしている場合は、オムニチャネルに近しいと言えるでしょう。ただ、Forrester Research Inc.(フォレスターリサーチ)が2017年2月に発行したレポート「Transition from Multichannel to Omnichannel Digital Media Buying(マルチチャネルからオムニチャネルへ:デジタル・メディア・バイイング)」で指摘したように、オムニチャネルを極めるには時間がかかります。

    小売事業者がマルチチャネルからオムニチャネルのマーケティングにうまく移行するための3ポイントをまとめました。

    1. データ統合から始める

    カスタマーエクスペリエンスを統一するためには、チャネル間でのデータ統合が必要です。さまざまなプラットフォームの人口統計データと消費者の興味・関心に沿ったデータに、場所、時間、アクティビティ(ランニング、ウォーキング、ドライビングなど)といった内容を組み合わせ、リアルタイムで消費者を把握できるようにしましょう。

    そうすることで、消費者を深く理解することができると同時に、よりタイムリーで関連性の高いメッセージを配信できます。

    また、豊富なデータを使用すれば、消費者の次の動きを予測し、広告出稿とメッセージを戦略的に決定できます。データ、統計アルゴリズム、機械学習を統合して、消費者行動の予測モデルを作っていきます。

    こうすることで、フォレスターリサーチ社のレポートで提案されている「消費者のライフサイクルに沿った、関連性の高い広告を出す」ことができるようになるのです。

    この方法は、自動車や旅行業界など、購入頻度が低い業界で特に役立ちます。

    90日以内にどの消費者が商品を購入するのかを見極めたいカーディーラーを例に説明してみましょう。予測モデルは、データ(販売数、修理の回数、閲覧行動など)を分析し、それが過去の購入者の行動とどれくらい相関があるかによって、見込み客にポイントをつけます。最高得点の見込み客は、90日以内に車を購入する可能性が最も高く、キャンペーンの対象になるわけです。

    2. データをカスタマーエクスペリエンスにつなげる

    企業は最近、最新の技術とイノベーションに注目しています。新しい技術とイノベーションはビジネスの重要な要素。ただ、消費者中心主義という新しい考え方ではないものの、顧客のニーズは無視できません。

    消費者中心主義の戦略では、消費者の声を聞くことと、パーソナライゼーションが重要です。それらを活用し、すべてのコミュニケーションチャネルにおいて、タイムリーで関連性が高く、一貫性のあるメッセージを提供しましょう。

    たとえば、ファッションブランドのVince Camuto社が発売したトレンチコートは大ヒットしましたが、購入者のベルト紛失が多発するという問題がありました。この問題に対応するため、マーケティングチームはメール、SNS、Web、店頭といった全チャネルでキャンペーンを開始。

    「私のトレンチルック」コンテスト、アクセサリーを使ったスタイリング提案、3人のファッションブロガーによるコンテンツを展開しました。 Camuto社は消費者の声に耳を傾け、ベルト紛失という課題をビジネスチャンスに変えたのです。

    消費者中心の戦略では、消費者の好みや興味に関するデータを使用して、パーソナライズすることも必要です。

    Impact社(インパクト社)の調査データによると、「パーソナライゼーションが購買意思決定において大きな役割を果たす」と消費者の86%が回答。また、自分の興味・関心や、購買行動に沿ってカスタマーエクスペリエンスがパーソナライズされている時は、より多くの商品を買うと答えた人は48%でした。

    ヘルスケア製品を販売するJohnson&Johnson社(ジョンソン・エンド・ジョンソン)のルーク・キーゲル氏はフォレスターリサーチ社に、次のように話しています。

    5年前は取るに足らないと思われていたデータが、いまはマーケティングの重要なデータになります。そのデータを迅速に分析して使用することが、成功の鍵を握るのです。

    3. 一貫したカスタマーエクスペリエンスを提供する

    消費者はパーソナルな経験を期待しています。それはオプションではなく、「あればなお良い」ものでもありません。絶対に必要なものなのです。

    Astound Commerce社のe-tailingグループが行った調査「MyBuys」によると、消費者の53%は買い物に使用するすべてのチャネルとデバイスで同じ人物として認識されることが重要だと回答。フォレスターリサーチ社はレポートのなかで、それぞれの消費者を認識し、デジタルのタッチポイントと結び付けるため、消費者識別にリソースを集中させるよう強く訴えています。

    
デバイスに依存しない一貫した顧客体験の提供の重要性について
重要53%
どちらでもない 28%
重要ではない19%
    デバイスに依存しない一貫した顧客体験の提供の重要性について
    重要 53%
    どちらでもない 28%
    重要ではない 19%
    ※出展はMyBuysの調査資料(画像は編集部が追加)

    一貫したカスタマーエクスペリエンスを提供するブランドの1つがスターバックスでしょう。

    さまざまなサービスが統合されているスターバックスのモバイルアプリには、消費者が購入時にいつでも使用できる無料の特典カードが搭載されています。従来のロイヤルティプログラムとは異なり、電話やWebサイト、アプリや店頭のどこでも、カードを確認してアップデートすることができます。

    また、カード変更はリアルタイムですべてのチャネルで更新されます。スターバックスでは、ポイントを簡単かつシンプルに集めることができるので、消費者のロイヤリティが高いのです。

    カスタマーエクスペリエンスの溝を埋める

    マルチチャネルは、消費者が複数のデバイスやプラットフォームを利用し始めた時の対応として、適切なアプローチでした。しかし、今ではほとんどのマーケティング担当者が複数のチャネルでブランドの存在をアピールしています。

    次の課題は、個別チャネルごとのコンテンツを統合して、消費者とより良い関係を構築できるようにすることです。データ活用、消費者中心主義、一貫性に注目しましょう。

    こうしたオムニチャネルのアプローチを採用することで、マーケティング担当者は、消費者とより良い関係を築くことができるのです。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

    Internet RETAILER

    メガネスーパーが「EC関与売上」をKPIに設定し、決算短信で公開した理由

    8 years 5ヶ月 ago

    メガネスーパーは「EC関与売上」をKPI(業績評価指標)として取り入れ、2017年5~7月期(第1四半期)連結業績の決算短信から「EC関与売上」の記載を始めた。

    「EC関与売上」は実店舗に対するデジタルの貢献度を示す指標

    メガネスーパーが「EC関与売上」をKPIに設定し、決算短信で公開した理由
    2017年5~7月期(第1四半期)連結業績の決算短信には、「EC関与売上」の説明などが記載されている(画像は編集部がキャプチャ)

    メガネスーパーは、自社ECサイトの「メガネスーパー公式通販サイト」、「楽天市場」、「Amazon」、「Yahoo!ショッピング」、「LOHACO(ロハコ)」のほか、グループ全店で過去に購入したコンタクトレンズ用品を2タップで注文できるアプリ「コンタクトかんたん注文アプリ」などを展開。

    現在、実店舗とECサイトなどのデジタルと店舗のチャネル特徴を生かしたオムニチャネル戦略を推進している。

    「EC関与売上」は実店舗の顧客化を促すアプリを通じた小売事業における売上貢献額とEC事業売上高を合算した数値実店舗運営に与えるデジタル施策などの貢献度度を数値化したもので、店舗とデジタル施策の相乗効果や、デジタル施策による店舗への“見えない効果”を見える化する方法とされている。

    「EC関与売上」の数値化をいち早く取り入れていたのがカメラのキタムラだ。キタムラのEC事業では「宅配売上」(EC売上)、「店頭売取売上」を合算した数値を「EC関与売上」と、決算説明会資料などで公表している。

    メガネスーパーが「EC関与売上」をKPIに設定し、決算短信で公開した理由
    「EC関与売上」を決算説明会資料に記載しているキタムラの例(画像は編集部がキャプチャ)

    メガネスーパーのEC事業、オムニチャネル推進を統括する責任者・川添隆氏(店舗営業本部 デジタル・コマースグループ ジェネラルマネジャー)は、「EC関与売上」を新設した目的を次のように説明する。

    アプリにおけるオムニチャネル施策の売り上げは、実店舗のP/Lに計上している。これは、小売りにおけるオムニチャネル戦略の両輪である「評価×利益が増える仕組み」を実現するためであり、お客さまの利便性を高め、実店舗が儲かる座組みを設計していきたいと考えている。一方、デジタルチャネルの成長性は別途、示していきたいと考えた。そのためにEC関与売上を新設した

    一方で、消費者の買い物行動が実店舗や複数のECサイトといったチャネル横断型になるなど、「単純にEC化率の向上を追っていくことがナンセンスになってきた」(川添氏)ことも背景にあるという。

    当社のEC事業は約9割が自社ECサイトの売り上げだが、アパレルなどはモールの依存度が高い。私個人としてはこれまで、「自社EC化率こそ企業やブランドの信頼を表す指標だ」と言ってきた。

    だが、EC売上≒自社EC売上になっている当社の場合、実店舗への貢献度を含めた「EC関与売上」が、今後はその信頼を示す指標に変わっていくと考えている。IRで発表しなくても、こういったKPIを取り入れる企業が増えていくだろう。私もカメラのキタムラやコメ兵の事例から影響を受けてきた。(川添氏)。

    メガネスーパーが「EC関与売上」をKPIに設定し、決算短信で公開した理由
    川添隆氏(店舗営業本部 デジタル・コマースグループ ジェネラルマネージャー)

    店舗部門とデジタル部門という組織の壁を取っ払ったり、デジタル施策が店舗運営に与える影響度を示すKPIとしての「EC関与売上」を取り入れる企業はまだまだ少ない。こうしたことを踏まえて、川添氏は次のように抱負などを語った。

    将来的には、デジタルが関わるオムニチャネル施策の部分、つまり「EC関与売上」が増えることで、利益の絶対額が増える、もしくはより経営効率が良くなることを小売業界の一員として示していきたい

    メガネスーパーは、店舗・デジタルチャネルの双方の利用による「LTV向上 → 利益向上」、実店舗スタッフがアイケアサービスに集中できる企業観点でのオムニチャネルをめざしている。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    アマゾン、出品型の法人向け専用のBtoB通販サイト「Amazon Business」をスタート

    8 years 5ヶ月 ago

    アマゾンジャパンは9月20日、法人向け専用のBtoB通販サイト「Amazon Business(アマゾン・ビジネス)」をスタートした。

    アマゾンジャパンは9月20日、法人向け専用のBtoB通販サイト「Amazon Business(アマゾン・ビジネス)」をスタート

    「Amazon Business(アマゾン・ビジネス)」の出品サイト(画像は編集部がキャプチャ)

    取り扱う商材は、オフィス、建築/建設、飲食サービス、病院/クリニック、ホテル/レジャー、工場、自動車整備、理美容業、大学/学校、研究所、行政機関、農業などを対象にしたもの。

    Amazonが直販で扱ってきた法人向け商材のほか、「アマゾン・ビジネス」に出品した販売事業者の商品を販売する。

    「アマゾン・ビジネス」に出品・販売するには出品用アカウントが必要。そのため、「Amazon マーケットプレイス」を活用している販売事業者が出品できるサービスとなる。

    「法人価格」「数量割引」「法人限定出品」といった機能を新たに設けて、法人の「Amazon」利用を促していく。販売事業者が利用できる主な機能は次の通り。

    • 法人価格と数量割引:販売事業者は法人・個人事業主専用の価格を提供し、多数の商品購入時に割引適用される価格の設定が可能
    • 請求書払い:条件を満たした法人・個人事業主が月締めの請求書で支払うことができる機能。与信審査、販売代金請求、売上回収をAmazon側が行う
    • 法人限定出品:販売事業者は、「Amazon Business」上で法人限定の商品を出品することができる機能
    • フルフィルメント by Amazon(FBA):「FBA」「マケプレプライム」を利用すると、期間限定配送特典である「お急ぎ便」で商品を配送することが可能

    「アマゾン・ビジネス」は米国で2015年4月に開設し、現在の法人顧客数は100万社以上という。ドイツでは2016年12月、英国では2017年4月にスタートした。

    日本独自の機能として、請求書払いや見積書作成機能を搭載。請求書払いはアマゾンジャパンが一括して請求する仕組みや、見積書を作成・ダウンロードできる機能を設けた。

    「アマゾン・ビジネス」で商品を購入したい法人は、事前登録しビジネスアカウントを取得することが必要(無料)。

    *随時、追加していきます。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    NTTレゾナントがサイト内検索に新機能。会話型ECに対応するため価格.comも導入

    8 years 5ヶ月 ago

    NTTレゾナントはAI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution」に新機能「不要語の除外」を追加したと9月14日に発表した。

    新たに追加した「不要語の除外」は、入力キーワードから自動的に重要なキーワードを抽出する機能。たとえば、検索ボックスに「防水のデジカメ」とユーザーが入力した場合、不要な助詞「の」を削除し、「防水」「デジカメ」という重要キーワードを自動的に抽出して検索結果を表示する。

    曖昧な言葉や状態を表す短文、修飾語がついた名詞を入力した場合でも、ユーザーの希望に沿った検索結果を表示することができるという。

    「不要語の除外」は、NTTグループのAI技術「corevo」の1つである形態素解析技術を活用、高い精度でのキーワード抽出を実現した。

    会話型コマースの台頭見据えて「goo Search Solution」を導入

    NTTレゾナントはAI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution」に新機能「不要語の除外」を追加、「価格.com」も導入

    「不要語の除外」のイメージ

    カクコムは運営する購買支援サイト「価格.com」に、「不要語の除外」「表記ゆれ辞書」「同義語展開」といった計5つの機能を含めた「goo Search Solution」を導入した。

    カカクコムが「goo Search Solution」を導入したのは台頭する会話型コマースに対応するため。

    カカクコムによると、チャットボットなど音声アシスタントの技術向上により、ECサイトは会話型コマースへ移行が進んでいると指摘。まずは、Webブラウザの検索精度向上に向けた取り組みを検討していたという。

    音声アシスタントによるECサイトでの検索は、従来のキーワード入力検索と異なり、曖昧な言葉や不要な言葉が多く含まれるため、「不要語の除外」機能などを搭載している「goo Search Solution」の導入を決めた。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    まとめ買いの顧客にポイント付与で再配件数を抑制、アスクルの「LOHACO」

    8 years 5ヶ月 ago

    アスクルは9月14日、日用品ECサイト「LOHACO(ロハコ)」の1回の注文金額が5000円以上の顧客を対象に、Tポイントを付与するキャンペーンを実施すると発表した。

    注文金額が5000円以上で50ポイント、1万円以上では200ポイントを付与する。対象期間は2017年10月2日から2018年1月31日。Yahoo! JAPAN IDでログインした顧客が対象。 

    国内の宅配便取扱個数が2016年度に40億個を超え、配送現場の人手不足が深刻化するなか、商品の「まとめ買い」を促すことで配送件数の抑制を図る。

    アスクルは、まとめ買いの顧客にTポイントを付与する理由を次のように説明している。

    急を要しないお買い物はなるべくまとめてご注文いただくというお客様のご協力に対して、アスクルから感謝の気持ちを表すことで、1人でも多くのお客様にご参加いただきたいと考えております。

    アスクルは日用品ECサイト「LOHACO(ロハコ)」の1回の注文金額が5000円以上の顧客を対象に、Tポイントを付与するキャンペーンを実施する

    配送件数の抑制を目的にポイント付与を実施(画像は編集部がキャプチャ)

    また、10月2日から「LOHACO」で扱う900ミリリットル以上の一部飲料といったケース商品の配送料を350円に設定。また、沖縄本島を除く離島への配送料も350円にする配送サービスの変更を行う。

    「LOHACO」は都内の一部地域で、独自の配送サービス「Happy On Time(ハッピーオンタイム)」を実施。午前6時から深夜0時まで1~2時間刻みで配達時間を指定できる上、到着時間を事前に30分幅で通知。商品の置き場所指定や配達直前の電話連絡、宅配ボックスでの受け取りなどを行い、再配達の抑制に取り組んでいる。

    また、人工知能を活用して早朝や夜間の配送を効率化するサービス「Scatch!(スキャッチ!)」も導入している。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    日本人は消費に無関心で、企業や商品に対してロイヤルティを感じない!?【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

    8 years 5ヶ月 ago

    確かにしっかり検討して買うことがなくなったな~と感じます。Amazonではワンクリックで買いますし、メルカリでもスパッと購入。購入金額ごとに見れば違うのかもしれませんが、データを見る限りは日本だけが世界の流れに逆行しているのは間違いないです。

    日本は既存個客向けのサービスが不足している

    「日本だけ消費者の無関心化が進んだ」、アクセンチュアが独自調査 | ITpro
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/091302232/

    まとめると、

    • 製品・サービスについて購入前によく検討しない消費者が増えている傾向を「無関心化」と定義
    • 「製品・サービスについて購入前によく検討しない」と答えた割合が、62%から67%に増加
    • 「商品の購入をしている企業・商品に対してロイヤルティを感じる」と答えた割合も、前回調査の41%から40%に低下

    先進国のなかで日本だけ「製品・サービスについて購入前によく検討しない」と答えた割合が前回調査(2016年発表)よりも増えた。前回の割合が62%だったのに対して今回は67%だった。一方、他の先進国(フランス、ドイツ、米国、英国)はいずれも前回調査より減少した。

    どんなものを購入する時について聞いているのかが気になりますよね。高額の商品なら徹底的に検討するユーザーが増えていそうですが、数千円のものであればメルカリなどで即買いする人も多そうです。

    それよりも気になるのはロイヤルティの低下。既存個客をほったらかしにしていては足元がおぼつきません。目の前のお客様を満足させられないショップは、新規のお客様も同じでしょう。

    関連記事

    アイデアへの出費は投資

    今まで出した赤字は5億円以上!蛇口メーカー「カクダイ」がふざけた商品を作り続ける理由とは? |
    https://irorio.jp/yatta-men/20160222/298335/

    まとめると、

    • 水道用品・水栓金具の専門メーカー「カクダイ」は、ユニークな蛇口の開発にかかる費用で、トータル5億円以上の赤字が出ている
    • 思いつきで蛇口を作るため、新たな技術の習得が必要になり、イノベーションが起こった
    • さまざまなノウハウが蓄積し「欧州製品に負けていない」と自負できるレベルにまで技術力が上がった

    時には開発段階で壁にぶつかることもある。いくら面白いデザインの蛇口を思いついても、それを作り上げる技術がなければ商品化することはできない。

    思いつきで蛇口を作るため、新たな技術の習得が必要になるケースは多々あったそうだ。

    しかし、開発者たちはそういった過程こそがイノベーションであり、自分たちの製品の技術力を高めるということに気づき、ますます蛇口作りに熱中していった。

    「イノベーションを起こせ」とか、「アイデアを出せ」という会社に限って、こうした遊びを禁止するんですよね。「いつ儲かるのか?」「誰が買うのか?」などなどバカバカしい質問をするわけです。知恵=知識×経験と考えれば、こうした役に立たないような経験が素晴らしいアイデアを生み出すんですけどね。

    特許は広告のために取得するものじゃないですからね

    広告における「特許」表記の注意点。「特許取得」「特許出願中」と書いても大丈夫? | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/4668

    まとめると、

    • 化粧品等の広告については、「特許取得」「特許出願中」は原則的に記載不可
    • 健康食品、雑貨等の広告については、不可というルールはない
    • 特許が医薬品的効能効果や医療機器的効能効果に関連するものだった場合、記載すると薬機法に抵触するものと判断され不可

    例えば、成分を抽出する課程で取得した製法特許など、事実を元に正しく記載する範囲においては、差し支えないものとされています。

    ですが、健康食品は医薬品的効能効果(雑貨の場合には医療機器的効能効果)を有する旨の標榜を、明示も暗示もしてはならないことになっています。

    せっかく取得した特許だから広告にも……って考えてしまいますが、薬事法に触れそうな場合は要注意ですね。そもそも、特許取得は広告目的ではないので、本来の使い方にとどめておきましょう。

    EC全般

    アマゾンよりも進んでる? 無人コンビニ「BingoBox」などが広がる中国小売市場の今 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/4714

    この記事は必読。無人販売所的なイメージがしてしまいますが、そうではないようです。

    高校生が日本初の「騒音トラブル解決モデル」を発足。周辺住民からの苦情も激減 |
    http://www.msn.com/ja-jp/news/national/...

    苦情に真正面から立ち向かえばいい結果になるという良い事例。これも相手と実際に会うことができるからなのかもしれません。ネットショップは会えないという難しさがあります。

    自動運転の配送めざす「ロボネコヤマト」、対象エリアを拡大 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/4704

    実験がうまくいっているようですね。見た人がいたらどんなものか教えて欲しいところ。

    買い物の参考にする情報源、男性は「Webの記事」、女性は「家族の意見」 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/4700

    個人的にはお店の人の意見です。無理に買わせようとする店員も減ってきたので信頼度は高いような。

    サイト利用者視点で考える ウェブ接客で「説得可能なタイミング」を捉えるには | ECzine
    https://eczine.jp/article/detail/4936

    相手の思考にスムーズに入り込めるように。自分の思いを押してもダメです。

    マイナンバーカードの「自治体ポイント」とは?クレジットカードなどで貯めたポイントやマイルを地元商店街や「名物チョイス」で利用できるように! | ザイ・オンライン
    http://diamond.jp/articles/-/141606

    広がるようには考えにくいですが、こんなポイントもあるということで。

    今週の名言

    個々の戦術は模倣可能ですが、お店の根幹については、コピペで使える安易なノウハウはありません。よく見て、よく考え、挑戦を重ねるのみです。

    「売れる店の条件」は、もう変わっています |ネットショップ運営支援ブログ「ECバカ一代」
    https://www.commerce-design.net/blog/archives/2244

    今週の記事ではカクダイさんの記事がまさにそれ。戦術だけを見るのはもうやめましょう。

    森野 誠之

    運営堂

    運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

    森野 誠之
    確認済み
    46 分 31 秒 ago
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