Google アナリティクスがビジネスに実用的なインサイトを提供する 4 つの方法 | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2025年9月19日(金) 14:30
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Google アナリティクスの新しいツールは、キャンペーンのパフォーマンスをより適切に計測し、進化するプライバシーと規制の状況に適応するのに役立ちます。

著者 Steve Ganem 氏の画像
Steve Ganem
Director, Product Management, Google Analytics

この記事は、Google ブログ記事 「Four ways Google Analytics delivers actionable insights for your business」を元に構成しております。

マーケティング担当者が施策の効果を把握し、より多くの情報に基づいた意思決定を行うためには、計測は不可欠な要素です。 5 年前、Google は現在のデジタル環境に適応し、ユーザーのプライバシーを尊重しながら成長を可能にするソリューションとして、Google アナリティクス 4 を導入しました。 より優れたビジネス上の意思決定を支援するため、今回新たに以下の機能と注力領域への投資を強化いたします。 これらには、AI によるインサイト生成、全ファネルとクロスチャネル計測の改善、新しい予算設定およびプランニング ツール、プライバシーを優先した統合機能が含まれます。

本題に入る前に、これらのすべての新製品リリースは Google アナリティクス 4 でのみご利用いただけます。前述の通り、ユニバーサル アナリティクスは 2024 年 7 月 1 日に終了します。これ以降は、標準プロパティと 360 プロパティの現在および過去のデータを表示やダウンロードすることはできなくなります。まだ GA4 にアップグレードしていない場合は、直ちにアップグレードを完了してください。ユニバーサル アナリティクスのデータを引き続きご利用いただくには、今すぐデータをダウンロードしてください。

Google アナリティクス 4 がもたらす、より迅速なインサイトの獲得

Google アナリティクス 4 は、Google AI を使用し、関連するインサイトを明らかにし、消費者の今後の行動予測から購入までの流れを分析し不明点を解明します。行動分析・コンバージョン モデリングとデータドリブン アトリビューションを組み合わせることで、キャンペーン パフォーマンスをより包括的に把握できます。これは、法的規制やプライバシーの状況が変化した場合でも、引き続き機能します。

今後数か月で、生成されたインサイト機能を導入する予定です。この機能は、データの変動要因を簡潔な言葉で説明しレポートを提供します。例えば、「購入」イベントが特定の日付に急増したとしましょう。Google の AI エンジンは、無数のディメンションと指標の組み合わせを処理し、このような急増がなぜ起こっているのかを積極的に解明し、説明してくれます。生成されたインサイトは、まるで同僚が重要なポイントをまとめてくれているかのように、自然で理解しやすい文章で提供されます。

生成された分析情報のUIスクリーンショット Google AI を使用して生成された分析情報により関連情報が得られます ファネルとチャネル全体を通じてパフォーマンスを深く把握する

昨今のチャネル、デバイス、フォーマットの急増により、これまで以上に多くのタッチポイントが存在しています。Google アナリティクス 4 は、ファネル全体のカスタマー ジャーニーとチャネル別キャンペーン パフォーマンスを理解するのに役立ちます。今年後半には、Google アナリティクス 4 はリンクされたキャンペーン マネージャー 360 アカウントから集約された広告インプレッションを広告ワークスペースに取り込み、ファネル全体のキャンペーンのパフォーマンスについて、より詳しいインサイトが得られるようになります。

さらに、費用データのインポート機能を改善することで、Google 以外のキャンペーン データをアナリティクスで簡単に表示できるようになります。 アナリティクス プロパティから直接 Pinterest、Reddit、Snap 広告アカウントを接続すると、Google 以外のキャンペーンデータがクロスチャネル パフォーマンス レポートに自動的に表示されるようになります。これらのデータは、アナリティクス トラフィックソース ディメンションにマッピングされ、「広告費用」、「広告クリック数」、「広告インプレッション数」などの指標が利用可能になります。

予算設定およびプランニング ツールの導入

Google アナリティクス 4 は、クロスチャネル キャンペーンのパフォーマンスに関する貴重なインサイトをお客様に提供する予定です。これらはビジネスでより実践的に活用できるようになります。今後数か月以内に Google アナリティクス 4 でベータ版としてクロスチャネル予算設定をリリースし、進行中のメディアをより簡単に最適化し支出を配分できるようにします。このアップデートには、収益などの目標設定に対して、チャネルごとのメディアの進捗状況と予測パフォーマンスを追跡できる「予測レポート」が含まれます。今後もこの機能を拡張していく予定ですので、今後の発表にご期待ください。

耐久性と継続性のある基盤構築

今日の進化する状況において、プライバシーを優先する未来を切り乗り切るために、耐久性のある計測戦略が重要です。今年後半に、サードパーティ Cookie がなくても引き続き視聴者にリーチし、効果的に計測できるよう、一部の Chrome プライバシー サンドボックス API のサポートの展開を開始する予定です。

また、法的規制やプライバシーの変更に対しての耐久性を維持するためにも、Google アナリティクス 4 の拡張コンバージョンは、クロスチャネル コンバージョン アトリビューションのより包括的な全体像を把握するのに役立ちます。ハッシュ化され同意されたファーストパーティ データを既存のコンバージョン タグと組み合わせることで、プライバシーに配慮した方法で他の Google データと照合され、キャンペーンの実際のパフォーマンスをより明確で包括的に把握できるようになります。次に、これらの拡張コンバージョンを簡単に Google 広告に直接送信することでワークフローを効率化し、Google AI を活用して広告のパフォーマンスを向上させます。

さらに、同意モードを使用することで、これまで以上に簡単に Google アナリティクス 4 に同意設定 を共有できます。これにより、AI を活用した行動モデリングを活用して、ユーザーのジャーニー全体 を包括的に把握することができます。Google アナリティクス 4 は、将来を見据えた耐久性を備えるように構築されています。計測環境が絶えず変化し続ける中でも、ユーザーの購入までの全過程に関する疑問に対し役立つツールを提供するために、引き続き投資していきます。

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