コーセーは6月7日、米国・ロサンゼルスに直営店舗「Maison KOSÉ」を開設した。新店舗は新しい顧客体験の発信拠点と位置付ける。独自の商品やサービスを通じて日本の化粧文化を米国向けに発信していく。
「Maison KOSÉ」は、コーセーが展開する化粧品ブランドを横断的に取りそろえた直営店およびオンラインサイト。国内ではすでに都内銀座と神宮前に2つの直営店舗を運営している。今回開設したロサンゼルスは米国での1号店となる。
日本の化粧文化を米国向けに発信する「Maison KOSÉ」
現在、米国市場はコーセーアメリカ(KOSÉ America,Inc.)が、一部百貨店などとの取引、自社ECを通じて市場開拓を進めている。米国におけるさらなる認知度拡大を推進するため、コーセーの代表ブランドやサービスをそろえた直営店「Maison KOSÉ」をロサンゼルスに構えた。
ロサンゼルスの店舗では、「商品」「カウンセリング」「エンターテインメント」の3つをキーワードに、日本の化粧文化を発信する。コーセーが取り扱っている化粧品の重点グローバルブランド「コスメデコルテ」「雪肌精」「アディクション」を店舗に集約、紹介する。
「Maison KOSÉ」では化粧品の販売ほか、メイク体験、肌診断機でスキャンした顔の3Dデータを受け取れる「肌診断体験」、役目を終えた化粧品から生まれた絵具での「スミンクアート体験」、メッセージを刻印できるリボンでの「ギフト体験」などを展開する。
店舗オープン時には、コーセーがグローバル広告契約を締結しているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手のVMD展開を実施する。
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オリジナル記事:コーセー、「Maison KOSÉ」1号店をロサンゼルスにオープン。独自の顧客体験を発信する直営店
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