ヤマダホールディングス(HD)は4月15日、ギフトECプラットフォーム「Giftmall(ギフトモール)」を手がけるギフトモールと資本業務提携を締結したと発表した。
ギフトモールが実施する総額約5億円の第三者割当増資をヤマダHDが引き受け、出資する。第三者割当増資の払込日は5月31日付の予定。
業務提携の内容は、相互の商材および顧客基盤を活用したEC、ヤマダ電機の店舗網と物流網、ギフトモールのプラットフォームを活用したオンラインとオフライン連動の強化。他の取り組みは今後両社で協議していく。
ヤマダHDは2023年12月に「Giftmall」へ出品。家電を中心とする商品の販売で売り上げを伸ばしており、オンラインギフト市場における自社商品への需要を確認しているという。
資本業務提携で信頼関係をより強化し、相互の経営資源を活用した相乗効果が期待できる取り組みを推進できると判断。資本参加を含む業務提携を締結することで合意した。
ギフトモールは2014年創業のスタートアップ事業者。2023年1~12月のグループ全体の年間流通額は約200億円。ギフト関連商材の品ぞろえ、サービス開発を推進するエンジニア力など、テクノロジーに立脚して成長を続けているという。
ギフトモールが保有するプラットフォーム、集客力、顧客基盤、サービス開発力を活用することで、ヤマダHDグループのEコマースの強化推進やオンラインとオフラインの融合であるOMOが可能になると見ている。
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オリジナル記事:ヤマダHD、ギフトECモールの「ギフトモール」へ出資、資本業務提携
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