米Amazonが2月2日(現地時間)に発表した2022年度(2022年1-12月)決算によると、売上高は前期比9.4%増の5139億8300万ドルだった。なお、為替レートの前年比変動のマイナス影響を除いた場合の伸び率は13%増という。
営業利益は同50.8%減の122億4800万ドル。当期純損益は333億6400万ドルの黒字から、2022年度は27億2200万ドルの損失に転落した。出資する電気自動車メーカー・リビアンの株価低迷による評価損128億ドル(2021年は118億ドルの評価益)を計上したことが影響している。
日本銀行が参考計数として公表している「東京外為市場における取引状況(2021年中)の2021年平均レート「1ドル=131.57」を参考に、1ドル=131円で換算した場合、日本円ベースの売上高は約67兆3317億円。
セグメント別売上高では、直販にあたるオンラインストア売上は2200億400万ドルで同0.1%減。直販ECの前年割れは為替変動が影響したようだ。国際セグメントの売上高は同8%減だが、為替変動の影響を除くと4%伸びているという。
ホールフーズ店舗が大部分を占める実店舗売上は189億6300万ドルで同11.1%増だった。
第三者販売サービス売上(マーケットプレイスを通じた第三者が販売するサービスに関する手数料売上など)は1177億1600万ドルで同13.9%増えた。
サブスクリプションサービス売上(「Amazonプライム」の会員費、デジタルビデオ、オーディオブック、デジタル音楽、電子書籍などのサブスクリプションサービス)は、同10.9%増の352億1800万ドル。
広告サービスの売上高は377億3900万ドルで同21.1%増。AWS(アマゾンウェブサービス)は800億9600万ドルで同28.8%増。その他は42億4700万ドル。
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オリジナル記事:Amazonの2022年売上高は5139億ドルで9%増。アマゾンの直販ECは前年割れに
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