ZETAは、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」のチャット拡張オプションである「ZETA SEARCH CHAT EXTENSION」をアップグレードし、OpenAIの「ChatGPT」に対応したと発表した。
チャットボットのやり取りがスムーズな会話形式に
「ZETA SEARCH CHAT EXTENSION」は、ECサイト内のテキストデータをAIの自然言語処理技術で分析・学習するソリューションで、2020年4月からEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」の拡張製品として提供している。チャットボットと連携することにより、対話やウィザード形式で商品検索やサイト内検索を行える。
「ZETA SEARCH CHAT EXTENSION」の特徴(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
「ChatGPT」は2022年11月に一般公開されたOpenAIの対話型AI。最先端のAI言語モデルである「GPT-3.5」をベースに開発されており、強化学習(2021年までのデータ)により英語、中国語、日本語などの複数言語や、政治、経済、文化、歴史などさまざまな分野の情報を認識し、人間の会話のような精度で自然なテキストを生成する。
OpenAIの対話型AI「ChatGPT」(画像は「OpenAI」サイトからキャプチャ)
自然言語で対話ができるAIとして注目され、リリースから5日間で利用者数が100万人を突破した。これまでのテストでは、リクエストに対して小説や論文を書く、プログラミングのコードを書く、文章を翻訳するなどのタスクをチャット形式で行えることが確認されている。
「ChatGPT」への対応で、チャットボット特有の機械的なやり取りがスムーズな会話形式になる。入力情報に基づいて最適な情報を提案する「ZETA SEARCH」の技術との掛け合わせにより、店舗スタッフやオペレーターとの会話のようなコミュニケーションの実現が期待できるという。
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オリジナル記事:ZETAがチャット型検索エンジン「ZETA SEARCH CHAT EXTENSION」がOpenAIの「ChatGPT」に対応
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