MMDLaboが運営するMMD研究所は、「2022年版:スマートフォン利用者実態調査 第2弾」でアプリや利用中のサービス、セキュリティなどについてアンケート調査を行った。調査の結果、キャッシュレス決済でのトラブル経験は18.4%で、その内「クレカ不正利用」が最多だった。
調査対象はスマートフォンを所有する15歳~59歳の男女2231人。期間は2022年12月9日~12月10日。
インストールしている平均アプリ数は19.3個
調査対象者に利用しているスマートフォンにインストールしているアプリの数を聞いたところ、最多は「16~20個」(14.3%)で、次いで「6~10個」(13.4%)「11~15個」(13.2%)だった。
スマートフォンにインストールしているアプリの数(プリインストールアプリは除外)
(n=2231、出典:MMD研究所)
インストールしているアプリの種類について聞いたところ、「QRコード決済アプリ」が55.9%で最も多く、次いで「動画」が55.4%、「天気」が51.6%だった。
インストールしているアプリの種類(プリインストールアプリを含む)
(n=2231/複数回答可、出典:MMD研究所)
キャッシュレス決済のトラブル経験は18.4%
調査対象者にキャッシュレス決済でトラブルに遭った経験を聞いたところ、「トラブルに遭ったことがある」と回答した人は18.4%だった。
キャッシュレス決済でトラブルに遭った経験(n=2231、出典:MMD研究所)
「キャッシュレス決済でトラブルに遭ったことがある」と回答した人に、トラブルに遭った内容を聞いたところ、最多は「クレジットカードの不正利用」(26.0%)で、次いで「フィッシング詐欺」(14.4%)「なりすまし」(13.6%)だった。
キャッシュレス決済でトラブルに遭ったこと(n=441/複数回答可、出典:MMD研究所)
調査対象者にキャッシュレス決済で不正利用被害に遭わないために行っていることを聞いたところ、「利用明細をこまめに確認するようにした」が24.8%で最も多く、次いで「利用通知がメール、アプリで届くようにした」が16.8%、「定期的に銀行口座の入出金と残高の確認」が14.8%だった。一方、「特にこれと行って対策を講じていない」と回答した人は51.0%だった。
キャッシュレス決済で不正利用被害に遭わないためにしていること
(n=2231/複数回答可、出典:MMD研究所)
利用が増えたサービス上位は「動画配信サービス」「ネットショッピング」「ゲーム」
調査対象者に2021年と比べて利用が増えたサービスを聞いたところ、トップは「動画配信サービス」(17.1%)で、2位は「ネットショッピング」(13.2%)、3位は「ゲーム」(9.4%)だった。
昨年と比べて利用が増えたサービス(n=2231/複数回答可、出典:MMD研究所)
サブスクリプション、音楽配信は「Spotify」、動画配信は「Amazon Prime Video」がトップ
「音楽アプリをインストールしている」と回答した人に、現在利用している音楽アプリを聞いたところ、最多は「Spotify」(28.0%)で、次いで「Apple Music」(21.5%)「Amazon Music Prime」(18.6%)だった。
現在利用している音楽アプリ(n=706/複数回答可、出典:MMD研究所)
「コミュニケーション、動画、SNSのアプリをインストールしている」と回答した人に、利用している動画コンテンツ(無料)を視聴するプラットフォームを聞いたところ、トップは「YouTube」(81.5%)で、次いで「LINE」(39.9%)「Instagram」(35.5%)だった。
現在利用している動画コンテンツ(無料)視聴プラットフォーム
(n=1618/複数回答可、出典:MMD研究所)
「動画アプリをインストールしている」と回答した人に、現在月額料金を払って利用している定額制動画配信サービスを聞いたところ、「Amazon Prime Video」が28.5%で最も多く、次いで「Netflix」が11.6%、「U-NEXT」が3.9%だった。
現在月額利用料を支払って利用している定額制動画配信サービス
(n=1235/複数回答可、出典:MMD研究所)
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オリジナル記事:利用している平均アプリ数は19.3個。18.4%が「キャッシュレス決済でのトラブル経験あり」
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