アスクルはDX(デジタルトランスフォーメーション)型組織への変革をめざし、社内のDX人材育成強化の一環として独自の研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY(アスクルDXアカデミー」を9月1日に開校した。
「アスクルDXアカデミー」は、データやテクノロジーを使いこなせる人材を育成するカリキュラムで、理数教育に創造性教育を加えた教育理念であるSTEAMモデルをフレームワークとして採用するDX人材育成のための研修プログラム。
「ASKUL DX ACADEMY(アスクルDXアカデミー」の構成
DX人材の育成強化に伴い、人材採用を進める人事部門とDX戦略を進めるテクノロジー部門が連携して開校した。
全社員向けに5プログラム、データサイエンティストやエンジニアなど向けに6プログラムで構成。データドリブンやテクノロジードリブンに精通している人はもちろん、データやテクノロジーに苦手意識がある社員でも基礎から学習し成長できる内容で、体系立てて学ぶことができるという。
データサイエンティストやエンジニアなど向けプログラム
全社員向けのプログラム
社内公募および推薦で選ばれた社員が、約半年間にわたって受講する。受講者は中級レベルをめざして学習を進め、さらなるステップアップが図れるよう講師が育成カリキュラムでサポートし、アスクル人材のDX力を底上げしていく。
研修開始から3年でDX人材(中級レベル以上)の構成比をクリティカル・マスの16%以上に高めることを目標とする。自発的にDXに関するアイデアを創出できる社員が増えることで企業風土がDX型組織に変革、アスクルのビジネストランスフォーメーションが推進すると期待している。
アスクルDXアカデミー概要
- 開校日:2021年9月1日
- 対象者:アスクルの従業員(グループ会社は除く)
- 全社員向け→カリキュラムにより、オープン抽選、上長と相談し指名、選考などを組み合わせて実施
- データサイエンティストやエンジニア等向け→指名+選考
- 受講者目標:3年以内に全社員の16%以上(約150人)
- 制度:修了者認定制度、CPE制度(2年更新)
- 講師:アスクルの従業員を基本とし、DXセミナーは外部講師を招聘
- 学長:執行役員 CDXO テクノロジスティクス本部長 宮澤典友氏
- 副学長:執行役員 CHO 人事総務本部長 秋岡洋平氏
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オリジナル記事:DX人材はどう育てる? アスクルが始めた人材育成の独自研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY」とは
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