コロナ禍におけるニトリホールディングスの2020年3-5月期(第1四半期)通販事業の売上高は、前年同期比40.9%増の168億円だった。2019年3-5月期の通販売上高は119億円で、前の期比19.8%増。2020年3-5月期の通販・ECは大幅に拡大した。
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ニトリホールディングスの第1四半期における通販事業の伸び率の推移(画像は決算説明会資料からキャプチャ)
連結売上高に占める店舗売上(海外含む)は1508億円で前年同期比1.1%増。国内のニトリでは4~5月、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で最大110店舗の臨時休業を実施した。休業した店舗の数字を営業継続した店舗、通販事業がカバーしたとしている。
連結売上高に占める通販売上高の比率は約9.7%で前年同期から2.5ポイント増えた。
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ニトリホールディングスの第1四半期について(画像は決算説明会資料からキャプチャ)
コロナ禍において、自宅での時間を快適に過ごすためのニーズが拡大。フラットデザインの多用途収納ボックス「Nインボックス」や、ネジや工具を使用せずに組み立てることができる「Nクリック」シリーズなどの収納ケースの売上高が大きく伸長したという。
在宅勤務の増加に伴い、パソコンデスクやワークチェアなどのホームオフィス家具の受注も伸びたという。
「One to Oneマーケティング」の取り組みとして、アプリ会員限定で商品購入時にポイントを追加付与するサービスをスタート。ニーズに合わせた情報配信を行うとしている。
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オリジナル記事:コロナ禍でニトリの通販事業は約4割増の168億円、休業店の落ち込みを通販などでカバー
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