基本編 – トラッキング コードをインストール後にデータが表示されない場合のトラブルシューティング | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2010年4月5日(月) 18:51
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完全な状態のオリジナル記事は 「基本編 – トラッキング コードをインストール後にデータが表示されない場合のトラブルシューティング」 からご覧ください。
2010 年 4 月 5 日
Posted by 武内 啓恵 クライアント サービス

前回の投稿では、Google Analytics のトラッキング コードのインストール方法をご紹介しました。 通常はコードをインストールしてからおおよそ 24 時間程度経過するとレポートにデータが表示されます。

24 時間を経過してもデータが表示されない場合、フィルタがデータの表示を妨げているか、トラフィック データ自体が収集されていない可能性があります。今回はこれらの問題を引き起こす原因および解決方法について解説したいと思います。


*フィルタがデータの表示を妨げている
フィルタは条件を指定してレポートに表示するデータを加工することができる機能です。このフィルタを不適切な条件でプロファイルに適用すると、レポートのデータが表示されない場合があります。これは、複数の一致フィルタを設定している場合に多く発生します。

例えば、存在しないフィルタ パターンを定義した一致フィルタや、リクエスト URI などの特定のデータ フィールドを対象にした複数の一致フィルタを適用したプロファイルには条件に一致するデータが存在しないことから、レポートにデータを表示がされません。

下記のフィルタの使用方法に関する記事をご覧いただき、ご自身のアカウントのフィルタの設定状況をご確認ください。

フィルタとは (Google Analytics ヘルプ)
フィルタ作成時のポイント – プロファイルの活用法 (Google Analytics 公式ブログ)
フィルタ作成時のポイント – カスタムフィルタ (Google Analytics 公式ブログ)


* トラフィック データ自体が収集されていない
トラッキング コードの記述にあやまりがあると、コードが正しく機能しないため、アクセス データ自体を収集できません。例えば、ワード プロセッサにペーストしたトラッキング コードをコピーしてから HTML ソースに貼り付けると、余分なスペースや改行が追加される可能性があります。

不要な改行によりトラッキングコードエラーになる場合の例:
document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js'

type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));

正しいトラッキングコードの例:
document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js'
type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));

トラッキングコードは、前回の投稿にてご案内した方法で、トラッキング コード設定ウィザードからコピーしたものをそのまま、サイトのHTMLに貼り付けてください。

※ 既に Analytics のトラッキング コードを設置しているページに、新たにトラッキング コードをインストールした場合もデータを収集することができません。トラッキング コードのスニペットは、ページに 2 つ以上設置することはできないので、ご注意ください。


* Urchin ソフトウェアを使用している
Google Analytics の他に、Urchin ソフトウェアを実行している場合、 __utm.js と urchin.js の干渉により、Google Analytics のサーバーへデータを送信していない可能性があります。この問題は Analytics のトラッキング コードをカスタマイズすることで解消できます。トラッキング コード設定ウィザードの[アドバンス] > [Urchin ソフトウェアを使用して既にトラッキングしています]を選択して、コードのカスタマイズと他に必要な追加手順をご確認ください

[クリックすると画像が大きくなります]













* レポートにデータが表示される前にコードのインストール状況を検証する方法
Google Analytics はトラッキング コードを実行する度に、_utm.gif というシングル ピクセルの透過 GIF 画像をデータ収集サーバーへリクエストして、同時にレポートで使用するデータを送信しています。

このリクエストの状況を確認することで、コードが正しく機能しているかどうかを検証することが可能です。ややアドバンスな取り組みになりますが、Google Code Site (英語) で詳細な方法を解説していますので、宜しければご覧ください。

Troubleshooting the Tracking Code ( Google Code Site )

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