アマゾンジャパンは物流代行サービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」の配送代行手数料を2020年4月1日に改定すると発表した。現在のサイズ区分である「小型」「標準」「大型」は約2~10%の値上げとなる。また、「大型」よりも大きいサイズ区分として「特大型」を新設する。
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従来の「大型」商品よりも大きい「特大型」商品の取り扱いを可能にし、4つのサイズ区分を新たに追加(画像はアマゾンジャパンのHPから編集部がキャプチャ)
フルフィルメントや輸送、商品の配送にかかるコストの高騰といった環境の変化を受け、手数料を改定するという。配送代行手数料は2019年2月にも値上げしている。
新料金は「小型」が282円(現在は257円)、「標準」は381~548円(同361~499円)、「大型」は589~1756円(同575~1598円)、「特大型」は3061~6250円。
新しい料金体系は2020年4月1日以降に出荷された商品に適用する。
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小型、標準の新料金(画像はアマゾンジャパンのHPから編集部がキャプチャ)
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大型の新料金(画像はアマゾンジャパンのHPから編集部がキャプチャ)
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特大型の新料金(画像はアマゾンジャパンのHPから編集部がキャプチャ)
服やシューズなど一部商品の手数料を期間限定で引き下げ
販売手数料の改定に伴い、一部商品の手数料を期間限定で引き下げる。
2020年3月1日から2021年2月28日まで、「服&ファッション小物カテゴリー」のプライム対象商品(FBAまたはマケプレプライムを利用)で、売上高の合計が3000円を超える場合、3000円を超えた部分の販売手数料率は8%(通常は15%)になる。
また、「シューズ&バッグカテゴリー」のプライム対象商品の売上高合計が7500円を超える場合、7500円を超えた部分の販売手数料率は7%(通常は15%)となる。
最低長期在庫保管手数料は廃止
荷物の保管期間が365日を超えたメディア商品以外の在庫にかかる長期在庫保管手数料のうち、商品1点あたり月額10円の「最低長期在庫保管手数料」を廃止する。2020年4月1日時点で保管期間が365日を超えている在庫を対象に4月15日から適用する。
1000立方センチメートル(10cm×10cm×10cm)あたりに適用される長期在庫保管手数料は継続。
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オリジナル記事:アマゾンがFBAの配送代行手数料を再値上げ、ファッションなど一部の販売手数料は期間限定で引き下げ
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