全国紙閲読者は「ヘッド型」、非閲読者は「ロングテール型」という電通の寄稿は変 | Insight for WebAnalytics

Insight for WebAnalytics - 2010年3月28日(日) 11:55
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朝日新聞広告局のマーケBOXというコラムに電通が特別寄稿している記事から。

これは電通 ビジネス統括局 プラットフォーム・ビジネス開発室による特別寄稿の「新聞の検索行動への影響を探る」である。4回シリーズの2回までが2010/3/25に公開されている。タイトルで指摘したものは2回目の記事についてである。

確かに図1-2で、新聞の非購読者の検索ワードの種類が7194、購読者は3738で非購読者の方がより多くの検索ワードの種類を試みているというのはわかるが、それが何故、ロングテールとヘッド型にすりかわるのだろうか。


図1-1を見てみれば、どちらも明らかにロングテール型で、どちらの軸も対数軸に直せば直線になる「べき分布」を示すようになるのではないかなあ。図1-1の方のグラフも母数が272人と83人なのだから、スケールが同じ絶対人数になっているのだから、全体的に約3倍になっているのは当たり前。1/3のスケールに調整したら、むしろ新聞購読者の青線の方が、非購読者の赤線を下回るのではないかなあ。




ということで、以下の結論は結構?な気がするがどうだろう。

「上位ワードでは全国紙閲読者の検索人数が非常に多いことから、「ヘッド型」ともいえるだろう。一方非閲読者では、少人数にしか検索されないワードが多く、分布が右側に長く伸びる「ロングテール型」(Anderson 2004)が特徴的である。全国紙閲読者では、約3,700超なのに対し、7,000を超えるワードが検索されている(図1-2)。非閲読者は、個人の興味や関心が分散し、とらえどころがない層だといえるだろう。

この結果から、全国紙閲読者はマスボリューム(人気ワード)で検索することが多く、比較的同傾向のワードを検索していることが分かった。「その時々で調べておくべき情報」や、「世間一般で話題となっている(であろうと自分なりに考えられる)情報」を、インターネットから検索している傾向が読み取れる。メディア特性の観点から見ると、新聞が世論形成や議題設定の機能を有し、それが検索行動にも表れていると考えられる。」

最初の結論の「非閲読者は、個人の興味や関心が分散し、とらえどころがない層だといえるだろう」は、「どちらの層も検索では関心が分散しており、非閲読者はより分散している」だけであって、閲読者もとても捕らえどころ(検索だけから興味を捕らえるという意味合いで)なんてないんじゃないかなあ。

また「この結果から、全国紙閲読者はマスボリューム(人気ワード)で検索することが多く、比較的同傾向のワードを検索している」と述べているが、人気ワードで検索しているかどうかは、何種類の検索語で検索している人がいるかというこのバラツキ(分布)のヒストグラムとは全く無関係で、別の集計をしてみなければわかりません。

恐らくその他のいろんなデータを見て総合的に考えた考察なのだろうから、一部のデータしか見てない私の方が間違っているかもしれないが、少なくとも提示されているグラフや数字を見る限り、そこから導き出された結論には違和感を感じるということで。
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