視聴者をファン化してリピーターにする!Hub動画の特徴と制作ポイント | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2019年3月25日(月) 11:00
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スマホを囲むファン

動画を活用したマーケティングにおいてHub動画(ハブ動画)という言葉を耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。Hero動画(ヒーロー動画)とHelp動画(ヘルプ動画)を加えた3種類の動画は、企業がどのようにしてブランドを構築し、視聴者とコミュニケーションをとっていくかの戦略を示しています。その中でもHub動画は、視聴者の商品や企業のブランドへの理解を促進し、購入検討フェーズにつなげるハブとしての役割を果たす重要なポジションにあります。この記事ではHub動画に着目し、Hub動画とはどのようなものなのか、そのメリットはなにか、さらには制作する際のポイントについて紹介します。

Hub動画とは

Hub動画という言葉を最初に提唱したのはGoogleです。Google は「HHH戦略」というコンテンツに関する戦略を2014年に発表しました。HHH戦略とは、企業が視聴者に向けて提供する動画の種類を3種類に分け、それぞれ視聴者にとっても企業にとっても有益となるようにするものです。その3種類というのが、Hero・Hub・Helpになります。

Hero動画は、幅広い潜在層に向けて認知拡大を目的とした最初のフェーズの動画です。企業が打ち出すブランドイメージ動画はHero動画のひとつです。そして、Hub動画は、Hero動画でイメージできたブランドと視聴者をつなぐ第二フェーズの動画になります。例えば、食品メーカーのレシピ動画などがその代表的な例です。実際の商品をどのように使うかを視聴者はレシピ動画を通して疑似体験することができます。そして、最終フェーズのHelp動画は、具体的な視聴者のニーズに応える動画になります。このような分け方をみると、Hub動画は、ブランドとユーザーをつなぐ「ハブ」としての位置づけになり、何度も繰り返しアクセスしてもらうことが重要になります。

Hub動画のメリット

では、Hub動画を見せることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。Hub動画は、ブランドイメージをHero動画で見せた後のフェーズにくる動画です。そのため、視聴者の商品・サービスへの愛着を深めることができます。それによって販売促進につながり、ロイヤリティを生み出すことが可能です。ではHub動画のメリットを具体的に説明していきましょう。

商品やサービスの背景が伝えられる

単に商品の広告をする動画広告だと、メリット訴求が強くなり、機能や利用メリットのメリット紹介中心の表面的なストーリーになってしまいます。Hub動画としての役割にこだわる場合は、サービスが生まれた背景や、開発者の思いなどを盛り込みます。これにより視聴者は、より商品を身近に感じ、共感を得やすくなります。その結果、ファン化につながりやすく、より積極的に企業や商品との接点を自然にもつことができます。商品に関する表面的な説明で終わらせず、その商品に関する背景を見せることで、視聴者をその世界観に引きこむことができます。

商品の選び方や使い方を伝えられる

商品がシリーズ化されている場合のHub動画では、どのように商品を選べばよいか、シリーズ毎の違いを紹介することで視聴者にとってストレスの少ない商品選択を促すことができます。商品を一番に知る企業だからこそ、細かな違いを紹介することができます。これは、広告などのキャッチコピーやパッケージに書かれている商品説明では表現しにくいものです。たとえば、ヘアケア商品であればどのように使えば期待するようなしっとり感を得られるのか、どういう使い方がサラサラヘアを生み出すのかをHowTo動画(ハウツー動画)で説明することで、視聴者は商品の利用イメージをよりリアルに想像することができます。

ユーザーとつながることができる

Hub動画は、継続して配信することがひとつのポイントになっています。これは、視聴者であるユーザーと常につながっている状態を作ることを意味します。定期的に動画配信し、することで、視聴者に商品・サービスを認知され、いざ必要になったときに、購入検討候補にあがることが重要です。

Hub動画の内容は、視聴者側に立った動画が中心となります。視聴者が知りたい情報や商品のレビュー、普段から何気なく使えるコンテンツなど、継続して視聴したくなるような内容をちりばめることで、視聴者との継続的な接点をもつことができます。

Hub動画を制作する際のポイント

ユーザーとの継続的な接点としての架け橋であるHub動画は、目的をしっかりと持って制作を行うことでより強固な関係を作ることもできますし、逆にユーザーとの距離を作ってしまうことにもつながります。Hub動画を制作する際のポイントをしっかりと押さえた動画制作をしましょう。実際にHub動画の制作時に気をつけるポイントを説明していきます。

ユーザーにとって役立つ情報を盛り込む

Hub動画には、ターゲットにしているユーザー層がいます。そして、まずはそのユーザー層に役立つ内容であることが重要です。そのためには、ターゲット層の興味や関心事、価値観を取り入れたストーリーにすることがポイントです。シリーズ動画にしてビジュアルを統一したり、同じキャラクターを案内役したりなどの工夫をしましょう。

定期的に配信できる内容を意識する

Hub動画は、継続的にユーザーとつながっている状態であることが重要です。視聴者がリピーターとして気になる動画であるために、単発の情報発信をするのではなく、シリーズ化できるように全体の構成を考えることが重要です。食品であれば季節ごとの旬の食材を使ったレシピを定期的にアップするのもいいですし、その商品がどのようにして生まれたかの背景をミニドラマ仕立てにして見せるのも面白いです。

シリーズ化することができる自社商品・サービスのレビューのなどもコンテンツとして考えられます。1回見たら終わってしまう動画ではなく、また見たくなる動画を意識することが重要ですので、定期的に配信できるかを検討してみましょう。

見込み客を誘導できる導線をつくる

Hub動画では、動画を視聴した視聴者が見込み客として育成され顧客化するためのプロモーション的なステップを企画し誘導することで、視聴者を育成することが重要です。視聴者がすぐに自社サイトに飛べる導線を確保したり、キャンペーンページへ誘導したりして、無料会員になってもらうという仕組みを盛り込むことで、プロモーション施策がより早いファン化へ結びつくことが期待できます。

Hub動画の事例紹介

HHH戦略は多くの企業で活用しています。それぞれの目的に合わせて動画を制作し、視聴者のニーズを受けながら育成していく成功事例は多く見られます。実際にHub動画をどのように利用してプロモーションにいかしているのかの動画制作サービスのCrevo(クレボ)の制作事例を紹介します。

オンライン英会話「レアジョブ」フレフレ男子編

AIが進化しても編

人生に今更なんてない編

出典:Crevo制作実績

オンライン英会話「レアジョブ」の事例を紹介します。レアジョブで英会話を学ぶことでどのような可能性が広がっていくか3つの動画で紹介しています。フレフレ男子編、AIが進化しても編、人生に今更なんてない編の3種類は、それぞれに異なる視点で英会話の可能性を表現しています。英会話を学ぶことに今一歩踏みだせない視聴者が、自分自身をキャストの立場に当てはめることで、実際に英会話を学ぶことでどんな風に変わることがイメージすることができます。そして、動画が英会話を始めるきっかけにもなります。

Hub動画の特徴を踏まえて制作を依頼しよう

Hub動画は、単発の思いつきで作ることができない動画です。コンセプトをもってシリーズ化し、リピーターを育成するという点が重要です。成果につながる動画を制作するためには、企画の段階から作り上げていく工程が大切です。Hub動画で成功事例を生み出したいのであれば、経験が豊富なプロに依頼するのがおすすめです。動画制作サービスのCrevo(クレボ)では、初めての動画制作でも安心のサポート体制が整っています。

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