リーダーから学ぶ: パーソナライズされた関連性の高いメッセージを配信するにはデータドリブン アプローチが有効 | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2018年5月30日(水) 16:43
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この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事「Lessons from leaders: A data-driven approach helps deliver engaging, relevant messages」を元に構成しております。






マーケティング担当者なら誰でも、顧客のことを把握し、適切なタイミングでアプローチすることの重要性を理解しています。また、最近の消費者はデジタル環境を以前より効果的に活用しており、企業からは自分の好み、関心、行動に合う商品やサービスを提案してもらいたいと考えています。[1]では、顧客それぞれに合わせてパーソナライズしたやり方で日常的にコミュニケーションを取るにはどうすればよいでしょうか。



MIT Sloan Management Review Custom Studio にて発表された Google のレポートによると、データに基づく戦略が成功の鍵とされています。「The Data-Driven Transformation(データドリブンな変容)」と題されたそのレポートには、Bayer、Tapestry Inc.(Coach、kate spade new york、Stuart Weitzman の親会社)、および Sprint のマーケティング責任者のインタビューが掲載されており、マーケティング チームの効率、正確性、機敏性を高める取り組みについて、実践から得られたインサイトを確認することができます。本稿では調査で得られた主なインサイトと、優秀なデータ分析のプロの含蓄ある言葉をいくつか紹介します。




技術の統合を進める(並行してトレーニングも実施)



全米広告主協会の最近の調査では、マーケティング技術に積極的に投資している企業ほど、マーケティングで高い成果を上げていることがわかりました。[2]そうした投資はさまざまな面で利益に結び付いていますが、いまだにチャネルごとにソリューションを使い分けている企業が投資に乗り出せば、さらに大きな成果を見込めます。各種の技術を単一の共有システムに統合すれば、何が機能していて、何が機能していないのかを簡単に評価できるだけでなく、ニーズに沿った詳細な消費者インサイトを得ることもできます。



Bayer のコンシューマー ヘルス部門のデジタル戦略責任者である Jeff Rasp 氏も、より効果的にチームでデータを活用できるよう、こうした統合を実施しました。同氏は分散されているデータをそれぞれの顧客 ID にまとめる新しいマーケティング分析プラットフォームの構築を指揮し、成果の評価に利用する同社として初めてのアトリビューション モデルの策定にも加わりました。





行動に繋がるインサイトを見出す分析スキルを持ったチームを構成する



データ サイエンティストやモバイル デベロッパーなど、データの専門家がいないと、マーケティング部門では適切なメッセージを適切なタイミングで配信することができません。Sprint の最高デジタル責任者である Rob Roy 氏の場合は、社内で新たに分析チームを編成し、外部のパートナーから作業を引き継ぐことにしました。



「すべてのデータを格納できるアーキテクチャを構築するためには、それに対応できる人材を確保する必要がありました」と Roy 氏は話しています。



必要な人材を確保した Sprint は、ウェブやソーシャル メディア、小売り、ディスプレイなど各種チャネルのデータを統合。以前より高い精度で顧客をセグメント分けできるようになりました。




グループ間の共同作業を促進する



最近の McKinsey の調査では、高い成果を収めているマーケティング担当者の 51% がネットワーク型の組織に属していることがわかりました。その時々の必要に応じて、機能の異なる複数のチームで編成される組織のことです。[3]Tapestry のグローバル データラボ担当副社長である Parinaz Vahabzadeh 氏もリーダーという立場で、そうした組織が 1 つのユニットとして協働できる体制を整えています。



「誰でもデータを利用できるようにしたいのです」と Vahabzadeh 氏。「私たちは少人数の精鋭チームなので、最も影響力の大きいプロジェクトに専念すること、同時に他のチームが必要な分析を独自に実施できるようにすることが重要となります。」





詳細情報



上記のブランド 3 社が顧客へのアプローチをパーソナライズするために、データの活用方法をどのように見直しているかについて、詳しい内容をお知りになりたい場合はレポートの全文をダウンロードしてください。










ALTS:

パーソナライズされた関連性の高いメッセージの配信で、データドリブン マーケティングの担当者が果たす役割

新しいレポート: パーソナライズされた関連性の高いメッセージの配信にデータを役立てる方法

新しいレポート(MIT SMR Custom Studio / Google): データをもとにパーソナライズされた関連性の高いメッセージを配信する

パーソナライズされた関連性の高いメッセージの配信にデータを活用する意味






[1] MIT SMR Custom Studio / Google、「The Data Driven Transformation」、2018 年 1 月

[2] MIT SMR Custom Studio / Google、「The Data Driven Transformation」、2018 年 1 月

[3] McKinsey & Company の D. Edelman と J. Heller、「The Marketer Strikes Back」、2015 年 10 月、goo.gl/R2ZnLL




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