ヤフーは4月1日から、「Yahoo!ショッピング」出店者が負担するポイント原資負担料率を、現在の「1%~」から「2.5%~」に変更する。出店者から新たに徴収するポイント原資は、大型ポイントキャンペーンの継続実施などに投じる。
ポイント原資負担料率は、出店者から消費者へ付与するストアポイントの料率として店舗負担は1%~(各店舗によって1~15%まで変更可能)に設定されていた。
4月1日からは、従来からのストアポイントの負担分に加え、新たに売り上げの1.5%をポイント原資として店舗に請求する。「Yahoo!ショッピング」から請求するポイント原資の合計は、最低で売り上げの2.5%となる。
「Yahoo!ショッピング」から出店者へ送付されている資料の一部
「Yahoo!ショッピング」は2015年4~9月期(第2四半期)に前年同期比30.2%増という大きな成長を遂げた。そのけん引役となっているのが「ポイント施策」だ。
「Yahoo!ショッピング」で買い物をするとポイント5倍を付与するキャンペーンを2016年3月末まで実施。「Yahoo!プレミアム会員」に対しては、商品購入時にTポイントを5倍付与する取り組みを継続して行っている。
ヤフーが店舗向けに配布を始めたポイント原資負担料率変更のお知らせでは、高成長の要因を次のように説明している。
- 出店数、商品数増加にともない、お客様の欲しいものがある売り場になったこと
- お客様への圧倒的なポイント還元により『どこよりもお得』な売り場になってきていること
こうした状況を受け、ヤフーは今後もポイントを中心としたキャンペーンを継続して実施していく方針。ポイント原資の変更について次のようにコメントしている。
今後も継続して大型のポイントキャンペーンを実施してお得な売り場を提供することで成長をさらに加速させていく。
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オリジナル記事:「Yahoo!ショッピング」のポイント原資負担料率が1%から2.5%に変更へ
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