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【動画の波に乗り遅れるな!】動画マーケティングのメリットと成功の秘訣とは」 からご覧ください。
動画をマーケティングに活用する機運が高まりを見せています。世間で盛り上がりを見せているコンテンツマーケティングでも、動画をコンテンツに活用する事例が増えてきました。今回は、動画をマーケティングを活用するメリットと動画マーケティングの事例を取り上げ、実際に動画マーケティングを展開する際のポイントを解説します。
動画をマーケティングに活用するメリット
【メリット1】情報伝達量の豊富さ
動画マーケティングの最大のメリットは、情報伝達量の豊富さです。アメリカの調査会社フォレスターリサーチのJames McQuivey博士によると、長さ1分の動画が伝える情報量は文字情報に換算すると180万ワードに相当するとしています。
動画では、文字情報では難しい感情、雰囲気、イメージなど動画ならではの情報を伝えることも可能です。動画の中に文字情報を一切入れなくても、視聴者は映像から送り手のメッセージを受け取ることができます。
動画は情報の受け手の言語能力に依存しないため、例えば子供やお年寄り、外国人にもメッセージを届けることが可能です。
【メリット2】コンバージョンレートの高さ
経済誌フォーブス・インサイトによると、シニア・エグゼクティブクラスの人材で未取引企業の動画を視聴した人のうち、65%が実際にその会社のウェブサイトを訪問したと答えています。そして、動画を視聴したうちの45%の人がその企業に実際にコンタクトに至ったとしています。
特にBtoBマーケティングにおいてタイムリーなメッセージをおさめた動画が適切にターゲットにリーチした場合、高いコンバージョンレートを獲得が可能です。
別の調査でも、Eメールマーケティングで動画をEメールに埋め込むことにより、CTRが96%向上したというデータも示され、それに加えて、Eメールニュースレターに動画を埋め込むことでニュースレターの解約者数を75%削減できたというデータも示されています。
【メリット3】スマートフォンとの親和性
総務省が2014年に出した情報通信白書によると、我が国のスマートフォンの保有率は53.5%で、アメリカ69.6%、イギリス80%、フランス71.6%、韓国88.7%と比べて低いものの、5割を超えています。
スマートフォンからインターネットに接続する割合も増えてきており、同時にスマートフォンで動画をダウンロード、またはストリーミングで視聴するケースが増加傾向にあるようです。
ニールセンの調査でも日本のスマートフォンユーザーの82%がスマートフォンで動画を視聴していることを示しており、特にYouTubeが人気になっています。
スマートフォンの普及がさらに進むと見られる今後、コンテンツとしての動画が視聴される機会も同時に増加することは間違いないでしょう。
動画マーケティングの事例
他にも多くのメリットがある動画マーケティングですが、ここでアメリカのマーケターの間で話題を集めた動画コンテンツをご紹介します。
リグレーの動画マーケティング
父と娘の絆を記録した62秒の動画ですが、随所でガムのラッピング紙を使って父が娘に小さな折り鶴を折ってあげるというもの。娘は少女からティーンエージャーへ、そして大人へと成長していき、父と娘の思い出の映像がいくつも綴られていきます。
最後、家を出る娘を送る父が荷物を娘の車に詰め込んでいたら、ひとつの箱から思い出の折り紙がこぼれ落ちてくる。こぼれ落ちたたくさんの折り鶴、いくつもの思い出が詰まった折り鶴を父が感慨深げに見つめる感動的なシーンで映像は終わりを迎えます。
アメリカの有力広告エージェンシーのEnergyBBDOが制作したこの動画は、テレビCMとして放送されるとともにYouTubeにも動画が投稿されました。話題を呼んだこの動画は、YouTubeにおいて170万回の再生回数と10万以上のソーシャルシェアを発生させています。
「100のセリフより1の映像」という動画マーケティングの醍醐味を、この短い動画は教えているのではないでしょうか。
動画マーケティングを成功させるポイント
動画マーケティングが有効だということは理解されたかと思います。では、どう活用すればいいのか。そんな方のために、以下に動画マーケティングを成功させるポイントをまとめてみました。
企業や製品、サービスのコンセプトやスローガンとマッチさせる
動画マーケティングも企業マーケティングである以上、投稿される動画は企業や製品、サービスのコンセプトやスローガンとマッチさせるが重要です。
リーチさせるターゲットとメッセージ内容、マーケティング目的を明確にする
他のコンテンツマーケティングについてもいえますが、動画マーケティングでは動画メッセージをリーチさせるターゲットとメッセージ内容を明確にすること、さらにはマーケティングの目的を明確にする必要があります。
BtoBビジネスの場合はいずれも比較的明確になる傾向にありますが、BtoCビジネスの場合、消費者に直接メッセージを訴求させるのか、または広くブランディングを行うのか、あるいは消費者の共感を呼ぶエモーショナル・マーケティングを行うのか等、目的を明確にすることが必要です。
動画の長さに気を付ける
アメリカの調査会社ビジブル・メジャーズによると、わずか10秒の動画でもビジター全体の20%がそのサイトから他へ移動しています。30秒では全体の三分の一が、1分では全体の45%が、2分では全体の60%がそこから離れてしまうのです。
別の調査では、スマートフォンのユーザーはパソコンユーザーよりも、やや長く動画を視聴する傾向があることを示していますが、それでも2分を超えると多くの人が動画から離れてしまいます。通常、動画は長くても2分、できれば1分を超えない程度の長さにすべきでしょう。
インターネット通信環境の向上、各種ソーシャルメディアの台頭、そしてスマートフォンに代表されるスマートメディアの世界的な普及等々、動画マーケティングが花開く環境がますます整いつつあります。
コンテンツマーケティングをすでに展開されている会社のみならず、ユニークで消費者の共感を呼ぶ製品やサービスをお持ちの企業は、動画マーケティングを検討する価値が十分にあるでしょう。