Autocomplete API の今後のご利用について | Google ウェブマスター向け公式ブログ

このページは、外部サイト Google ウェブマスター向け公式ブログ の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「Autocomplete API の今後のご利用について」 からご覧ください。
Google 検索では、ユーザーが入力を終える前にクエリを予測するオートコンプリート サービスを提供しています。これまで何年もの間、数多くのデベロッパーが、公開されていない非公式の API を使ってオートコンプリートの結果を自らのサービスに統合してきました。この API には使用の制限もありませんでした。Autocomplete API の存在を知るデベロッパーは、Google 検索に関係のない形でオートコンプリート サービスを組み込むことが可能となっていました。

これまでに何度か、デベロッパーのコミュニティが非公開の API を介して Google サービスをリバースエンジニアリングすることで、大きな進歩につながった事例があります。たとえば、Google Maps API は、創造力のあるエンジニアの手によって地図データと他のデータソースを結合したものが登場してから数か月後、公式にサポートされる API となりました。現在、Google では 80 以上の API をサポートしており、デベロッパーはこれらを使って Google のサービスやデータを自らのアプリケーションに統合することができます。

しかしながら、サポートされていない非公開の API の使用には、ある日突然 API が利用できなくなるというリスクが伴うこともあります。今回もそのような状況のひとつです。

オートコンプリートは Google 検索の補完機能のひとつとして構築されたもので、ユーザーの検索クエリの予測という目的から離れて使用されることは一切意図されていません。オートコンプリートのデータフィードには検索結果の他にも有用な用途があるといえるものの、全体としてオートコンプリートのコンテンツは検索結果とともに使用する意図のもとに最適化されており、ウェブ検索以外の状況ではユーザーに重要なメリットをもたらさない、ということが時間の経過とともにわかってきました。

そこで、Google 検索の一部というオートコンプリートの位置づけを保つため、2015 年 8 月10 日より、非公開の Autocomplete API に対する未許可のアクセスを制限します。Google ではオートコンプリートを、Google 検索と密接に関係したサービスという設計時の用途に沿った形でユーザーの皆様にお使いいただけるようにすることを目指しています。そうすることで、検索とオートコンプリートの両方のサービスにおいて最適なエクスペリエンスを提供できると考えています。

サイトで引き続きオートコンプリート サービスをお使いになりたいサイト運営者およびデベロッパーの皆様は、Google カスタム検索エンジンをお使いいただくと、サイトで検索機能とともにオートコンプリート機能をご利用いただけます。既に Google カスタム検索エンジンをお使いのパートナー様には今回の変更による影響はございません。それ以外の皆様で 2015 年 8 月 10 日以降も引き続きオートコンプリート機能をお使いになりたい場合は、カスタム検索エンジンの登録ページをご覧ください。

Posted by Peter Chiu on behalf of the Autocomplete team
Original version: Official Google Webmaster Central Blog: Update on the Autocomplete API
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

インデックス
検索エンジンがWebページをデータベースに保存しているデータベース。データベース ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]