このページは、外部サイト
CyberAgent SEO Information の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「
ペナルティからの回復の現状」 からご覧ください。
ウェブマスターツールへの警告文やペナルティが多くのサイトに出ている昨今ですが、
あわせてペナルティ状態からのリカバリーについても、
多くの情報が入ってくるようになりました。
警告であれペナルティであれGoogleが発表しているように、
「Googleがスパムと考えるリンクを外したうえでウェブマスターツールから再審査を依頼する」
ということが必須なのですが、
一時期は再審査依頼を出してもなんの音沙汰もない。。
というような時期もありました。
それがここに来て、比較的早い段階でメッセージが返信されてくるようになっています。
もっとも最近の例では、7月の中旬以降に再審査のリクエストを出して、
8/7に合格の結果が来るというものがありました。
ウェブマスターツールに大量の注意文を送ったこともあり、
注目度が高まっている中で
再審査について放置しておけないと躍起になったのか、
いずれにしても比較的早いタイミングで対応してくれていると思います。
その影響なのか、ここのところGoogleが通常時より多少ですが大きくランク変動している傾向がありましたが、
ペナルティから回復したと思われるサイトのランクアップ(ランクイン)が多く見られました。
実際にそれらのサイトはOpen Site Explorerなどでバックリンクのリストを見てみると、そのURLからのリンクがくまなく外されているというものが目立ちました。
いくつかのリカバリー事例を見てみると、
人工的なリンクをすべて外した場合にはほぼ間違いなく再審査に合格している
ということが言えます。
上記の7月中旬にリクエストを出し、8月7日返答が来た物は、過去行っていたSEO施策用のリンクを、過去取引のあったSEO業者に依頼してすべて外してもらい、一発でペナルティ解除がされています。
ただし、いくつかのケースでは、それでも下記のようなメッセージが来ています。
サイトの再審査を行ったところ、今回もあなたのサイトへのリンクの中に Google の品質に関するガイドラインに違反しているものが見つかりました。具体的には、あなたのサイトへの人為的または不自然なリンク(PageRank を操作する意図で設定された可能性があるもの)がないかどうかをご確認ください。不自然なリンクの例としては、PageRank を転送するリンクの売買やリンク プログラムへの参加などが挙げられます。Google の品質ガイドラインを満たすようにサイトを変更することをおすすめします。変更が完了しましたら、改めてサイトの再審査をリクエストしてください。サイトへの不自然なリンクがあり、これをご自身で管理または削除できない場合は、再審査リクエストで詳細をお知らせください。これは外せないリンクがあったケースではなく、すべての人工的リンクを外したと思われたケースです。
この返信が来た後に、ウェブマスターツールの内容を再度精査し、一つ一つのリンクが何なのか説明し、かつ第三者がつけたと思われるリンクに対してその旨を回答したところ、無事再審査に合格して下記のようなメッセージが来るというケースもありました。
このサイトは以前、Google の品質に関するガイドラインに違反しているとの判断に基づき、Google Webspam チームが手動で対応しましたが、お送りいただいた再審査リクエストを検討した結果、この処理を取り消しました。なお、この処理の取り消し後、サイトが Google のインデックス登録と掲載順位システムに反映されるまで時間がかかる場合があります。検索結果の品質向上にご協力いただきありがとうございます。意図しないリンク等はきちんと説明すれば「聞く耳を持ってくれる」可能性があると思われます。
それでも、ブログからのPPPと思われるリンクが残っていたり、何年前にやったのかわからないような自動登録型リンク集からのリンクが残っていたり、広告的なリンクが残っているものは現時点でなかなかペナルティ解除されないケースも存在しています。
SEOの施策は様々あり、リンク施策もそのひとつです。SEO会社が正確にそのリスクについて説明することは必要ですがSEO会社に依頼する方もきちんとそのリスクを把握することに努め、リンク施策を行う場合には万一に備えて「絶対にすべてすぐに外せるリンク」にて対策することが重要だと思います。