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かってに解析が終了、データを見る前に改めて考えよう [週刊IFWA 2012/3/26]」 からご覧ください。
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http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html■ かってに解析が終了、データを見る前に改めて考えよう
先週号でもお伝えしたように「かってに解析」というオンラインでの連載記事が今週の木曜日で最後になります。
「かってに解析」は、毎回一つのサイトを取り上げ、そのサイトを利用するシナリオを一つ設定して、その立場で実際にサイトを見て回ります。そこで遭遇するいろいろな問題点を指摘し、最後にアクセス解析するとしたら、どういう視点で数字に向かい合うべきかをまとめています。
しかも必ずしもアクセス解析だけにとどまらず、ユーザーテストをしたりA/Bテストをしてみるといいなどと各種調査にまで言及します。
「かってに解析」というコラム名の割には具体的なデータ分析は一切出てきませんので、違和感を感じられた方も多数おられたのではないかと思いますが、数字を見る前にやるべきことが多くあるということもお伝えしたかったのです。
数字自体が何かを語り始めることはありませんが、数字を見てしまうと、自分に都合良く解釈をしてしまったりします。また何も考えてないのに、そうなんだよねなどと勝手に納得してしまうものです。
自分のアクセス解析のデータを見る前に、競合のサイトを見る、自分のサイトの訪問者に改めて思いを馳せる、自分のサイトの使い勝手を見直してみるといったアプローチが大事です。
アクセス解析は自分のサイトの訪問者の行動履歴は取れますが、それ以上でも以下でもありません。競合状況などは別の手法で補完する必要がありますし、直接ユーザーに聴いてみるアンケートだってできます。
理想の姿を答えてしまう傾向にあるアンケートの結果に依存しないために、実際の行動で判断するA/Bテストという方法もありますし、定性的な問題を発見するためのユーザーテストもあります。
そんなアプローチもあるのだということを総合的にお伝えしたかった訳です。取り上げるサイトの選択をはじめとして、記事の執筆は大変負荷が高かったです。15カ月で幕を閉じますが、1年以上連載が続けられ、自分自身大変勉強になりました。