ソーシャルメディアマーケティング詐欺にありがちな7つの誘い文句 | SEO Japan

SEO Japan - 2011年7月6日(水) 18:03
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そろそろソーシャルメディア対策をしなければと考えている企業の担当者さんも増えている最近と思いますが、そんな時に助けになるのがソーシャルメディアのマーケティング会社。広告代理店から特化したソーシャルメディア会社まで最近は様々な会社が「ソーシャルメディアマーケティング」サービスを提供し出しているようですが、どの会社に頼んだら良いのかはSEO会社を選ぶ以上に悩ましいかもしれません。今回はそんな時の参考になるかもしれない記事を。 — SEO Japan ニュース速報: ソーシャルメディアを理解しているとか使ったことがあると言っている全ての人間が、自分が何について話しているのか本当に分かっているわけではない。 私達の多くにとって、そんなことは大したニュース速報ではないことは分かっている。このソーシャルメディアの驚異的な成長が、正直言ってそもそも何を質問していいかも分からないブランドに、ソーシャルメディアの重要性を大口をたたいて販売する新ビジネスが生まれている光景を私達は目にしている。彼らは誘い文句が巧みな口先の上手い人種のようで、知らない間にあなたの側に近付いてくる。彼らには、企業がソーシャルメディアの支援を求めているかどうかが分かる。もしかすると、それは彼ら自身がソーシャルメディアを理解していないからかもしれない。彼らが話題のバズワードを口にして、“うまくいくまではうまくいくふりをする”限り、企業は彼らが何も分かっていないということに決して気が付くことはないのだ。 そんな実態があまりに多すぎて、あなたは一方向を名指しで非難することができない。私はそれを代理店に見たこともあるし、企業内でも見たことがあるし、“コンサルタント”間でも見たことがある。そして正直言うと、彼らが悪い人達というわけではない。彼らは単に流行の市場に乗っかろうとしていて、できる限り早く見に付けようとしているのだ。それは資本主義の自然な成り行きである。しかしながら、ソーシャルメディアサービスを提供する連中に絶大な信頼を寄せている企業にとっては、少なくとも彼らの本当の能力を明確に理解していないことは実に不当なことである。そのため、この記事では、私が多く目にしている“危険信号”の誘い文句のリストを提供する。 ソーシャルメディアの危険な誘い文句集 ソーシャルメディアは、全ての企業にとって最高の戦略である。もしあなたがソーシャルメディア戦略を持っていないのなら、あなたは取り残されるだろう。 ソーシャルメディアは、全ての企業にとって“正しい”答えなわけではない。ソーシャルメディア戦略に飛びこむ前にいくつか検討すべき因子がある。あなたには、長期間にわたってソーシャルメディア戦略をサポートするリソースがあるだろうか?現在のマーケティング戦略の中にソーシャルメディアを統合できる自然な場所があるだろうか?あなたの業界についてすでに上がっている話題があるだろうか? あなたが存在感を示さなければならない場所は、Facebook、Twitter、YouTube… 全ての企業や業界に当てはまるソーシャルメディアチャンネルの魔法のリストなど存在しない。Facebook、Twitter、YouTubeが全てのソーシャルメディアの中で一番大切な場所ではない。多くの企業にとっては、そこが“不適切な”場所なのだ。ここでの大きな疑問は、あなたのオーディエンスが実際にソーシャルメディアチャンネルに“参加している”のかどうか、である。もしそうなら、どのチャンネルを使っているのだろうか?多くの業界にとって、FacebookやTwitterは適切なチャンネルではなく、オーディエンスが実際に参加しているソーシャルメディアサイトに割り振った方が良かったのに無駄にリソースが流出しているというのが現実だ。 私達があなたのためにソーシャルメディアでの存在全てを管理しましょう・・・あなたは苦労しません。 あなたのためにこれをしてくれる会社も確実にあるが、それは大きな危険信号を出している。ソーシャルメディアにとって大切なのは、たくさんのマーケティングメッセージを出すことではなく、会話に関与することなのだ。あなたは誰に自分の顧客や見込み客と直接会話をすることを許可するつもりだろうか?誰かに初めて電話を取らせる前にどんなトレーニングを取り入れるのだろうか?ソーシャルメディアマーケッターに、彼らをサポートするあなたのチームの積極的な関与がないままに、ソーシャルメディアチャンネルの全てを管理することを許可すると悲惨な結果になる可能性がある。 膨大なファンをもたらした企業Xの戦略を考案したのは私達です。 マーケティング会社が、ファンやフォロワーや視聴の数をキャンペーンの成功の判断基準として使うと、私はヘドが出そうになる。そのファンやフォロワーはその企業と関連があったのだろうか?あなたの動画を見た人達は結果として何か行動したのだろうか?これらの人達の中に実際に会社の金銭的目標に貢献した人はいたのだろうか? 私達には経験豊富なソーシャルメディアチームがあります。 残念ながら、これは、大抵は厚かましいうそである。こういった主張をしているプロバイダーに勤めて、企業のためにソーシャルメディア戦略を作って導入して測定することに成功している人はそんなにいない。私は、ソーシャルメディアにおける“真”の経験のない人達から、ほんの少し経験のある1人の人に管理されている大学を出たばかりの“インターン”で構成されたチームまで色々と目にしてきた。あなたのアカウントを担当するのは誰なのか、“各自”がソーシャルメディアにどれくらいの経験があるのかを必ず尋ねることだ。さらには、これまでに彼らがソーシャルメディア戦略を開発して導入してきた企業にはどんなものがあるかを必ず尋ねること。若手が数人混じることもあるかもしれないが、この分野に長くいて道理の分かっている人物が少なくとも1人は入っているべきである。 ソーシャルメディアは特別なものです。あなたの現在のマーケティング戦略では機能しないでしょう。だからあなたは私達が必要なのです。 ソーシャルメディアは、あなたのマーケティングツールキットにある1つのツールだ。Eメールマーケティングや有料検索広告以上に特別なわけではない。これらの1つ1つは、あなたが達成したいことを理解することと、それがあなたがビジネスの目標を達成するのにどう役立つのかを明確に理解することを必要とする。ソーシャルメディアも同じだ。多くの場合、ソーシャルメディアはあなたの現行のマーケティング戦略にほんの少しひねりを捧げるだろう。 ソーシャルメディアこそがあなたが必要とするたった1つのマーケティング戦略です。 ソーシャルメディアは特効薬ではない。それがあなたの今のマーケティング戦略にある問題を修正することはないし、率直に言って、それらの戦略に大きな危険信号を光らせる可能性の方が高い。それは、企業が使用すべき“たった1つ”のマーケティング戦略でもない。良いマーケティングとは、見込み客と顧客が集まるマーケティングチャネル内で実行されるよく練られた方策と賢い戦略とのコンビネーションなのだ。ソーシャルメディアの籠の中にあなたの全ての卵を入れることは限りなく危険なことだ。 もしあなたがソーシャルメディアについてあまりよく知らず、助けを必要としているなら、それは構わない。でも、必ず自分自身で準備をして、あなたの目標に貢献できる信頼できるプロバイダーを雇うことだ。注意深く探せば本当に確かなプロバイダーも存在する。私からあなたに言える一番の秘訣は、具体的な事例と推薦を要求することだ。そして、実際にそれらをチェックすること。そうでもしないと、アリゾナで海の見える不動産を売ろうとする人はたくさんいるのだから。 あなたは最悪のソーシャルメディアの誘い文句を聞いたことがあるだろうか?あなたはソーシャルメディアのいんちきをたくさん見ているだろうか?あなたにとっての危険信号は何だろうか?正当なソーシャルメディアマーケッターを選択する秘訣は? この記事は、Social Media Explorerに掲載された「The Top 10 Things Eric Schmidt Revealed At D9」を翻訳した内容です。 この記事は元々ソーシャルメディアマーケティングに関するブログに書かれた記事であり、決してソーシャルメディアマーケティングを中傷している記事ではありませんのでご注意ください。まぁ、まだまだ黎明期の業界ですし、サービス提供会社も試行錯誤しながら取り組んでいる段階でしょうし、失敗しながらお互いに学んでいく形とは思いますけどね。ただプレゼンの途中で上のような言葉が出てきたら要注意ではあるかもしれません。私も別にソーシャルメディアのプロではありませんが、上の台詞を堂々と吐く人種は余り素直に信用はできないかもですね。。。最も仕事を取りたい一心でオーバートークしてしまうことはどこの世界にもあるものですが。SEOでいえば「100%上位表示できます!」的な奴とか(言ったことないですけど。多分)。 記事中、ソーシャルメディアサービス提供会社自身がソーシャルメディアを分かっていない場合がある、という記述が幾つかありましたが、ちょっとこれは言い過ぎかなとも思いますが、今後は増えてくるのかもしれません。台詞の1つで出ていた「企業のソーシャルメディア活動全てを管理します。企業は何もする必要はありません。」的なアプローチは不可能ではないのかもしれませんし、実際にそういったフルサービスを提供している会社もあるかもしれませんが、ソーシャルメディアでは「マーケティングメッセージを出すことではなく、会話に関与すること」が一番大切と思われるだけに記事にある通り企業にとっても極めてリスキーとは思います。 — SEO Japan
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