5人の賢人が検索の未来をズバリ予測 | SEO Japan

SEO Japan - 2011年5月24日(火) 15:03
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進化を続ける検索エンジンの技術ですが、やれパンダアップデートだ、サジェスションだ、と短期的な視点とは別に、時に中長期的な視点で検索エンジンがどこに向かおうとしているのか考えることも検索マーケッターにとっては意味あることかもしれません。何より話の種には最適ですよね。今回は検索業界の重鎮5人が検索の未来を占う記事を紹介します。彼らの意見を参考にあなた自身の考えもまとめてみては? — SEO Japan ここ数ヶ月間、私は多くの人々から同じ質問を受けていた: それは、検索はどうなるのだろうか?と言う問いである。 今後の2本のコラムのために、私は賢人との会話から導き出された答えをまとめようと試み、そのなかで共通するテーマに出会った。 成功への期待における変化 賢人の多くが、“検索はこうであるべき”だという期待に大きな変化があったと述べていた。ウェブ検索の基本的な枠組みは過去約20年間でほとんど変わっていない: 1つのクエリボックスと順位がつけられた結果のリストと言う構図である。 1996年の検索結果のスクリーンショットと現在の検索結果のスクリーンショットを比較してみれば、急速に変化するオンライン世界であっても、15年間、この点においてはほとんど代わっていないことに気づくだろう。 しかし、現在、この流れに変化が生じようとしている。私たちは検索エクスペリエンスからさらに多くのメリットを望んでいるのだ。この経験が、スマートフォンから立ち上げられた場合、アプリを介して立ち上げられた場合、または、具体的な意図を持って立ち上げられた場合など、状況によっては大きく異なるように見えることが大きな原因である。 従来の「フリーサイズ」的な検索エクスペリエンスは、変化する期待から取り残されないように四苦八苦している: ステファン・ウェイツ ディレクター – Bing 検索: 「この関連性と言う共通した概念は、ウェブの初期においては功を奏していた。ウェブの規模は小さく、静的なウェブが多く、そして、ウェブがウェブと言う用語から逸脱していなかったからだ。 このようにしてページランクが作成された。そして、このアルゴリズムは素晴らしかった。私は今でも素晴らしいと思っている。しかし、全く同じ概念を用いていること自体が若干常軌を逸しているような気がする。癌の治療に最も適した病院を探すなら、このモデルがいかにバカバカしいかが分かるはずだ。私たちは人気、そして、リンクの本数に依存して、最適な病院を探しているのだ。全く利に適っていないと言わざるを得ない。」 ジョン・バッテル ファウンダー – フェデレイティド・メディア、ザ・サーチの著者: 「私たちは、10年に渡って非常に基礎的なグーグルまたは“グーグルもどき”の利用を理解してきた ? キーワードを入力して、レスポンスを待つ。しかし、検索およびクエリに応える最高の文書を返すフレームワークは形を変えている。ユーザーは遥かに複雑な疑問を尋ね、繊細な答えを要求している。それは、実際にそのような答えが存在する点を知っているためだ。」 私がインタビューを何度か行っているうちに、「マスターインテント」と私が呼ぶコンセプトがアイデアとして浮上してきた。 検索エンジンを特定のタスクのために利用する際、実際はさらに規模が大きく、複雑なタスクを課していることがよくある。人生において私たちが実施している規模の大きな行為について考えてもらいたい: 家や車を買う、転職する、旅行の計画を練る、または、子供を持つ等。 このような人生のイベント(そして、ここまで重要ではないイベント)は、特定の情報に対する多数のニーズをもたらしている。しかし、マスターインテント(主な意図) – 大きな目的 – を覚えておくことが出来るか否か、そして、必要に応じて個別の検索を行うかどうかは私たち次第である。 私たちはピースを集めて、つなげているだけのように思えるが、力仕事をしているのも私たちである。ウェブ検索は、この点においては率直なアシスタントのような役割を果たしており、 – 外出して、関連する情報を私たちが与えた言葉を基に集めているのだ。 しかし、もし検索が私たちの“マスターインテント”を把握し、さらに高等なレベルの支援を行い – 全ての情報を集めて、私たちの条件を基に絞り込み、プロセス全体で私たちを導くようになったら、どうなるだろうか? ジョン・バッテル: 「私は購入するべきクラシックカーを見つけ出そうとする試みを例として用いた。このようなケースでは、自分が知らないことすら分からない状態であり、検索エンジンに対して、自分が知らないことを教えて欲しいと期待するのは、検索が提供できる範囲を超えている。これは、“私たちが提供する結果には満足出来ないだろう。なぜなら、文化の面でも技術の面でも、消費者として知っていることを提供することが出来ていないためだ”を回りくどい言い方で説明したものだ。私たちは転換期に差し掛かっているのだと思う。」 検索の成功の現在の基準 – 関連性 – が前進を続ける基準として適切だとは思えないと言う私の主張に、全ての賢人が同意しているわけではない。私は検索がさらに有益にならなければいけないと確信している。 当たり前のことかもしれないが、私たちの検索エクスペリエンスを、関連性に依存して、大部分において決定していた企業が、時代遅れと呼ぶことに二の足を踏んでいる: ジョアンナ・ライト プロダクト・マネジメント・ディレクター – Google 検索: 「“関連性”も“実用性”も似た者同士である。より“関連性”の高い情報は、本質的に、より実用的なのではないだろうか?また、関連性は決して容易な問題でもなければ、解決済みの問題でもない点を知ってもらいたい。上位のウェブの結果の順位を決め、表示する取り組みは、検索エクスペリエンスの重要な一部であり、ユーザーが検索を引き続きグーグルで行っている主な理由の一つである。」 [...]
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