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思わずイラっとくるソーシャルメディアの7つのバズワード」 からご覧ください。
ネット業界にでも定期的に現れては消えさるバズワードですが(中には残るものもありますけど!)、ソーシャル全盛の現在、ソーシャルにまつわる数多くのバズワードが存在します。普段聞きなれない横文字言葉をあたかも知らないと恥ずかしいかのごとくつぶやかれた日には思わずちゃぶ台をひっくり返したくなる時もありますが、今回はそんな最新のバズワードたちをあえてご紹介。 — SEO Japan ど派手な生活を送るために、かつて一世を風靡したバズワードの嵐を巻き起こしたいと思っているなら、是非、このエントリを読んでもらいたい。ソーシャルメディアで交される専門用語は完全に廃れているにも関わらず、かつては格好いいと思われていた用語をいまだに使っている人達の大半は、既に時代遅れになっていることに気がついていない。 それでは田舎者が利用する用語リストから削除するべき用語を手早くまとめてみよう: 1. ユーザー生成コンテンツ ユーザー生成コンテンツ(UGC)は、一般人がオンラインで配信したあらゆるアイテムを表すために用いられていた。しかし、コンテンツを投稿している一般人の多くは、プロ並みのスキルを身につけている。 UGCは、秩序に欠け、粗削りなジャンクを(実際の質をごまかすため)洗練され、深い作品のように見せかけるために用いられた高級感漂う名称である。当初はこの用語が功を奏し、真実を隠すことが出来たが、当時からソーシャルメディアを利用している人達は賢くなっており、そして、UGCはアーノルド坊やのジョーク並みに必要以上に用いられ、思わず顔をしかめたくなる。 2. オプティマイゼーション 「オプティマイゼーション(最適化)を提供する」と言う文言は、「とりあえずウェブサイトをもっと良くしてみるよ。方法はよく分からないけど、多分最適化を利用するんだろうな。」を洗練した言い方である。大半の人々はそのきな臭さを1マイル先からでも嗅ぎつけることが出来るだろう。 キーワードの最適化であれ、ソーシャルメディアの最適化であれ、モバイルの最適化であれ、あるいは、最適の最適化であれ、“オプティマイゼーション”の価値があるのは、単語ゲームの中だけである(63ポイント。ダブルやトリプルにはならない)。 3. マネタイズ 「マネタイズ」(収益化)と言う用語は、神話のような状態を価値がほとんどなくなる、または完全になくなる状態にするプロセスを意味する動詞である。「マネタイズ」とは、価値が植え付けられるプロセスを説明することなく、アイテムの価値を高める意図を描写する気取った言い方である。 要するに、実証的な証拠に基づいているわけではないものの、あるモノの人気を糧にお金儲けすることが出来る点を主張しているのだ。一部のインターネットを用いたアイデアは収益化に成功しているが(フェイスブック、グーグル、AOL)、大半は失敗している(ボブの釣りブログ)。 4. オーセンティシティ オーセンティシティ(正当)は、あらゆる分野で過度に使用されている。「本物」をオシャレに表現することが出来る点がその要因である。「オーセンティックなブログ」を作成する、あるいは、「オーセンティシティ」に見せると言う表現は、「これから本物に見えるようにする」を意味する。 しかし、それだけでは不十分である。ピノキオが本物の人間だと言い張っても、それだけでは意味がない。オーセンティックな製品を提供していると言っても、物理的に時間および空間において存在し続ける点を裏付けている以外、何も保証していない。 5. エコ 残念ながら“エコ”(グリーン)は計測単位の名称ではない。“エコ達成”を宣言する前に満たさなければいけない前提条件が確立されているわけではない。その人気、そして、曖昧な定義ゆえに、誰かれ問わずエコ化に向かっている。 ハマーで高速を12マイル/ガロン走れるようになったのだろうか?これでエコ達成だ!1年間の二酸化炭素の排出量を20兆トンに抑えることに成功したのだろうか?エコ達成だ!「休憩室を消灯しましょう」と言う注意書きを壁に張っただろうか?エコ達成おめでとう!“エコ”には制限がまったくないため、過度に使われ、うっとうしい流行語になってしまった。 6. シナジー シナジーの定義は「2つまたはそれ以上の要素を、個別の要素が生み出せる結果よりも、より望ましい結果を得るために組み合わせる」である。シナジーは異なる状況をシンプルに表現するために用いられている。 ピーナッツバターとジャムがある。一緒にパンにのせる状態がシナジーである。現実では、シナジーは、ピーナッツバターとジャムを紙パックであまりにも長い時間保存している場合、パンは湿り、ピーナッツの脂が表面に出てくる事実を華麗に隠すために用いられることが多い。 7. ソーシャルネットワーキング この点に関しては、アーロン・ソーキン氏に感謝したい。「ソーシャルネットワーキング」は“フェイスブッキング”を著作権を侵害することなく表現するための用語である。 ティッシュがクリネックス、または、インラインスケートがローラーブレードを想像させるように、ソーシャルネットワーキングはフェイスブッキング(またはツイーティング、あるいは仕事に励む代わりにそれ以外のウェブサイトで時間を過ごす行為)を想像させる。このようなサイトがすぐになくなってしまうのは困るが、仮名を使うのはもう勘弁してもらいたい。 結論 バズワードは諸刃の剣である。かつてあまりにも深く愛し過ぎたことが、嫌いになる理由の一つでもある。バズワードはあるアイデアを巧みに表現する方法であり、使われる度に輝きを失っていく。 新しいバズワードの登場を防ぐことは出来ないが、年老いたバズワードを引退させることは可能である。そうなれば“超イケてる”のだが。 イメージ: aussiegall & Plutor この記事は、「Search Engine Journalに掲載された「7 Social Media Buzzwords That Make Us Cringe」を翻訳した内容です。 元々英語の記事ですが、どの言葉も日本でほぼそのまま使われているのが何というか。ユーザー生成コンテンツはUGCと略した方が早いので許すとしてもオプティマイゼーションは最適化で良い話ですし(SEO屋がいうな!といわれそうですが)、マネタイズにいたっては収益化をあえて英語で呼ぶ意味は?と思わず問い詰めたくなります。なんて、そういえば先日の社内会議で新規サービスの提案に「マネタイズはどうやってするの?」と問い詰めた記憶もありますが・・・汗 いずれにしても使いすぎには注意したいですね! そういえば途中に中国の蟹の写真があるのは何故なんだろう?と思っていたのですが良く見ると「Fresh Crab」じゃなくて「Fresh Crap」となっていますね。Crapの意味は調べてください。。。確かにバズワードを良く表現した言葉にはなっています [...]