2012年にGoogleはアンドロイドで1,000億円稼ぐらしい。 | SEO Japan

SEO Japan - 2011年2月21日(月) 13:03
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日本でも以前に増してプロモーション活動を行っているGoogleですが、世界的にはアンドロイドの普及が着々と進行中。最近では普及台数で既にiPhoneを超えたというニュースもありました。今回はサーチエンジンランドからGoogleがアンドロイド戦略で2012年までには大成功しているのではないかという予測レポートをご紹介。 — SEO Japan 多くの報告書が、モバイル戦略がどれほど次のGoogleのビジネスになっているかについて強調している。まず、IDCによると、第4四半期にはPCよりもスマートフォンの出荷の方が多くなると言われている。そのことを考えてみるのだ。そして、過去のアナリストの調査では、タブレッドがPCの売上げを減少させたことが分かっている。 PCの時代は、はっきり言ってもう終わったのだ。 PCの販売は今後も続くが、重心はモバイルデバイスに移行している。そして、Googleは、賢く―そして、際立って―その新しい世界の真ん中に自身を位置付けたのだ。Googleのグローバルなモバイル占有に立ち向かうのは、ほぼ間違いなくAppleだけである。iPhoneでさえ、ほとんどのウェブ検索はGoogle検索になっている。iPhoneはアンドロイドデバイスほどGoogleに利益をもたらさないとしても、Googleのモバイル成長の刺激にはなっているのだ。 以前、GoogleのCEOエリック・シュミットは、もし10億人のアンドロイドユーザーが1年間に10ドルをGoogleに使えば、100億ドルの利益になると見ていた。その当時は単なる仮説にすぎなかったが、最近ではより現実に近づき始めている。 今、Googleのモバイル広告ビジネスは、年間およそ10億ドルに相当する。しかし、それはものすごい速さで成長しているのだ。Piper Jaffrayのアナリスト、ジーン・マンスターは、アンドロイドはユーザーあたり5.90ドルを生み、その数字は2012年には9.85ドルにまで伸びると予測した。 eWeekの見解によると: Googleが独自に算出した数字を使うと、そのモバイル広告ビジネスは2010年は10億ドルで稼働していて、Piper Jaffrayのアナリスト、ジーン・マンスターが言うには、Googleはこの年に8億5000万ドルをモバイル広告で生み出したということだ。アンドロイドがこの合計のうち1億3000万ドルを占め、それは1ユーザーにつき平均5.9ドルの収益(ARPU)に値するとマンスターは言っている。全体で見ると、Google広告は合計で$25.77ARPUとなるが、そのうちウェブ検索エンジンが1人頭18.85ドルを占めている・・・将来的には、Googleは2012年までに年間9.85ドルを広告に費やす平均1億3300万人のアンドロイドユーザーを獲得する、つまりアンドロイドがGoogleの広告収入に13億ドルを生み出すだろうとアナリストは言っている。 正確な数字が正しいかどうかは別として、モバイルがGoogleの収益の大きな貢献者になったことは明らかだ。そして、それは今後も成長し続けるのみなのだ。 数年の間、Google研究家はアンドロイドに関して頭を悩ませていた:“でも、Googleはプラットフォームでお金を稼ぐことはしていない”、と。思い返せば、アンドロイドは、Googleが行った最も大きな買収の1つとして浮上したのだ。それは2005年のことだった。Googleがモバイルに注いだ努力と焦点とリソースは、GoogleとそのかつてのライバルYahooおよびMicrosoftとの距離を広げた。この2社は、モバイルでの消費者と広告主に慌てて関連していこうとしている。 恐らく誰もiPhoneを予期していなかったにもかかわらず、Googleはモバイルのユーザー体験が劇的に向上することが分かっていて、そのためにアンドロイドを買収したのだ。iPhoneが2007年にリリースされた時、多くのモバイルハードウェアメーカーは何の反応もしなかった。それに競争できるモバイルオペーレーティングシステムが他になかったのだ。アンドロイドがたった1つの選択肢だったため、多くのOEMがそれを採用した。 ダース・ベイダーがかつての自分の師匠オビ=ワンを超えたのと同じように、アンドロイドはついにiPhoneを超えた。官僚主義と自己満足で窮地に追い込まれたノキアでさえ、スマートフォンをより魅力的にするために、今はWindowsまたはアンドロイドを採用することを検討しているのだ。欧米の電話会社は、アンドロイドを使用してGoogleのモバイル力をさらに強めることがないようにNokiaに懇願してきたのだ。 YahooやMicrosoftをはじめとする多くの企業は、行き詰っていてモバイルでの将来を確かにする必要なステップを踏むことができないでいた。Googleには先見の目があったため、行動に出たのだ。MicrosoftにはまだWindows Phonesの採用を獲得するチャンスがある。特にNokiaが彼らのOSを使用する場合には。しかし、Redmondのためのモバイルアウトルックはとても入り交っている。アンドロイドは、多くの電話会社とデベロッパーにとってAppleのOS以外の選択肢としてWindowsモバイルに取って代わったのだ。 Googleがすでにモバイル占有の最前線にいることは、まさに注目に値することにほかならないのだ。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Will Make $10 Per Android User In 2012: Report」を翻訳した内容です。 どこまでのこの予測通りになるか、もちろんこの予測以上に伸びる可能性もあるわけですが、Googleに先見性の明があったのは現時点でも確かなのですかね。今後の展開がAppleとの戦いも含めて楽しみになってきました。 — SEO Japan
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