私が犯した1億円の過ち | SEO Japan

SEO Japan - 2010年11月25日(木) 12:03
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QuickSproutよりシリアルアントレプレナーの筆者自ら語る過去の失敗について。1億円といえば世の中ほぼ全ての人にとって大金ですよね。そんな大金を起業人生の中で失った彼の失敗談から学べることはあるでしょうか? — SEO Japan 過去にも言ったことがあるが、私はこれまでに数多くの過ちをおかしてきた。幸運にもそれらの過ちの大部分は小さいもので、私自身や私のビジネスに大きな危害を加えることはなかった。しかし、ある時私がおかした過ちは、私のビジネスの1つをつぶしただけでなく、私をほとんど破産にまで追い込んだ。 私がおかした100万ドルの過ちのストーリーはこうである。 初期 高校生活も終わりの頃、私は自身最初の本格的なインターネットビジネスを始めた。そのビジネスは、アドバンテージ・コンサルティング・サービス(ACS)といい、インターネットマーケティング戦略に基づいた小中企業のコンサルティングだった。 初めのうちは、多くのビジネスと同じようにACSも苦戦した。しかし、ブログや業界のイベントでの演説や、勧誘電話により、私とビジネスパートナーはASSを稼ぎ頭に成長させることができた。 ピーク時には、高い利益幅で何百万ドルの収益を上げていた。ACSがうまくいき始めると、私とビジネスパートナーは事業拡大を決めたが、私たちは良い意味での拡大をしなかったのだ。 多くの起業家は中核となるビジネスを拡大して成長を加速しようとする。しかし、私たちは多くの起業家とは違った;自分達はみんなとは違う、中核となるビジネスとは関連のない新しいベンチャーを展開しよう、と決めたのだ。 ちょっと貪欲な日々 私たちが行った最初の投資の1つが、Fruitcastと呼ばれる会社だった。Forty Mediaからジェームズ・アーカーという名前の人がやって来て、彼が持っている素晴らしいアイディアを私たちに売り込んだのだ。彼のビジョンはOvertureとGoogleアドワーズと同様の市場で、複数の企業が特定のポッドキャストに広告を載せるために名乗りを上げていた。 例えば、GMのような会社がFruitcastを始めれば、私たちのポッドキャストの全リスト(私たちがパブリッシャーから獲得したもの)を見て、自分で選んだポッドキャストに広告を載せることができる。 しかし、これにはいくつか問題があった: 効果的ではない – Fruitcastは、ポッドキャストの最初と最後に広告を配置していた。これらの広告は効果的ではなかった。なぜなら、真ん中に置くようには、ポッドキャストに組み込まれていなかったからだ。ホスト自身がショーの中で広告主について話をしない限りは、私たちにはポッドキャストの中に広告を組み込むことなどできなかった。いくつかのポッドキャストの番組にはこれをするように説得することもできたが、前もって広告主を揃えることができなかった。 投資利益率がない – 私たちは広告主に多く請求しすぎていた。ポッドキャストが広告を流すたびに5セントを請求していた。高額には思えないかもしれないが、それがすごい速さで加算されていくのだ。 急ぎ過ぎた – Furitcastでの一番大きな過ちは、ジェームズに小切手を書く前に十分な質問をしなかったことだ。その会社のためにジェームズにお金を渡した時、私たちは彼がFruitcastでフルタイムで働くつもりはないということを知らなかったのだ。これは決してジェームズの失敗ではない。彼に聞いておかなかった私たちの失敗なのだ。 ちょっと賢いアイディア Fruitcastへの投資で失敗した後、私とビジネスパートナーは、サービスとしてのソフトウェアの世界にお金を使う方が賢いだろうと決断した。 その時私たちはソフトウェア会社についてあまりよく知らなかったが、インターネットマーケティングについてはかなり知っていた。そのため、私たちはSiteblimpとCrazy Eggという2つの解析の会社を作ることに決めた。 SiteblimpはGoogleアナリティクスのように無料の解析ソリューションとなる予定だった。その時の私たちの主な競合はStatcounterだった。しかし、私たちがSiteblimpを立ち上げる計画をしていた数カ月前に、GoggleがUrchinアナリティクスを買収してそれを無料化し、Googleアナリティクスとしてリリースしたのだ。 それが理由で私たちはSiteblimpのプロジェクトを廃止し、それ以上お金を投資しないことを決めた。 一方、Crazy Eggは、他のどんな解析ソリューションよりも詳細なウェブサイトを提供する予定だった。そして徐々にそのアイディアはヒートマップ機能にまで拡大した。 多くのビジネスと同じように、Crazy Eggも最初は苦戦を強いられたが、幸運にも数年後には好転し始めた。そこに到達するまでには時間がかかったが、今日までCrazy Eggは走り続け、うまくいっている。 バカなアイディア 私たちが投げ捨ててきたお金のせいで、そのうちに私とビジネスパートナーは火の車になった。ACSはうまくいっていたが、Crazy Eggのようなビジネスを生かしておくためには山のようなお金が必要だったし、悲しいかなSiteblimpとFruitcastのような投資に多くのお金を無駄にしていた。 人生のこの時点で、私たちは、ビジネスの歩合と引き換えに現金をくれる外部の投資家を探し始めた。 私たちは投資家への売り込みに6カ月を費やして何も得られなかった。そのため、私たちは次にできることをした。自分の家族や銀行からお金をもらったのだ。 銀行にある程度のお金が入ると、私たちはSiteblimpにもう一度注入することを決めた。しかし、この時私たちはGoogleアナリティクスとは競争しないようにすると決め、やり方を変えてクリック報酬型の管理ソフトウェアを作ることに集中した。 しかし、Crazy Eggとは違って、ソフトウェアの制作に社内の従業員を使わず、もっと安い請負業者を使うことにした。 私たちは、We Break Stuffというポルトガル国外の企業を雇った。そしてFruitcastの経験と同じように、いくつかの問題に陥った: コミュニケーション – アメリカ国外を拠点としたオフショア開発会社とのコミュニケーションは難しかった。8時間の時差があったために十分なコミュニケーションが取れず、動きが遅くなった。 手を広げ過ぎた – 私もビジネスパートナーも他のことに忙しく、恐らく誰もWe Break Stuffとの関係を管理することができなかった。 [...]
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