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「売れない商品ランキング」で売れる商品に!?」 からご覧ください。
どんなものでもランキングになっているとつい見てしまう人は多いですよね。
その店の売れ筋トップ10を予想して、すべて当てる(食べる)まで帰れないというテレビ番組もあるくらいですから、人々の関心は高いのでしょう。
ランキングといえば「人気ランキング」が常識だと思いますが、そんな常識を逆手にとったランキングコーナーを作り、販促に役立てているサイトがあるんです。
それは良品計画子会社のIDEEの通販サイト。
「売れ筋商品ランキング」をクリックすると、トップに「売れない商品ランキング」コーナーが出てくるんです。
◆売れない商品ランキング◆
http://www.idee-online.com/shopbrand/171/X/
「このままお買い上げいただけませんと、近い将来廃番やお取り扱い中止とさせていただく可能性もございます。どうか今一度これらのアイテムを見直し、その魅力を発見してくださる方がいらっしゃいますよう、スタッフ一同、心より願っております。」
という切実で同情を誘うような(?)文句とともに、商品が紹介されています。
「自信を持って仕入れたのに、オンラインショップでは1~2個しか売れなかった」のように、商品ひとつひとつに社員の一言も添えて紹介されています。
売れない商品ランキングに掲載されたもの10商品のうち9商品の購入数が伸び、6か月後には「売れない」から脱却したそうです。
多数の商品を取り扱うネット通販では、どうしても他の商品に埋もれて、売れない商品がでてきます。
この「売れない」という事実を逆手にとって、新しく「売れない商品」というカテゴリーを作ることで「売れない商品ってどんな商品だろう」とアクセスしてくる人が必ずいます。
こうして埋もれていた商品に注目を集め、結局売れてしまうわけです。
うまいやり方です。
また「売れない商品」の中に良いものがあるというのは、店全体の商品セレクトの良さ、レベルの高さを示すことでもあります。ブランドイメージ向上にもつながるんですね。
こうした「マイナスをプラスに転じる手法」には、広報担当者にも参考になることが多そうです。