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ソーシャルメディアにも及んだワールドカップ旋風」 からご覧ください。
ワールドカップもスペインの優勝で無事に終了しましたが、インターネット上ではワールドカップに相乗りした様々なマーケティングキャンペーンが行われていたようです。ブライアン・ソリスがそんなソーシャルメディアキャンペーンの企画を色々と紹介。 — SEO Japan
勝者による熱狂と情熱と共に、ワールドカップフィーバーは確実に世界中に広がっている。それは国から国や人から人へ広がるだけでなく、世界中のソーシャルネットワーク上にあるソーシャルグラフを通じても広がっているのだ。
例えば、Twitterでは、ワールドカップが理由で新しいツイートの記録が樹立した。6月24日木曜日の日本VSデンマーク戦では、毎秒3,282ツイートが流れ、現在の記録を200近くも破ったのだ。
ワールドカップは今、この熱狂的で情熱的な会話によってある局面を迎えている。その興奮を利用し、創造性に富んだ関わり方を介して、支持やトラフィックや信頼性を獲得するためにソーシャルメディアを試してみる企業が増えているのである。
コカ・コーラ
ファンがソーシャルネットワークにはまれば、ブランドもそれに続く。ワールドカップのグループリーグの期間中、コカ・コーラは様々な“トレンドトピック”にお金を支払ってTwitterの新しい“Promoted Trends”を試していた。コカ・コーラのグローバルインタラクティブマーケティング担当の副社長キャロル・クルーズ氏はこの結果をThe Financial Timesで共有している。
“こんなに短い期間での我々のワールドカップキャンペーン全体のインプレッション数は、私にとっては驚くべき時間だった。その時に感情的なつながりを持ったことは、実に素晴らしかった“
最初の24時間でコカ・コーラのPromoted Trendは8600万インプレッションを獲得し、通常のオンライン広告へのクリック率が0.02%であるのに対し、6%のエンゲージメント率を獲得したのである。
バドワイザー
FIFAワールドカップのオフィシャルスポンサーとして、バドワイザーは新しいメディアへの贅沢なアプローチを作り出し、複数のプラットフォームやいくつかのプログラムを介してファンたちと繋がっている。Anheuser-Busch InBevにいる私の友人マイケル・トレスがそのプログラムの詳細について資料と共に教えてくれた。
BudHouse
バドワイザーはBudUnited.comを作り、実際に起きているオリジナルドラマをカスタマイズされたYouTubeブランドのチャンネルで放送した。32人のファンが選ばれ南アフリカに行き、1つの家に一緒に住んで、自分のチームを応援する姿をドキュメントで放送するというものだ。ワールドカップでチームが脱落すれば、ファンもそれに続いて脱落する。
バドワイザーは、毎日4~6のエピソードをウェブ上で各話およそ3~5分で放映している。BadHouseの勝者はワールドカップの決勝戦を観戦し、実際に7月11日に行われるマンオブザマッチのプレゼンターになるのだ。
このチャンネルはすでに、平均滞在時間11分、350万ビューを獲得している。そして、ワールドカップの盛り上がりに比例して上昇し続けるのである。
Facebook
バドワイザーはYouTubeとFacebookを結合してBudUnited専用のブランドページを作った。しかし、ページ上のファンを結びつけるのは、好みや会話ではなく独創的なフェイスペインティングの塗り方を紹介することによるものだ。確かに、アバターに好みの色を追加できるようにカスタマイズされたFacebookのアプリを介して、ファンたちは自分たちの実際の色を見せることができる。
ブランドページはとても好調で、260万以上ものフェイスペインティング(世界中で1秒に1つ)が寄せられ、それぞれのアップデイトが何百ものコメントを獲得し、このページ自体は、数週間という短い間におよそ100万のファンを獲得している。
マンオブザマッチ
歴史的な動きとしては、FIFAがマンオブザマッチアワードの選出を消費者がオンラインかSMSで投票できるようにするという民主化を図ったことだ。
バドワイザーのグローバル広告ディレクターのAndrew Sneydは、「FIFAがマンオブザマッチのトロフィーを民主化し、世界に全試合のベストプレイヤーを決めさせることを許可したことには驚きである」とClickZにコメントを寄せている。
実にバドワイザーはソーシャルメディアで人を集めることによってワールドカップで世界を1つにしている。そしてそれは成果を上げているようである。Hitwise Intelligenceによると、バドワイザーがExperian Hitwise World Cup Brandsのトップに立っているのだ。
ニューヨークタイムズ
ニューヨークタイムズはTwitterを通じて、彼らが主催する面白いワールドカップのソーシャルメディアプログラムを私に教えてくれた。Facebookをプラットフォームにして、ニューヨークタイムズは、毎日更新される革新的なインフォグラフィックまたはインフォイメージリーを使ってワールドカップのトッププレイヤーを追跡しているのだ。ホームページによれば、「世界中の何百万人もの人々が、お気に入りのチームや選手を積極的に応援したり、はたまた文句を言ったりしている」のだそうだ。
毎日Facebook上で語られる選手に関する記述の量や頻度を分析し、それに反映して画像が変化するのだ。つまり、ワールドカップの各日の間、選手たちはFacebook上でどれだけ話題になったかによってその画像のサイズが変わるのである。
決勝戦に向けて
決勝に向けて熱気が高まっていく中、明らかなことはワールドカップがソーシャルメディアのためにしている創造性やエンゲージメントはスーパーボールがコマーシャル放送にしてきたとだということだ。今日私たちが目にしているものを踏まえた将来のソーシャルメディアプログラムにブランドの投資を期待したい。
この記事は、Brian Solisに掲載された「The 2010 World Cup Inspires Creativity in Social Media」を翻訳した内容です。
こうやって見ると結構皆が色々やっていたんですね!日本ではそこまでやる所はなかったような。。。もちろんスポンサーだからできることもあるのでしょうが、ニューヨークタイムスしかり、スポンサーじゃなくとも他にできることは色々あったのかもですね。この辺の取り組みの早さ・遅さがアメリカに見習うところはまだまだある?! — SEO Japan