【2019年最新版】GTMを使った、Google、Yahoo!、Facebook、LINEの広告コンバージョン計測方法
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早いもので、今年も新入社員が入社してから半年が経ちました。
私のチームの中でも、今年4月に入社した新卒のメンバーが、苦戦しながらも自分一人でできる仕事の幅を徐々に広げていっています。
さて、そんなインターネット広告代理店に入社した新入社員の方の中には、ちょっと難易度の高い計測タグの設定を、そろそろ自分一人でしなければならないという人もいるのではないでしょうか。
この記事ではそんな方の助けになるよう、主要なインターネット広告媒体のコンバージョン計測タグをGoogleタグマネージャー(以下「GTM」と呼びます)を使って設定する方法を説明します。
また、各媒体の最新のコンバージョン計測タグの全体像をまとめていますので、新入社員以外の方も活用していただければと思います。
コンバージョン計測は、ベースタグとの組み合わせで行う形が一般的に
この記事では、Google広告、Yahoo! スポンサードサーチ、Yahoo! ディスプレイネットワーク、Facebook、LINE Ads Platformのコンバージョン計測タグの設定方法を説明します。
まずは、各媒体で正確にコンバージョン計測を行うために必要な設定を表にまとめてみました。
媒体 | ベースタグ | イベントタグ | コンバージョンタグ | カスタムコンバージョン | |
---|---|---|---|---|---|
① | Google 広告 | ○ | ○ | × | × |
② | Yahoo! | ○ | × | ○ | × |
③ | ○ | △ | × | ○ | |
④ | LINE Ads Platform | ○ | ○ | × | △ |
このように、昨今ではベースタグとの組み合わせによってコンバージョン計測を行うのが一般的になっています。
ベースタグとは
各媒体で正確にコンバージョン計測をするために必要なタグです。このタグによってITPに対応し、iPhone のデフォルトブラウザである Safari からのコンバージョンも正確に計測できるようになります。
▼ ITP についてはこちらの記事に詳しく載っています
AppleがITP 2.1導入決定。JavaScript生成cookieの保存期間が7日間へ。どう対処するかまとめた | Web担当者Forum
ベースタグの呼称は媒体によって異なります。
- Google広告・・・グローバルサイトタグ
- Yahoo! プロモーション広告・・・サイトジェネラルタグ
- Facebook広告 ・・・Facebook ピクセル
- LINE Ads Platform ・・・ベースコード
ベースタグと組み合わせるもの
イベントタグ(Google広告、LINE Ads Platform)
Google広告と LINE Ads Platform で採用されているコンバージョン計測方法です。ベースタグの直後に発動するように設定することでコンバージョンを計測することができます。イベントタグ単体ではコンバージョン計測することはできません。
コンバージョンタグ(Yahoo! プロモーション広告)
Yahoo!プロモーション広告で採用されているコンバージョン計測方法です。このタグ単体でもコンバージョン計測はできますが、ITPに対応していないため、計測できるCVは実際のCVより少なくなります。ベースタグと一緒に設定することで、より正確にコンバージョン計測ができるようになります。
カスタムコンバージョン(Facebook広告)
Facebook広告で採用されているコンバージョン計測方法で、タグではなく、管理画面上でコンバージョン計測の設定を行います。
GTMでの設定方法
それではここからは、具体的なコンバージョン計測タグの設定方法を説明していきます。複数の広告媒体を使っている場合は、タグの管理をより簡単にするために、タグマネージャーを使ってタグを設定することをお勧めします。
タグマネージャーはいくつか種類がありますが、ここではGTMを使った設定方法を紹介します。大まかな手順は以下の通りです。
- アカウント・コンテナの作成
- サイトにGTMタグを設置
- トリガー(タグ発動ページ)を登録
- 各媒体のタグを登録
- タグを公開
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