「direct/none(参照元不明)」になる7つの理由と対策【Googleアナリティクスでアクセス解析
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アクセス解析において欠かせない「Googleアナリティクス」
Googleアナリティクスは、Webサイトに埋め込まれたタグとユーザーのブラウザに保存されたcookie情報を元にアクセス解析を行います。
そのため、実際のユーザー行動と異なるデータが計測されたり、そもそもデータが取れないこともあります。
特に重要なのが、「どういった経路でウェブサイトに訪問されたか?」つまり参照元のデータです。
Googleアナリティクスには、「参照元/メディア」レポートからこのデータを見ることができますが、その中に「direct/none」というカテゴリがあります。これは本来、URLの直接入力などによって、文字通りダイレクトに訪問してきた場合を指すものです。
しかし、何らかの理由で訪問経路が特定できなかった場合も「direct/none」算入されてしまいます。つまり、「direct/none」の割合が多すぎると、実際のユーザーの行動とGoogleアナリティクス上のデータが乖離してしまい、アクセス解析の精度を落とす原因になります。
今回は、この「direct/none」が発生してしまう理由と、その対策について解説していきます。
Googleアナリティクスで「direct/none」を減らすには?参照元不明になる7つの理由と対策
Googleアナリティクスの「direct/none」の本来の意味と発生する2つの理由
- 「direct/none」の正常な理由①:URLを直接入力した
- 「direct/none」の正常な理由②:ブックマークしている
Googleアナリティクスで「direct/none」が誤って発生してしまう7つの理由
- 「direct/none」の誤った原因①:メール内に記載されたリンクからのアクセス
- 「direct/none」の誤った原因②:スマートフォンアプリからのアクセス
- 「direct/none」の誤った原因③:QRコードからの流入
- 「direct/none」の誤った原因④:自社サイトがSSL化されていない
- 「direct/none」の誤った原因⑤:ブラウザ設定などのユーザー環境
- 「direct/none」の誤った原因⑥:リダイレクトによるアクセス
- 「direct/none」の誤った原因⑦:セッションが途中で途切れた場合
原因④について:SSL化の有無による情報の引き継ぎ。SSL化されたサイトから非SSLサイトへ移動した際、セキュリティ上の問題から情報が引き継がれないため、「direct/none」が発生する。
これらの原因のうち、5つは自社サイト側で対策できます。こうした対策をするだけでデータの精度があがり、アクセス解析の価値が向上します。
原因の詳細や対策については、こちらをご覧ください。
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