【動画解説アリ】Google for Jobs完全ガイド!日本でサービスインする前に知っておくべき事項
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※本記事は日本テストマーケ版Google for Jobsを受けての記事になります。正式ローンチ版とは仕様が異なってくる可能性があることをご理解ください。
Google for Jobsとは
求職者がGoogle上で仕事検索を行った際、検索結果上部にGoogleがエンリッチリザルトの形で表示させるサービスになります。
画面最上部はリスティング広告エリアですが、その下に表示されるので多くのクリックが発生すると考えられています。
実際にどうGoogle上に表示されるかですが、見出し画像の通り、検索結果の順番に
①リスティング広告
②Google for Jobs
③オーガニック(Indeedが強い)
の順番になります。
※例外あり。
またGoogle for Jobsは機械学習によって強化されたGoogle求人検索機能でもあるので、Googleアカウントにログインしている求職者は、より最適な求人をGoogleが検索結果に提案します。
なぜGoogle for Jobsが作られたか
目的として、オンライン求人検索をよりシンプルにわかりやすく簡単に、そして就職活動全体の時間削減の実現を目指しているそうです。
GoogleのCEOであるSunder Pichai氏の言葉では「better connect employers and job seekers-雇用者と求職者とより良く結びつける-」とあります。
Google for Jobsにどうやってアクセスするの?
Google検索にて
・職種
・地名
・求人or採用
などの検索ワードを入れて検索すると、出てきます。
例)マーケティング、渋谷、求人など。
検索ワードの例はこちらをご覧ください
https://chokumaga.jp/article/10003367
「リクナビ」のような検索ワードだけでもGoogle for Jobsは出てくることがあります。理由として、Googleの機械学習が「この求職者は求人を探している」と判断するため、Google for Jobsを表示させます。
日本版はまだ正式リリースになっていないので、アメリカのGoogleにアクセスし、
「New York sales job」など検索すると表示されるはずです。
↓アメリカのGoogle検索画面
https://www.google.com/?gl=us&hl=en&pws=0&gws_rd=cr
USのGoogleにアクセスし、Google for Jobsの実装を確認する方法は以下で解説しています。
【Google for Jobs】アクセスの仕方、見方を解説
Google for Jobsのサービスとしてのトップページはどこ?
トップページありません。しかし、将来的に提供されるのではないかと予想しております。
現状は、「営業+渋谷+求人」などの検索ワードを入力して、Google for Jobsに入るしか手法はありません。
しかし、似たようなGoogleの検索ツールとして「Google Flights」があります。
ほぼ同じUIの先行サービスがこういった形のトップページになっていますので、将来的にこのような形のトップページになることが予想されます。(本セクションの見出し画像です)
Google for Jobsは実際にどう動く?
シンプルなUIでとても使い勝手が良いです。
シンプルなUIですとIndeedが浮かびますが、Indeedのシンプルさが受け入れられた以上、Google for Jobsも日本ユーザーに受け入れられるはずです。
動画は以下の同じ章から見ることができます。
Google検索から応募までの流れを確認したい場合はコチラにて確認ください。
Google for Jobs完全ガイド!日本でサービスインする前に知っておくべき14事項
◆記事:ちょくルートマガジン◆
https://chokumaga.jp/article/10003388
Google for Jobsのメリット
▼企業側
より自社の求人にマッチした求人を、Googleが機械学習で求職者に届けてくれる
→各Googleアカウントの過去検索履歴などのデータも使用する
▼求職者側
検索の手間が省ける
・同一会社同一求人の場合、Google for Jobsでまとめて表示される。
例)株式会社Aが営業の求人を
①マイナビ転職
②DODA
③はたらいく
に掲載した場合、
Google for Jobs上で1求人として表示され、各求人への応募ボタンが表示されます。
※日本語テスト版はこの機能が上手くいっていないのか、別求人として表示されることもあります。
Google for Jobsに対応しないとどうなる?
求職者からの発見率が低くなります。
もし
・リスティング広告を出していない
・GFJに対応していない
・Indeed(Google検索結果オーガニックエリアに強い)に対応していない
全てを怠った場合、全てに対応している競合他社に売り手市場で少なくなっている求職者をごっそり取られていきます。
唯一の例外は、検索ワードに「企業名+求人(採用)」と打ち込まれる元々採用に強い企業のみです。
例)メルカリ+エンジニア+求人
amazon+エンジニア+求人
とはいえ、構えているだけで応募者が殺到しそうな採用に強いメルカリ社でさえ、しっかりIndeed広告を使用し人材採用を攻めに行っています。
https://seleck.cc/481
Google for JobsとIndeedの違い
▼広告
Google for Jobs = 無い
Indeed = ある
▼検索フィルター
Google for Jobs = 充実
Indeed = シンプル
▼バラバラのサイトにある同一求人
Google for Jobs = 1つにまとめて表示させる
Indeed = バラバラに表示させる
▼求人を非公開にする
Google for Jobs = 原稿を非公開&GFJ対応スクリプトを外す
Indeed = 原稿を非公開に設定
Google for JobsでHR業界はどう変わる
▼広告業界
リスティング広告の重要性がより高まり単価高騰が予想されます。
▼企業レビューの一般化
Google for Jobsの求人原稿画面にて、レビューサイトの評価が表示されます。Googleの上位検索結果の求人にレビューがつくので、自社のレビューが白日のもとに晒されます。
検索ページのBeforeAfterを画像で見たい場合はコチラの同じ章にて確認ください。
◆記事:ちょくルートマガジン◆
https://chokumaga.jp/article/10003388
Google for Jobs対応としてとりあえず何をすればいいか
①既存の自社採用サイトをGoogle for Jobs対応させる
②新たに自社採用サイトを構築する
③Google for Jobs対応の求人サイトに広告を出す
目下急ぐ対応としては、上記3つ対応方法があります。
長い目で見ると、
・待遇向上
・正確な労働時間管理
・ハラスメント撲滅
などを行うと、企業レビューが上がるので求職者の応募ハードルが下がり、応募に繋がります。
Google for Jobsに費用はかかるのか?
掲載することに関しては無料です。
ただ、Google for Jobsへ対応するためは、
①既存の自社採用サイトをGoogle for Jobs対応させる
②新たに自社採用サイトを構築する
③Google for Jobs対応の求人サイトに広告を出す
の3パターンが有ります。
Google for Jobsで広告は出せるのか?
将来的にGoogleが出す可能性あるかもしれませんが、現状では広告がありません。
Google for Jobsで上位表示を狙うには
現状は広告機能が無いので不可能になります。
とはいえ、Googleの「ユーザーが求める情報を提供する」を考えると、
求人原稿をしっかり書き、求人の鮮度が高いと、上位表示される可能性は考えられます。
◆記事:ちょくルートマガジン◆
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