「メルカリ」で売れた商品のこん包・発送を代行するサービスの実証実験を広島で開始

ロッカーに入れるだけ、中国電力のマルチシェアリングロッカー「ぐっとずっと。シェア」

山川 健(Web担 編集部)

2019年7月16日 7:02

フリーマーケットアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは、メルカリで売れた商品のこん包と発送を代行するサービスの実証実験を7月12日に始めた、と同日発表した。中国電力が同日開始した不特定多数が利用できるマルチシェアリングロッカー「ぐっとずっと。シェア」を活用する。ロッカーは、広島市安佐南区の商業施設「イオンモール広島祇園」に設置した。

商品をロッカーに預けるだけですむ。メルカリには「こん包が面倒でなかなか出品できない」「売れた商品だけ持っていけば発送できるサービスがほしい」など、こん包や発送に関する要望が寄せられていた。そのため、商品のこん包・発送を代行することで出品者の負担を軽減するサービスの実証実験を行うことにした。結果を踏まえてニーズやサービスの内容を検証する。

ぐっとずっと。シェアを利用するには、このサービスのウェブサイトから会員登録が必要。メルカリで売買が成立したら、こん包していない商品をロッカーに持参し、本人認証、発送方法の選択などの後、商品をそのままロッカーに入れる仕組み。ぐっとずっと。シェアではメルカリのこん包・発送代行のほか、ベニーカー、車いす、窓掃除ロボットのレンタルも実施する。

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