ワイヤーフレームで問題回避?!多言語サイト制作の思わぬ落とし穴

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https://citrusjapan.co.jp/column/cj-column/w008_201710.html

多岐に渡るWebディレクターの仕事の一つに、「ワイヤーフレーム作成」があります。
今回は、多言語サイト制作で気を付けなければいけない点と、ワイヤーフレームで問題を回避できた例についてお話ししたいと思います。

ワイヤーフレームとは、簡単に言うと「何を、どこに、どのくらいの大きさで」表示するのかを記載した、「画面設計書」です。

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ワイヤーフレームを作る目的の一つに、仕事に関わる人(クライアント・プロデューサー・デザイナー・コーダーなど)みんなと、効率よく認識を合わせることがあります。デザインなど実際のコンテンツの制作に着手する前に、ワイヤーフレームを作り、ミーティングを重ねブラッシュアップを繰り返すことで、関係者みんなの合意を得た仕様が決まっていくのです。それによって、実制作に入ってからの大規模修正といったことを防ぐこともできるので、工数削減の為に不可欠なものとも言えます。このワイヤーフレームの作り方は人によって実に様々で、“これが正解”というものがない、とても奥が深いものですが、私が気を付けていることのひとつに、
 

ワイヤーフレームは実寸(実比率)で作る」ということがあります。
 

「何を、どこに、どのくらいの大きさで」表示するのかを記載したワイヤーフレームが、実寸(実比率)で作ってないと、どうなるかと言いますと、ワイヤーフレーム上ではうまく整っているように見えたのが、デザインが完成して、キャッチコピーやテキストを流し込もうとすると、「スペースだらけでスカスカ!」又は「文字が入り切らない!!」といったことが起きてしまうかもしれないのです。
バナーやアイコンなどは文字が入らないということは大問題ですし、本文についても、例えば画面の50%を文字で占めているのか20%なのかでも見た目の印象は全く違ってきますので、クライアントの同意を得た仕様のはずが、完成版をお披露目したら「違うぞ、やり直し!」という悲劇が起きかねません。
 

実はこの「テキストボリューム」というのは、多言語サイト制作時こそ気を付ける必要があるということをご存知でしょうか。
 

ある言語から別の言語に文字が翻訳されると、原文と訳文の文字の長さが違ってくるということがよくあります。
これまで多言語サイト制作の経験がなかった私は、そんなことは全く思ってもみませんでした。ですが、それでも問題なく多言語サイトの納品を完了できたのは、実寸(実比率)のワイヤーフレームのおかげでした。

例えば、お店のキャッチコピーを1行に「うまい」「早い」「安い」と並べるページがあるとしましょう。
日本語では、この計7文字たらずで説明がつきますが、他の言語ですと単に文字数が多くなる可能性がある他、主語をつけたり、もう少し背景がわかる言葉を加えてあげないと外国人には意味が伝わらないということも多々あるのです。当然ながら翻訳者は、その点も考慮した翻訳をしますので、文字数について特に指示をしないと、想定していた文字数以上の訳文が出てくることになります。そこで役に立つのが実寸(実比率)のワイヤーフレームです。

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ワイヤーフレームに原文を入れて翻訳の依頼をすると、「ここはできるだけ短い単語で表現したい」という意図を汲み取り、文字数を考慮しつつ、且つ意味が伝わる翻訳文を考えて提案してくれるのです。(もちろんミーティングを行えるときには口頭で説明をしますが、説明をしなくても仕様が伝わる資料の方が良いことは言うまでもありません。)
正しいワイヤーフレームを作ることで、制作スタッフだけではなく、翻訳スタッフと効率よく仕事を進められるという例は、これ以外にもたくさんありますが、また別の機会にお話しできればと思います。

最後に・・・

「正しいワイヤーフレームを作ること」が「効率良いサイト制作の為に必要不可欠」というお話をしましたが、工数削減が大きな目的の一つであります。ワイヤーフレーム作成に時間をかけ過ぎることは本末転倒であります。Webディレクターのみなさん、気をつけましょう。

 

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