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前回は、Google Analyticsを使って「Webサイトにはどれくらいの方が訪れているのか」を知るための方法をご紹介しました。Google Analyticsに触れるのが初めての方にとって、管理しているWebサイトに何名の方が訪れていて、月間で閲覧されているページの総数はどれくらいかという点を把握することは、重要でかつ基礎的なポイントです。 用語の理解が曖昧な方も含めて今一度ご確認ください↓
https://www.marketingbank.jp/special/cat07/294.php
今回は、残る3つの「BtoBのWebサイトで見るべきポイント」をご紹介します。
ここで改めて、4つのポイントをおさらいしておきましょう。
Google Analyticsで見るべき4つのポイント
1,Webサイトにはどれくらいの方が訪れているのか
2,Webサイトへの流入の経路
3,どのページがどれくらい見られているのか
4,どこからのアクセスが多いのか
以上です。
では早速2番からご紹介していきます。
2,Webサイトへの流入の経路
Google Analyticsにログインしたら左側のメニューから「集客」→「サマリー」を選択します。ここではWebサイト来訪者がどのような経路からたどり着いたか把握することができます。
Organic Search:GoogleやYahooの検索エンジンの検索結果からアクセスされたもの(広告枠を除く)です。
Paid Search:GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果画面のうち、広告枠の部分からアクセスされたものです。この広告枠は一般的に、リスティング広告(PPC= Pay Per Click広告)と呼ばれ、1クリック毎に費用が発生します。
Direct:直接URLが入力され、アクセスされたものです。
例えば、メルマガ内に挿入したURL、お気に入り・ブックマーク登録されたURLから来訪された場合や直接URLを入力された場合などがあります。
一般消費者向け(BtoC)のWebサイトの場合、アプリ経由のアクセスがDirectに反映されるケースが多くありますが、企業向け(BtoB)のWebサイトであれば、Directの内訳の多くは、上記記載のメルマガやお気に入りなどが多いと考えられます。
Referral:別サイトのリンクからアクセスされたものです。Webメール(GmailやYahoo!メールなど)からアクセスされた場合も、この分類として表示されることがあります。自社サイトにアクセスする前に見られていたサイトも計測できるので、特定のWebサイトが表示されることが多い場合、そこには自社サイトへのリンクが存在するかもしれません。
Social:ソーシャルメディアからの流入をさしています。BtoBのWebサイトですと流入があるとするとFacebook、Twitterが主な流入元になるでしょう。
Display:バナー広告などの画像タイプの広告経由での流入をさします。
3,どのページがどれくらい見られているのか
Google Analyticsにログインしたら左側のメニューから「行動」→「サイトコンテン」→「すべてのページ」を選択します。ここではページ別にどの程度閲覧されているのか把握することができます。
ここでは、ページ別のページビュー数が多い順に並んでいます。
また、ここを見るとさらに気になるのが、そのページに「何をきっかけとして流入してきたか」という点です。そのデータの見方も併せてご紹介します。
先ほどと同じ画面上で特定のページをクリックします。すると下記のような画面となります。
こちらの画面でさらに「セカンダリディメンション」→「広告」→「キーワード」をクリックします。
この操作だけで、各ページヘ流入してきた検索ワードを見ることができます。
ここでは、検索ワードは伏せていますが、「キーワード」の欄に縦に複数の検索ワードが並びます。ここでは(not provided)と(not set)の意味も解説しておきます。
(not provided):サイトへ流入したユーザーが、検索時に入力したキーワードが見えないことを指します。
以前は多くのキーワードが見えていましたが、Googleがユーザーのプライバシー保護のため、サービスをSSL化したため、今ではこのような表示で見えなくなっています。ちなみに、Yahooの検索エンジンもSSL化されることが発表されていますが、未だに一部のキーワードは見えています。
(not set):Googleがキーワードを取得できなかったアクセスです。検索エンジンで表示された検索結果以外からの流入や、リダイレクトのように他のページを経由しており、元の検索キーワードの情報が引き継がれなかった場合にこのように表示されます。
4つめのポイントが気になる方はこちらへ↓
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