オリエンシートやRFP(提案依頼書)作成を前に、チェックしておくべき事項とは?

オリエンシートやRFP(提案依頼書)の作成には知識や経験が必要です。今回は発想を転換してプロジェクトを成功へ導くために効率的かつ建設的な方法を考えてみました。
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Webサイトのリニューアルなど、プロジェクト開始前には欠かせない資料であるオリエンシートやRFP(提案依頼書)。 近年ではテンプレートも数多く出回っていますし、業者が決まっていれば事前に雛形を用意してくれることもあるでしょう。 ところでこのオリエンシートやRFP、あなたは作成したことがありますか? たいていの方は一生のうち、何度も作成する機会もないでしょう。 ですので、仮にテンプレートや業者が用意してくれた資料があったとしても、いざ手を付け始めるとデータ取集や関係各所へアンケートは案外時間のかかるものですし、技術的な要件も多く簡単にまとめることは容易ではないのです。

精度の悪いオリエンシートやRFPが招く悲劇

特にコンペにおけるオリエンシートやRFPの役割として、提案内容や見積もりを比較するに足る客観的な条件を揃える意味でも重要です。 オリエンシートやRFPの内容が曖昧な場合、業者はその内容について意訳してしまい、提案内容が各社バラバラとなってしまいます。 こうなると統一的な基準で比較検討することが難しく、結果的に見た目や価格など目につきやすい項目だけが判断材料となってしまいます。 提案内容がプロジェクト本来の目的から大きく逸脱してしまうのです。 こうして要件もままならないうちに、最初からプロジェクトがつまずいてしまいます。 この時点でつまずいたことに気づくことができればまだやり直しもできますが、時間がないからとそのまま進めてしまうとリニューアルが進むにつれて要件があわず破綻していくという最悪の結果を招いてしまうことにもなりかねません。 まさに「たかがオリエンシート(RFP)、されどオリエンシート(RFP)」なのです。

業者選定の準備が整っているかチェックする

冒頭で申し上げたとおり、意図しているとおりにオリエンシートやRFPを作成できる担当者がどの企業にも必ずいるというわけでもありませんし、そもそもリニューアルなどのプロジェクトに際して、「何を作成すればよいか」ということが明確に決まっているケースは実はそう多くはありません。 プロジェクトを成功させるためのプロセスとしてオリエンやコンペですが、その前段階である「何を作成すればよいか」=目的が曖昧であれば意味がありません。 その前段階で現状把握やプロジェクトの目的について調査・企画する必要があるのではないでしょうか? プロジェクトの準備段階としてチェックしておくべき項目をこちらの記事で紹介しています↓

https://getting-better.jp/paradigm-shift-150929/

※ホワイトペーパーやオリエンシート(RFP)の雛形もダウンロードできます! もし対応済みの項目が半数に満たない場合、業者選定の段階に達していないかもしれません。。。

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