Hyper-VとAzureを組み合わせて災害対策

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CTC教育サービスはコラム「Hyper-VとAzureを組み合わせて災害対策」を公開しました。
この数年に発生した多くの自然災害は、ITシステムを運用するうえで自然災害がリスクになるということを一般的に認知させるきっかけとなりました。

 もともと大規模システムでは、自然災害のほかにも様々なリスクに対処するため遠隔地にバックアップできるようなシステムを運用することは珍しくありませんでした。ただ、その方法もかかっているコストも様々でしょう。それが中小規模のシステムともなると、コストやスキル、手間などの問題で遠隔地の退避先を用意するのは難しいというのが現実でした。しかし、最近はクラウドを利用することで比較的安価に災害対策を実現することができるようになっています。

 その代表例が、Microsoft Azure の Site Recovery というサービス。災害対策用に提供されているこのサービスを利用すると、社内で動いているHyper-V 上の仮想マシンを Microsoft Azure のデータセンターに自動的に複製し、必要に応じて Microsoft Azure 上の仮想マシンとして起動することもできます。利用要件が低いため、大企業だけでなく、中小企業などの遠隔地に拠点を所有していない場合でも災害対策を実現することができます。そこで今回は、Azure Site Recoveryを利用するまでの流れを説明しましょう。

Microsoft Azure のサブスクリプションを作る
 Microsoft Azure の Site Recovery は有償のサービスですが、 Microsoft Azure では1か月の無料評価版を提供しています。無料評価版はこちら (http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/free-trial/) からサインアップすることができます。この無料評価版では1か月間または \20,500 相当利用することが可能です。利用開始から1か月過ぎた場合や\20,500 分を使い切った場合はAzureのサービスが自動的に停止し、自分で明示的に制限を解除しない限り課金されることはありませんので安心して評価することができます。

Site Recovery コンテナーを作成する
 Microsoft Azure のサブスクリプションを作成したら、災害対策の準備です。 復旧サービスというメニューからSite recovery コンテナーを作成します。Site Recovery コンテナーは Microsoft Azure のWEB管理ポータルの新規ボタンから簡単に作成できます。作成する際には任意のコンテナーの名前と複製先の地域(データセンターの場所)を選択します。この地域は任意の場所を指定することができますが、一般的に近いデータセンターの方がデータの転送が高速になります。

この続きは以下をご覧ください
http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/microsoft/microsoft18.html

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