CVRを高めるための回遊性向上! フッターメニュー導入のポイント3点
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みなさんのサイトのページ下部、いわゆるフッターにはどんな要素を設置していますか? 特に置いていませんか?まさかSEO対策の外部リンクなんて表示してませんよね・・。 このフッターをないがしろにすると実はコンバージョンを失っているかもしれません。
#1 フッターメニューのABテスト
まずは、フッターメニューの効果についてABテスト事例を見てみましょう。 Radley + CoのオンラインサイトRadleyでは、このフッターに関するABテストが行われました。 まずは元のバリエーションでは、フッターに簡易的なメニューや対応しているカードやベストセラーであることなどが表示させています。 対して、ABテストを行ったバリエーションでは、商品リストを第2階層まで開いた状態で、表示させました。 このようなシンプルなテストではありましたが、結果は大きな差が生じました。 23.77%もコンバージョンが向上し、さらに一人あたりの売上は15.99%も上がったのです。 出典:How does your website footer impact conversion? - Smart Insights Digital Marketing Advice
#2 追加したいフッターメニュー5つの要素
上記の事例はPCサイトですが、スマートフォンサイトではスクロールされやすくなるので、フッターに要素を付加することは必要不可欠です。 代表的な要素は下記の5つとなりますので、加えられないか検討してみましょう。
- ヘッダーと同じ要素
- サブ的な情報
例:グローバルメニューに入れるまでではないが、あったら使われそうなフォームやサイトマップ、地図などの情報 - 関連リンク
例:当該ページと同じカテゴリのページやブログの前後記事、購入リンクなど - RSS、SNS、検索など
- サイトを印象づけるイラスト的な背景
最後のものはおまけ的な要素ですが、ページの最後に到達したことがわかりやすいのに加え、サイト全体の印象をクリアにします。 事例として2つ紹介しますが、シンプルなフッターと比較すると好印象なのではないでしょうか。
ヤマト運輸
http://www.kuronekoyamato.co.jp/top.html
吉日屋
#3 回遊性がCVに影響を与えているかGoogle Analyticsで確認する
本当に自分のサイトでは、回遊性がCVに影響を与えるのかGoogle Analyticsで確認してみます。 Google Analyticsでは、CVユーザーと非CVユーザーをセグメント分けさせることが可能です。 管理画面にある「+セグメント」をクリックして、システムに行ってみるとコンバージョンに関する設定があります。 このセグメント分けした状態で、ユーザーサマリーなどを見てみると平均セッション時間や、ページ/セッションに大きな差があることが明白になります。 CV、非CVの差分を見て、回遊性を高める施策を取っていく必要があるか、確認してみましょう。 ECサイトでは、以前紹介したカテゴリーページを改善して売上をアップさせたA/Bテストの2事例のように、回遊性が高いほど、コンバージョンが上がるというサイトが多く存在します。 これは脳の違いから考える男性・女性のWEBサイトに関する行動の違いでも取り上げたように、特に女性は多くサイトを閲覧した上で、購入に至るケースがあるためです。 ぜひ、一度検討してみましょう。
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