複数サイト運営・多メディア展開でWeb/マーケティング担当者がチェックすべき3つのコト

業マーケティング活動の主流である複数サイト・多メディア展開は企業マーケティング活動のなかでWeb/マーケティング担当者がチェックすべき3つのコトをご紹介します。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

複数サイト・多メディア展開 3つのチェックポイント

その1. コンテンツの著作権管理は大丈夫か?
その2. ブランドイメージは統一されているか?
その3. ソーシャルメディアのマネジメントは?

複数サイト・多メディア展開の”落とし穴とは?”


Webをはじめ、ソーシャルメディアや印刷物、タブレットデバイスなどへ複合的にコンテンツを展開してゆく、複数サイト・多メディア展開。展開する媒体数が増えると、掲載する製品写真や画像イメージの著作権管理、サイト間の掲載情報の統一、商品情報の更新反映など、コンテンツの管理・運用業務の負荷は掛け算式に増加してゆきます。こうして業務負荷が増大し、部門横断的な運用が増加すると、コンテンツ管理にまつわるミスや事故が数多く発生します。

その1:著作権管理は大丈夫?

コンテンツ管理に関連して最も数多く発生する問題は著作権の管理と言われています。特にプロダクションに管理されているモデルの写真では、利用期間や掲載可能な媒体をはじめ細かく契約が定められています。制作で扱うコンテンツのデジタル化に伴い、ファイルコピーによる流用が容易になりました。そのため、著作権の切れた画像が使用されていたり、本来は印刷物への掲載が禁止されている画像がプリントされるなどの問題が発生することも少なくないようです。そこで、イメージ画像と関連する著作権の契約情報を管理し、Webを含めた媒体制作に関わる全てのスタッフが共有するコンテンツ管理が必要不可欠です。

 <著作権管理のチェックポイント>
著作権の切れた画像が使用されていないか?
利用期間、掲載可能媒体など契約内容は周知されているか?
コンテンツと関連する著作権情報は管理・共有されているか?

その2:ブランドイメージは統一されているか?

全国レベル/グローバルレベルでプロモーション展開を行う場合、そのエリアや媒体で使用されるイメージやコピーを統一するブランドマネジメントが必要不可欠です。しかしながら、展開する媒体数が増えるほど、ブランドイメージのマネジメントには多大なリソースが必要とされます。さらに複合的なエリアマーケティングやキャンペーンが開催されると、さらに膨大な工数が発生します。多くの場合は、Webとカタログなど制作する媒体ごとにコンテンツ管理を別個に行っているため、制作段階では情報やイメージの更新に対応できず、煩雑な確認プロセスが求められてしまいます。媒体をまたいだコンテンツの統合管理が必要不可欠です。

 <ブランド管理のチェックポイント>
 Webとカタログで異なるイメージが使用されていないか?
 全エリアで共通のイメージ、情報が訴求されているか?
 媒体をまたいだ横断的なコンテンツ管理がされているか?

その3:ソーシャルメディアのマネジメントは?

Facebook / Twitterに代表するソーシャルメディアは、その情報拡散力とユーザーとの”対話”という側面から、マーケティング活動において一般的に利用されるようになりました。いまや”ソーシャルメディアを利用しない選択肢は存在しない”とも言われており、Webと組み合わせた相乗効果に注目が集まっています。反面、ソーシャルメディアは、他のメディアと比較し、かなりの速度で情報が広がってゆくため配信するコンテンツには最新の注意を払う必要があります。また、Webサイトやプリントメディアと連動した情報発信が行われてこそ効果を発揮します。これに対して、媒体制作での一貫したコンテンツ管理と、それを展開する仕組みが理想的だといえます。

 <ソーシャルメディアマネジメントのチェックポイント>
 誤った製品表記やイメージがソーシャル上で拡散していないか?
 Webやカタログと連動して情報が配信されているか?
 配信するコンテンツの管理はされているか?

--------------------------------------------------------------------------
今後もますます複数サイト・多メディア展開の動きは進んでゆくことが予想されます。マーケティング部門が限られた時間と予算内で効率的な複数サイト・多メディア展開を実践するには、Web-CMSを導入するのみならず、分散しているコンテンツの統合が必要不可欠です。そこで、いま注目を集めているのが、DAM(デジタルアセット管理)システムの導入によるコンテンツの統合管理です。これにより複数サイトやメディア間のコンテンツ管理を統合し、複数サイト・多メディア展開におけるブランド管理、メディア展開のリードタイム短縮、そしてコスト削減を支援します。
これらDAMシステムの導入選定にあたっては、上記のチェックポイントで挙げた”媒体制作との連動”、”あらゆるコンテンツの統合管理”、”多メディアへの配信管理”という3点を満たすシステムの導入が最適です。そのなかで、これらの要件をすべて満たすシステムとしてWebNativeSuiteは今後の導入が期待されています。


WebNativeSuiteについて

デジタルアセット(DAM)管理システム「WebNativeSuite」は、Webや紙などの媒体製作の基盤となるシステムです。媒体製作における、素材の受け渡し、確認・修正指示といった作業の管理を通じ、製品写真やイメージ、そしてそれに関連する著作権情報やバージョン情報といったコンテンツを一元的に管理します。さらに管理されたコンテンツをWebのほか、紙媒体からTwitter/Facebookに代表されるSNS、そしてiPad/Androidなどのタブレットデバイスにわたる各メディアへと配信します。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

アクセシビリティ
広義には、障害者、高齢者を含むすべての人間が、同じレベルでサービスや機器、施設を ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]