東京都「5G技術活用型開発等促進事業」採択アクセラレータープログラム第一期「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」
株式会社サムライインキュベート
Yper/サイトセンシング/シナスタジア/Placyのスタートアップ4社を採択 プログラムメッセンジャーにMaika Loubte(マイカ・ルブテ)を起用
東京都が推進する「5G技術活用型開発等促進事業」において、株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役:榊原 健太郎、以下「当社」)は、令和3年8月よりスタートアップを支援する開発プロモーターとして採択されており、最長3ヵ年度の長期伴走支援で5Gイノベーションの街中実装・事業化を推進するアクセラレータープログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」(以下「本プログラム」)」を実施しています。そしてこの度、採択スタートアップ4社を決定いたしました。 また、5Gイノベーションが社会をアップデートする期待感や高揚感を共に発信いただく、プログラムメッセンジャーとして、シンガーソングライター/プロデューサー/DJとしてグローバルに活動をするマイカ・ルブテさんを迎えることを発表いたします。
本プログラムは、日本の国際競争力向上に大きな役割を果たす首都東京の「東京版Society 5.0『スマート東京』」の実現に向け、5Gイノベーションの社会実装を通じて人々の生活をより豊かにアップデートすることを目的としています。この度、本プログラムの第一期として、テーマに合致するとともに、5G活用で課題解決が大きく前進する可能性を秘めた事業を推進するスタートアップ4社を採択いたしました。
採択スタートアップは今後、東京を中心とする街中に施設・インフラ・モビリティなどリアルな実証フィールド・アセットを有する大手企業・大学の「街中実装パートナー」と事業共創し、生活者のニーズに合う実用的な5Gソリューションの街中実装を目指します。
Society 5.0の実現にはハードとソフトが融合するイノベーションの街中実装が必要不可欠ですが、これにはスタートアップに限らず街中実装パートナーをはじめとした様々なプレイヤーとの共創が大きな課題となります。当社は、これまで培ってきたスタートアップと大手企業・自治体とのオープンイノベーション支援の経験を活かし、本プログラムでは実現性・実効性の高い共創モデルの企画から実行体制の構築・実証実施まで一気通貫のカスタマイズ型の事業化支援を提供してまいります。
また今回、プログラムメッセンジャーとして、シンガーソングライター/プロデューサー/DJとして東京を拠点にグローバルに活躍し、独自の感性で人々を魅了するマイカ・ルブテさんを起用いたしました。5Gの本質的な価値は「AI・ビッグデータの活用により実現したイノベーションを、生活空間で誰もが手軽に利用できるようになること」にあるため、社会課題を解決して生活をより豊かにしていく5Gイノベーションは人々の日常に密接に関係しています。今後、5Gイノベーションがより多くの人々にとって身近な存在として関心を抱いていただけるように、プログラムメッセンジャーのマイカ・ルブテさんとともに5Gが社会をアップデートする期待感や高揚感を共に発信してまいります。
■採択スタートアップとプロジェクト概要
Yper株式会社
<代表者>
代表取締役 内山 智晴
・事業内容:物流ラストマイルの課題解決のため、再配達をなくす置き配バッグOKIPPAを開発、サービスを提供。現在、自動化・省人化による配送の効率化を目指す自動配送ロボットLOMBY*を開発中
・応募テーマ:どこでもラストワンマイル物流が持続可能となる社会の実現
▼プロジェクト「5G遠隔操作・監視でどこからでも配達員になれる自律走行ロボット」
◎協力街中実装パートナー:株式会社ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所株式会社
5G環境下で遠隔操作される自動配送ロボットLOMBYによる完全非対面配送を活用し、人的労働力と物理的な制約を超えた効率的なラストマイル配送サービスの事業化を目指します。
今回街中実装パートナー3社が抱えるアセットにおいて、飲食店から集合住宅へのフードデリバリー、大学構内での宅配物配送、商業ビル内でエレベーター活用した館内配送という3種類の異なるシーンにおいて、地方からの遠隔監視による自律走行または遠隔操作で実証実験を行います。高信頼・低遅延な5G技術を活用することで、遠隔監視・操作時も鮮明な画像配信とリアルタイムでクイックな操作を実現し、人材不足に苦しむラストマイル課題の解決に挑戦します。
*1: 自動配送ロボットLOMBY https://lomby.jp/
サイトセンシング株式会社
<代表者>
代表取締役 平林 隆
・事業内容:非GPS環境下における移動体(人、車両、ドローン等)向け測位技術である自律航法をベースとした「位置情報事業」、撮影画像から3Dデジタルモデルを作成する「三次元モデル事業」を展開
・応募テーマ:想定外の災害が来ても、被害が最小限に抑えられる社会の実現
自動的に安全なインフラが保たれる社会の実現
▼プロジェクト「減災初期対応に必要な災害時の被災状況のドローン生中継サービス」
◎協力街中実装パートナー:東京都立大学
災害発生時に刻々と変わる状況を自律航行ドローンで可視化することで、警察・消防・インフラ企業等の迅速な減災初期対応に役立てるリアルタイムな被災状況把握サービスを目指します。
サイトセンシング独自のSLAM*2レスなドローン飛行制御システムにより、災害時にドローン操縦者を緊急招集・配置することなく、昼夜問わず高速移動で広範囲に状況把握可能な自律飛行ドローンを各地で一斉に飛行させることができます。これに高速大容量・高信頼・低遅延な5G技術を組み合わせて4K/8K映像をリアルタイム配信することで、誰でも・どこでも・簡単にリアルタイムな被災状況を把握できる防災・減災社会の実現にチャレンジします。
*2: SLAM:Simultaneous Localization and Mappingの略(自ら周囲地図を作成し、自己位置を推定する技術)
株式会社シナスタジア
<代表者>
代表取締役 有年 亮博
・事業内容:自動運転車内でのエンタメサービス開発、VR/ARコンテンツ制作・技術開発、自動運転向け高精度3次元地図の技術開発
・応募テーマ:「混雑」に頼らない観光・地域交流、コミュニティが育まれる社会の実現
▼プロジェクト「5Gによる大量普及型XR顧客体験価値向上サービス」
◎協力街中実装パートナー:京浜急行電鉄株式会社
最先端のXR技術を用いた現実拡張体験により、観光における移動中の顧客体験価値の向上を目指します。
モビリティの移動情報と周囲の景色を連動させた没入感のあるXR体験を実現します。そこに高速大容量・低遅延の5G通信技術とクラウドレンダリング技術を最大限活用したシンクライアント化開発を行うことで、顧客へのデバイス起因の負担を軽減し快適性を向上させ、さらにコンテンツ配信の柔軟性強化とコスト構造最適化も狙います。京急グループの協力の下、屋根がなく開放的な空間を提供する2階建てバス「KEIKYU OPEN TOP BUS横浜」で実証を行い、XR次世代観光サービスの普及に向けた技術・サービス基盤の実装にチャレンジしていきます。
株式会社Placy
<代表者>
代表取締社長 鈴木 綜真
・事業内容:音楽を通じた「感性」で場所を探せる地図アプリを開発・提供
・応募テーマ:「混雑」に頼らない観光・地域交流、コミュニティが育まれる社会の実現
▼プロジェクト「オフィスにおける創造・共創を誘発するリアルワールド・メタバースサービス」
◎協力街中実装パートナー:清水建設株式会社
ヒト・場の「感性」をデジタル化し、良質な共創を生み出す「つながり」をメタバース上でデザインすることで、ニューノーマル時代に問われるオフィスに「集まる価値」の創出を目指します。
高速大容量な5G技術とPlacy独自の音楽を通じた感性解析AIを組み合わせることで、多くのオフィスワーカーが行き交うオフィスの「感性」をリアルタイムに可視化します。オフィスエリア毎の感性に合うよう最適化されたBGMを再生することで、オフィスワーカー同士が場を起点に感性で通じ合い、自然と共創が生まれる環境を演出します。オフィスワーカーをメタバース上で可視化し、チームの創造・共創の誘発を目指す清水建設の「SHIMZ CREATIVE FIELD*3」内で実証することで、サービスの具体化にチャレンジします。
*3: 清水建設株式会社PR参照 https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2021/2021020.html
▼プロジェクト「人と都市とのリアルなつながり・交流を創出するリアルワールド・メタバースサービス」
◎協力街中実装パートナー:三菱地所株式会社
街全体の「感性」をデジタル化し、来街者と場とを感性価値で深く結び付けた「出逢い・交流」をメタバース上でデザインし、リアルな街中体験と融合させることで、ニューノーマル時代に問われる「リアルな街の魅力」向上を目指します。
高速大容量・低遅延な5G技術にサポートされたNiantic社の最新AR技術*4を活用することで、「City×Music×Game」をテーマとした新しい街のARクエスト体験を開発・提供します。これにPlacy独自の音楽を通じた感性解析AIを組み合わせることで、来街者のクエストから街の感性情報を収集・可視化し、感性価値に基づく来街者の界隈性・回遊性向上サービス体験を創出します。このリアルワールド・メタバースの実装には街ぐるみの取り組みが求められる中、文化・芸術の側面でも街のブランディングに取り組む三菱地所の協力の下、大丸有エリア*5でのサービス実装にチャレンジしていきます。
*4: Niantic Lightship ARDK
*5: 大手町・丸の内・有楽町地区の通称
■プログラムメッセンジャー:マイカ・ルブテ(Maika Loubté)氏
プロフィール:
シンガーソングライター/プロデューサー/DJ。2016年にソロ名義で活動開始。幼少期から10代を日本・
パリ・ 香港で過ごし、現在は東京を拠点としている。ビンテージアナログシンセサイザーに出会いエレクトロニックミュージックの影響を受けたスタイルで音楽制作を行う。台湾・中国・香港・韓 国・タイ・フランス・スペインなど国内外のフェス出演、アーティストやCMへの楽曲提供等でも活動中。agnès b.・SHISEIDO・GAPなどのブランドとのコラボレーションも行う。
2019年に2ndアルバム「Closer」を配信・LPでリリース。2020年10月リリースの「Show Me How」がマツダの新型車「MAZDA MX-30」のテレビCMのコラボ曲として大々的にフィーチャーされ、自身もCMに出演。2021年、最新アルバム「Lucid Dreaming」をリリース。2022年1月、女性の持つパワーや可能性を最大限に引き出していくプログラム#SpotifyEQUALの1月マンスリーアーティストに選ばれる。
〈プログラムメッセンジャー就任コメント〉
この度、「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」のプログラムメッセンジャーに就任することになりました音楽家のマイカ・ルブテです。今後、5Gの技術を使った街中実装の実証実験現場へ、ただのいち"市民"として足を運んでいきます。その現場で私自身が感じたことをありのままに発信していく役割を「プログラムメッセンジャー」として、託していただきました。
サムライインキュベートの皆さんとお話する中で「5Gの技術を使うことを目的にするのではなく、個人レベルで幸福だと感じる人を増やすために何ができるか、あえて楽観的な姿勢で技術を利用してみようというのがこのプロジェクトです」と、ポリシーの部分のお話を聞かせていただき、これは損得の問題ではなく価値を見出せるかどうかは私たちにかかっているのだと、前向きに捉えることができました。自分という存在はとてもちっぽけなのですが、何かお手伝いできることがあるなら、という思いで今日に至っています。
いわゆるリポーターとしての知識も経験もないのですが、これから街中の実証現場でどんなことが行われようとしているか、開発者の方々とコミュニケーションさせていただいて、実際どんな感じなのかを確かめながら、自分の言葉でみなさんに共有していきたいと思います。
また今回、ミュージシャンとしてプログラムテーマ楽曲の制作も予定しておりますので、あらためてお披露目できればと思っています。
〈コメント動画〉
■本アクセラレータープログラム概要
名称 : GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO
実施期間 : 2021年11月10日(水)~2024年3月末(予定)
特設サイト: https://samurai5g.tokyo/
■東京都「5G技術活用型開発等促進事業」の事業概要
東京都では、スタートアップ企業等による新しい日常に寄与するような5G技術を活用したイノベーションの創出や新たなビジネスの確立を促進するための仕組みとして「5G技術活用型開発等促進事業/Tokyo 5G Boosters Project」を開始しています。スタートアップ企業を支援する事業者として東京都より採択された開発プロモーターが、選定したスタートアップ企業に対して東京都、通信事業者等と連携・協働を図り、スタートアップ企業等の5G技術に関連するサービスなどの開発・事業化を資金的、技術的な側面からのサポート、マッチング支援等ネットワーク面の支援を行うことで、非接触型社会やSociety5.0の実現等を目的としています。
■会社概要
社名:株式会社サムライインキュベート
住所:東京都港区六本木1-3-50
設立:2008年3月14日
代表:代表取締役 榊原 健太郎
URL:https://www.samurai-incubate.asia/
創業期~シリーズAのスタートアップを中心に出資・成長支援するVC事業と、日本の大手企業・自治体が推進するオープンイノベーション支援事業を行っています。
当社では、2030年までに実行するビジョン「SAMURAI VISION 2030」※の一つとして、国内外の投資や共創を通じて、世界で課題を抱える約9億人の人々を対象とする課題解決を目指しています。今後もイノベーションを起こそうとする企業・組織・大学・研究機関等と伴走し、イノベーション支援を推進してまいります。
注釈:2021年3月15日付 当社プレスリリース参照
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000014738.html
以上
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Yper/サイトセンシング/シナスタジア/Placyのスタートアップ4社を採択 プログラムメッセンジャーにMaika Loubte(マイカ・ルブテ)を起用
東京都が推進する「5G技術活用型開発等促進事業」において、株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役:榊原 健太郎、以下「当社」)は、令和3年8月よりスタートアップを支援する開発プロモーターとして採択されており、最長3ヵ年度の長期伴走支援で5Gイノベーションの街中実装・事業化を推進するアクセラレータープログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」(以下「本プログラム」)」を実施しています。そしてこの度、採択スタートアップ4社を決定いたしました。 また、5Gイノベーションが社会をアップデートする期待感や高揚感を共に発信いただく、プログラムメッセンジャーとして、シンガーソングライター/プロデューサー/DJとしてグローバルに活動をするマイカ・ルブテさんを迎えることを発表いたします。
本プログラムは、日本の国際競争力向上に大きな役割を果たす首都東京の「東京版Society 5.0『スマート東京』」の実現に向け、5Gイノベーションの社会実装を通じて人々の生活をより豊かにアップデートすることを目的としています。この度、本プログラムの第一期として、テーマに合致するとともに、5G活用で課題解決が大きく前進する可能性を秘めた事業を推進するスタートアップ4社を採択いたしました。
採択スタートアップは今後、東京を中心とする街中に施設・インフラ・モビリティなどリアルな実証フィールド・アセットを有する大手企業・大学の「街中実装パートナー」と事業共創し、生活者のニーズに合う実用的な5Gソリューションの街中実装を目指します。
Society 5.0の実現にはハードとソフトが融合するイノベーションの街中実装が必要不可欠ですが、これにはスタートアップに限らず街中実装パートナーをはじめとした様々なプレイヤーとの共創が大きな課題となります。当社は、これまで培ってきたスタートアップと大手企業・自治体とのオープンイノベーション支援の経験を活かし、本プログラムでは実現性・実効性の高い共創モデルの企画から実行体制の構築・実証実施まで一気通貫のカスタマイズ型の事業化支援を提供してまいります。
また今回、プログラムメッセンジャーとして、シンガーソングライター/プロデューサー/DJとして東京を拠点にグローバルに活躍し、独自の感性で人々を魅了するマイカ・ルブテさんを起用いたしました。5Gの本質的な価値は「AI・ビッグデータの活用により実現したイノベーションを、生活空間で誰もが手軽に利用できるようになること」にあるため、社会課題を解決して生活をより豊かにしていく5Gイノベーションは人々の日常に密接に関係しています。今後、5Gイノベーションがより多くの人々にとって身近な存在として関心を抱いていただけるように、プログラムメッセンジャーのマイカ・ルブテさんとともに5Gが社会をアップデートする期待感や高揚感を共に発信してまいります。
■採択スタートアップとプロジェクト概要
Yper株式会社
<代表者>
代表取締役 内山 智晴
・事業内容:物流ラストマイルの課題解決のため、再配達をなくす置き配バッグOKIPPAを開発、サービスを提供。現在、自動化・省人化による配送の効率化を目指す自動配送ロボットLOMBY*を開発中
・応募テーマ:どこでもラストワンマイル物流が持続可能となる社会の実現
▼プロジェクト「5G遠隔操作・監視でどこからでも配達員になれる自律走行ロボット」
◎協力街中実装パートナー:株式会社ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所株式会社
5G環境下で遠隔操作される自動配送ロボットLOMBYによる完全非対面配送を活用し、人的労働力と物理的な制約を超えた効率的なラストマイル配送サービスの事業化を目指します。
今回街中実装パートナー3社が抱えるアセットにおいて、飲食店から集合住宅へのフードデリバリー、大学構内での宅配物配送、商業ビル内でエレベーター活用した館内配送という3種類の異なるシーンにおいて、地方からの遠隔監視による自律走行または遠隔操作で実証実験を行います。高信頼・低遅延な5G技術を活用することで、遠隔監視・操作時も鮮明な画像配信とリアルタイムでクイックな操作を実現し、人材不足に苦しむラストマイル課題の解決に挑戦します。
*1: 自動配送ロボットLOMBY https://lomby.jp/
サイトセンシング株式会社
<代表者>
代表取締役 平林 隆
・事業内容:非GPS環境下における移動体(人、車両、ドローン等)向け測位技術である自律航法をベースとした「位置情報事業」、撮影画像から3Dデジタルモデルを作成する「三次元モデル事業」を展開
・応募テーマ:想定外の災害が来ても、被害が最小限に抑えられる社会の実現
自動的に安全なインフラが保たれる社会の実現
▼プロジェクト「減災初期対応に必要な災害時の被災状況のドローン生中継サービス」
◎協力街中実装パートナー:東京都立大学
災害発生時に刻々と変わる状況を自律航行ドローンで可視化することで、警察・消防・インフラ企業等の迅速な減災初期対応に役立てるリアルタイムな被災状況把握サービスを目指します。
サイトセンシング独自のSLAM*2レスなドローン飛行制御システムにより、災害時にドローン操縦者を緊急招集・配置することなく、昼夜問わず高速移動で広範囲に状況把握可能な自律飛行ドローンを各地で一斉に飛行させることができます。これに高速大容量・高信頼・低遅延な5G技術を組み合わせて4K/8K映像をリアルタイム配信することで、誰でも・どこでも・簡単にリアルタイムな被災状況を把握できる防災・減災社会の実現にチャレンジします。
*2: SLAM:Simultaneous Localization and Mappingの略(自ら周囲地図を作成し、自己位置を推定する技術)
株式会社シナスタジア
<代表者>
代表取締役 有年 亮博
・事業内容:自動運転車内でのエンタメサービス開発、VR/ARコンテンツ制作・技術開発、自動運転向け高精度3次元地図の技術開発
・応募テーマ:「混雑」に頼らない観光・地域交流、コミュニティが育まれる社会の実現
▼プロジェクト「5Gによる大量普及型XR顧客体験価値向上サービス」
◎協力街中実装パートナー:京浜急行電鉄株式会社
最先端のXR技術を用いた現実拡張体験により、観光における移動中の顧客体験価値の向上を目指します。
モビリティの移動情報と周囲の景色を連動させた没入感のあるXR体験を実現します。そこに高速大容量・低遅延の5G通信技術とクラウドレンダリング技術を最大限活用したシンクライアント化開発を行うことで、顧客へのデバイス起因の負担を軽減し快適性を向上させ、さらにコンテンツ配信の柔軟性強化とコスト構造最適化も狙います。京急グループの協力の下、屋根がなく開放的な空間を提供する2階建てバス「KEIKYU OPEN TOP BUS横浜」で実証を行い、XR次世代観光サービスの普及に向けた技術・サービス基盤の実装にチャレンジしていきます。
株式会社Placy
<代表者>
代表取締社長 鈴木 綜真
・事業内容:音楽を通じた「感性」で場所を探せる地図アプリを開発・提供
・応募テーマ:「混雑」に頼らない観光・地域交流、コミュニティが育まれる社会の実現
▼プロジェクト「オフィスにおける創造・共創を誘発するリアルワールド・メタバースサービス」
◎協力街中実装パートナー:清水建設株式会社
ヒト・場の「感性」をデジタル化し、良質な共創を生み出す「つながり」をメタバース上でデザインすることで、ニューノーマル時代に問われるオフィスに「集まる価値」の創出を目指します。
高速大容量な5G技術とPlacy独自の音楽を通じた感性解析AIを組み合わせることで、多くのオフィスワーカーが行き交うオフィスの「感性」をリアルタイムに可視化します。オフィスエリア毎の感性に合うよう最適化されたBGMを再生することで、オフィスワーカー同士が場を起点に感性で通じ合い、自然と共創が生まれる環境を演出します。オフィスワーカーをメタバース上で可視化し、チームの創造・共創の誘発を目指す清水建設の「SHIMZ CREATIVE FIELD*3」内で実証することで、サービスの具体化にチャレンジします。
*3: 清水建設株式会社PR参照 https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2021/2021020.html
▼プロジェクト「人と都市とのリアルなつながり・交流を創出するリアルワールド・メタバースサービス」
◎協力街中実装パートナー:三菱地所株式会社
街全体の「感性」をデジタル化し、来街者と場とを感性価値で深く結び付けた「出逢い・交流」をメタバース上でデザインし、リアルな街中体験と融合させることで、ニューノーマル時代に問われる「リアルな街の魅力」向上を目指します。
高速大容量・低遅延な5G技術にサポートされたNiantic社の最新AR技術*4を活用することで、「City×Music×Game」をテーマとした新しい街のARクエスト体験を開発・提供します。これにPlacy独自の音楽を通じた感性解析AIを組み合わせることで、来街者のクエストから街の感性情報を収集・可視化し、感性価値に基づく来街者の界隈性・回遊性向上サービス体験を創出します。このリアルワールド・メタバースの実装には街ぐるみの取り組みが求められる中、文化・芸術の側面でも街のブランディングに取り組む三菱地所の協力の下、大丸有エリア*5でのサービス実装にチャレンジしていきます。
*4: Niantic Lightship ARDK
*5: 大手町・丸の内・有楽町地区の通称
■プログラムメッセンジャー:マイカ・ルブテ(Maika Loubté)氏
プロフィール:
シンガーソングライター/プロデューサー/DJ。2016年にソロ名義で活動開始。幼少期から10代を日本・
パリ・ 香港で過ごし、現在は東京を拠点としている。ビンテージアナログシンセサイザーに出会いエレクトロニックミュージックの影響を受けたスタイルで音楽制作を行う。台湾・中国・香港・韓 国・タイ・フランス・スペインなど国内外のフェス出演、アーティストやCMへの楽曲提供等でも活動中。agnès b.・SHISEIDO・GAPなどのブランドとのコラボレーションも行う。
2019年に2ndアルバム「Closer」を配信・LPでリリース。2020年10月リリースの「Show Me How」がマツダの新型車「MAZDA MX-30」のテレビCMのコラボ曲として大々的にフィーチャーされ、自身もCMに出演。2021年、最新アルバム「Lucid Dreaming」をリリース。2022年1月、女性の持つパワーや可能性を最大限に引き出していくプログラム#SpotifyEQUALの1月マンスリーアーティストに選ばれる。
〈プログラムメッセンジャー就任コメント〉
この度、「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」のプログラムメッセンジャーに就任することになりました音楽家のマイカ・ルブテです。今後、5Gの技術を使った街中実装の実証実験現場へ、ただのいち"市民"として足を運んでいきます。その現場で私自身が感じたことをありのままに発信していく役割を「プログラムメッセンジャー」として、託していただきました。
サムライインキュベートの皆さんとお話する中で「5Gの技術を使うことを目的にするのではなく、個人レベルで幸福だと感じる人を増やすために何ができるか、あえて楽観的な姿勢で技術を利用してみようというのがこのプロジェクトです」と、ポリシーの部分のお話を聞かせていただき、これは損得の問題ではなく価値を見出せるかどうかは私たちにかかっているのだと、前向きに捉えることができました。自分という存在はとてもちっぽけなのですが、何かお手伝いできることがあるなら、という思いで今日に至っています。
いわゆるリポーターとしての知識も経験もないのですが、これから街中の実証現場でどんなことが行われようとしているか、開発者の方々とコミュニケーションさせていただいて、実際どんな感じなのかを確かめながら、自分の言葉でみなさんに共有していきたいと思います。
また今回、ミュージシャンとしてプログラムテーマ楽曲の制作も予定しておりますので、あらためてお披露目できればと思っています。
〈コメント動画〉
■本アクセラレータープログラム概要
名称 : GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO
実施期間 : 2021年11月10日(水)~2024年3月末(予定)
特設サイト: https://samurai5g.tokyo/
■東京都「5G技術活用型開発等促進事業」の事業概要
東京都では、スタートアップ企業等による新しい日常に寄与するような5G技術を活用したイノベーションの創出や新たなビジネスの確立を促進するための仕組みとして「5G技術活用型開発等促進事業/Tokyo 5G Boosters Project」を開始しています。スタートアップ企業を支援する事業者として東京都より採択された開発プロモーターが、選定したスタートアップ企業に対して東京都、通信事業者等と連携・協働を図り、スタートアップ企業等の5G技術に関連するサービスなどの開発・事業化を資金的、技術的な側面からのサポート、マッチング支援等ネットワーク面の支援を行うことで、非接触型社会やSociety5.0の実現等を目的としています。
■会社概要
社名:株式会社サムライインキュベート
住所:東京都港区六本木1-3-50
設立:2008年3月14日
代表:代表取締役 榊原 健太郎
URL:https://www.samurai-incubate.asia/
創業期~シリーズAのスタートアップを中心に出資・成長支援するVC事業と、日本の大手企業・自治体が推進するオープンイノベーション支援事業を行っています。
当社では、2030年までに実行するビジョン「SAMURAI VISION 2030」※の一つとして、国内外の投資や共創を通じて、世界で課題を抱える約9億人の人々を対象とする課題解決を目指しています。今後もイノベーションを起こそうとする企業・組織・大学・研究機関等と伴走し、イノベーション支援を推進してまいります。
注釈:2021年3月15日付 当社プレスリリース参照
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000014738.html
以上
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