Amplitudeとネットイヤーグループが戦略提携、日本企業のデータ活用を共同で支援

デジタル分析プラットフォーム事業の米国Amplitude(アンプリチュード)と、デジタルマーケティング支援のネットイヤーグループは、戦略的パートナーシップ契約を締結したと8月27日に発表した。協業を通じて国内企業におけるデジタルアナリティクスの導入から運用、成果の創出を包括的に支援する。特に日本市場向けに「ツールを導入して終わりにしない」継続的な活動支援体制を提供する。

デジタル分析プラットフォーム「Amplitude」のリアルタイムで高精度な分析機能と、ネットイヤーグループの戦略設計・デジタル実装力で、プロダクト分析やマーケティング領域の効果的なデータ活用体制を構築する。デジタルアナリティクスを定着させる支援プログラムを共同で提供し、日本市場におけるAmplitudeの導入を容易にする。特に大企業や非デジタルネイティブ企業に社内利用の定着と測定可能なビジネス成果を創出する。

ネットイヤーグループは企業ごとのユースケースに応じた導入設計やデータ環境構築を担当。各社固有のニーズに最適化したソリューションの実現を支援する。既存のCDP(顧客データ基盤)とスムーズに連携して培ったデータ資産を有効活用しつつ、円滑な導入が可能。Amplitude導入後は分析テンプレートやダッシュボードの設計支援、社内の活用を促進するワークショップを共同で提供し、分析基盤と実運用の定着化をサポートする。