ネットイヤーグループが社会課題を解決する「ソーシャルインパクト事業」の準備室を開設

ソーシャルビジネス支援で「デザイン」と「インキュベーション」の2つの事業性を検証

デジタルマーケティング支援事業のネットイヤーグループは、社会課題を解決する「ソーシャルインパクト事業」への参入を検討する準備室を開設すると1月13日に発表した。「ソーシャルインパクト事業準備室」の室長には業務提携した一般社団法人「ソーシャルデザイン・ラボ」の濵村誠・代表理事を任命した。培ったユーザー・エクスペリエンス・デザイン(UXD)などを多様な社会課題の解決に生かし、成長事業領域として取り組む。

ソーシャルインパクト事業概要

 

準備室で「ソーシャルビジネスデザイン事業」と「ソーシャルビジネスインキュベーション事業」の2つの事業性を検証する。デザイン事業は、社会課題の解決を目的とした企業の新規事業開発を対象に、新規事業戦略の策定▽サービスデザイン▽プロトタイピング▽システム開発▽サービスローンチ▽カスタマーサクセス――を支援する。UXDや、親会社のNTTデータの事業開発コンサルティングやアジャイル開発のノウハウを駆使する。

インキュベーション事業は、協業する社会起業家(公募)にオープンソースの「Odoo」をベースにした顧客管理プラットフォームを無料提供する。事業計画の策定からサービス開発まで高度な専門知識をボランティアで提供するプロボノと共に支援する。多様な社会課題の解決に取り組んでいる起業家を集め、社員やプロボノがビジネスモデルや事業計画のアドバイス、アプリやWebなどのUX/UIデザイン、マーケティングなどを支援する。

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