博報堂が未公開企業支援のFUNDINNOと業務提携、シード期のスタートアップと事業共創

FUNDINNOがスタートアップを紹介、まずウェルビーイングテック領域で新事業づくり

博報堂は、広告事業を超えた新規事業開発を目指す「ミライの事業室」でスタートアップとの連携を強化するため、株式投資型のクラウドファンディングなどを通じて未公開企業を支援するFUNDINNOと業務提携した、と3月22日に発表した。まずウェルビーイング(心身の幸福)領域の事業共創から始めてウェルビーイングテック関連スタートアップとの新たな事業づくりに取り組み、さらに共創テーマ領域を拡張していく。

 

FUNDINNOは、スタートアップに関する情報量と評価力を強みがある。業務提携によって博報堂は、FUNDINNOから会社設立前後で将来性のあるシードステージのスタートアップの選定と紹介を受け、自社で推進する事業との連携や、博報堂がもつ企業・メディアネットワークとのマッチングを支援する。博報堂のミライの事業室内にスタートアップとの協業・連携を推進する専門チーム「Hakuhodo Alliance One」を設置して進める。

社会や生活者の課題を解決して新たな価値を創造するには、スタートアップとの協業や連携が不可欠だ。ただ、スタートアップの資金調達や協業相手のマッチングはスムーズに進んでいない。ミライの事業室は、今回の取り組みを通じてスタートアップや大学、中小企業がもつ多様なアセットと、博報堂の自社事業、クライアントとの共創事業などさまざまな新規事業を掛け合わせて「チーム企業型事業創造」を進化させる。

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