博報堂グループがASEANでマーケティングを加速するプラニング基盤「H+Intelligence」

第1弾はタイ、インドネシア、ベトナム、ASEAN企業のマーケ活動とビジネス成長を促進

博報堂と、博報堂DYグループでデジタルマーケティング事業のHakuhodo DY ONEが2020年に共同で立ち上げたグローバル戦略ネットワーク「H+(エイチプラス)」は、生活者中心のプラニングでASEAN(アセアン)企業の事業成長を加速するプラニング基盤「H+Intelligence」を始めたと12月13日に発表した。第1弾としてタイ、インドネシア、ベトナムで開始し、各国でDX(デジタル変革)のさらなる強化を目指す。

H+Intelligenceの概要

H+は、博報堂とHakuhodo DY ONEが横断で展開する戦略ネットワークで、APAC(アジア太平洋)地域の博報堂DYグループ各社を率いてマーケティングDXやメディアDXを推進してきた。9カ国の24社が1つのチームとなり、グループのグローバルネットワークを活用しながら、H+が注力する広告、オウンドメディア、コマース、CRM(顧客情報管理)の4つの重点領域を中心に企業のマーケティング活動とビジネス成長を支援している。

新たなH+Intelligenceは、博報堂のフィロソフィーの「生活者発想」をもとにしたプラニングをさらに高いレベルで推進する新たな仕組みと体制。匿名化した多種多様な生活者データにアクセスできる環境と体制を整備し、AI(人工知能)搭載の分析基盤も活用して生活者インサイトを国を横断して描き出す。ブランドのアセットやWeb情報からAIの力でブランドの特徴を浮き彫りにし、SNS投稿から生活者の感情や深層的な文脈を解析する。

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