トライベックが運営する調査・分析機関の「トライベック・ブランド戦略研究所」は、「顧客サポート調査2025」を発表した。23分野123企業・サービスのデジタルサポート※(公式サイト、公式アプリ、LINE公式アカウント)およびコールセンターについて、利用者10,000人の評価をランキング形式でまとめている。
デジタルサポートランキング、「任天堂」が2年連続のトップ死守
デジタルサポート評価ランキングでは、「任天堂」が2年連続で1位を獲得。製品別、目的別の入り口がわかりやすく、必要な情報をスムーズに見つけられる点や、Q&AやAIによる自己解決型サポートが充実している点が評価された。
2位は昨年5位から順位を上げた「ヤマト運輸」、3位は1つ順位を落とした「ソニー(PlayStation)」、4位は昨年10位から大躍進した「Amazonプライム・ビデオ」がランクインした。
また、2025年3月にサポートページをリニューアルした「ニコン」が30位から5位にランクアップ。有用度では123サイト中1位の高評価となった。動画配信サービスの「U-NEXT」も74位から12位に大きく伸長。他チャネルに遷移せず、アプリ内で問題解決が完結できる「サポートアプリ」が高い評価を得た。
調査概要
- 【調査期間】2025年6月5日〜6月24日
- 【調査対象】日本国内(対象企業・サービスに基づく)の企業・サービス別に抽出したデジタルメディア(公式サイト、公式アプリ、LINE公式アカウント)を通じたサポートおよびコールセンター利用経験者(20歳~69歳)
- 【有効回答数】10,000人
- 【調査方法】インターネットを通じたアンケート調査
- 【調査対象企業・サービス数】123
- 【調査対象分野】OTC医薬品、化粧品・トイレタリー、化粧品通販、健康食品通販、宅配業者、航空会社、クレジットカード、モバイル決済サービス、銀行、証券、生命保険・医療保険、自動車保険、携帯電話会社、インターネット接続サービス、有料放送サービス、動画配信サービス、ゲーム機・ゲームソフト、パソコン、プリンター、デジタルカメラ、時計、家電製品、住宅設備、電力・ガス
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