【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大にかかるコンテスト動向調査】 7割がコンテストの計画見直しを検討。最大の懸念は経済環境悪化にともなうコンテスト予算の確保
株式会社公募ガイド社
国内最大級の公募専門メディア『公募ガイドONLINE』を運営する株式会社公募ガイド社(本社:東京都港区、代表取締役社長 浅田邦裕)は、『公募ガイドONLINE』に情報掲載しているコンテスト主催団体を対象に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大にかかるコンテスト動向調査」を実施しました。
◆調査サマリー
約7割のコンテスト主催者が募集期間や実施内容などの計画変更を検討している。
計画見直しの中心となるのは表彰式等のイベント開催で、円滑なオンライン運営への移行が懸念材料。
今後の課題は経済環境悪化にともなうコンテスト予算の確保。
1. 約7割の主催者がコンテストの見直しを検討
新型コロナウイルスがコンテスト開催に与える影響について、約7割の主催者が「実施内容の見直しを検討している(68%)」と回答した。変更の中心となるのは、「表彰式や展示会等のイベント(55%)」、「募集期間(28%)」、「予算(17%)」となっており、特に展示会や表彰式などのイベントについては、「未定・検討中(17%)」、「例年とは時期をずらして実施予定(11%)」、「一部イベントのみ実施予定(8%)」と規模の縮小や実施時期を見直す動きが顕著となっている。また「予定しているイベントまでまだ時間があるため、今後の状況次第」と考えている主催者も多く、今後の政府発表や世情次第では、更に計画の見直しが増加することも予想される。一方で社会的な影響を踏まえ、「(感染症に関する)新規の公募企画を緊急で立ちあげた」との動きも一部に見られる。
2. 予算規模が大きいほど計画見直しの傾向が高い
予算規模と計画見直しの関係においては、規模が大きいコンテストほど実施内容の見直しを検討している傾向を読みとることができる。例えば、予算50万円未満のコンテストにおける計画見直しの割合が1割に満たないのに対し、1,000万円以上の予算を計上するコンテストにおいては、7割以上が内容の変更を視野に入れている。その理由としては、授賞式等の対面型イベントを織り込むと予算が膨らむ傾向にあること、大規模コンテストは募集開始からクロージングまでの期間が長期化する傾向にあること、などが考えられる。
3. 今後の課題は経済環境の悪化に伴う予算確保
自由回答においては、「人の外出を促すような広報ができなくなった(運輸・郵便/その他)」、「郵送にて作品を受け付ける予定だが、外出自粛が続けば発送が難しいのではないかと考えている(出版・印刷/絵画)」、「ポスターを掲示する医療機関や理髪店が現在混乱しているため、啓発事業としての効果が減少する可能性がある(医療・福祉/標語・キャッチコピー)」、といった意見が散見され、これまで人手を介して実施してきた告知・運営活動における課題が露呈している。また学生向けコンテストにおいては、休校にともなって告知ルートが閉ざされるとともに、夏休みの期間短縮による応募数の減少を懸念する主催者も多い。
これに加えて、対面形式での運営がメインとなる審査会や展示会等のイベント運営においては、「説明会、審査会をオンライン化する必要がでてきている(不動産/デザイン)」、「市HPでの作品公表(簡易的なデジタルミュージアム)は、ひとつのアイディアとして、現時点で考えている(地方自治体/デザイン)」、「参加者募集企画はすべて中止となっているため、オンライン企画に切り替えての実施検討中(教育・学習支援/ミスコン・参加者募集)」等、オンライン化の流れが加速しつつある。
また、「企業側がCSRに割ける予算が激減し、運営に必要な協賛収入が減少(一般財団法人/その他)」、「現時点では協賛募集する事がはばかられる(一般財団法人/デザイン)」、「イベント中止は仕方ないが、協賛やご寄付を募ることが難しいため、経常費(事務所家賃、事務局人件費など)に充てる収入が無い(一般財団法人/川柳・俳句・短歌)」等、経済環境の悪化にともない、協賛企業からの支援縮小および運営コストの捻出といった経済的問題にも直面しつつある。
以上
◆参考資料
https://prtimes.jp/a/?f=d13001-20200522-6158.pdf
◆調査概要
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するコンテスト動向調査
調査期間:2020年4月17日~2020年4月28日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「公募ガイドONLINE」をご利用いただいたコンテスト主催団体
有効回答数:664件
◆本件のお問い合わせ先
株式会社公募ガイド社 情報部 馬場
mail:keisai@koubo.co.jp
https://www.koubo.co.jp/company/
◆運営会社
株式会社公募ガイド社
https://www.koubo.co.jp
本店所在地:〒121-0816 東京都港区芝公園1-8-21 芝公園リッジビル5F
設立:1977年2月22日
代表者:代表取締役 浅田 邦裕
資本金:5,550万円
事業内容:法人ソリューション事業、リテールサービス事業、メディア事業、ほか
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国内最大級の公募専門メディア『公募ガイドONLINE』を運営する株式会社公募ガイド社(本社:東京都港区、代表取締役社長 浅田邦裕)は、『公募ガイドONLINE』に情報掲載しているコンテスト主催団体を対象に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大にかかるコンテスト動向調査」を実施しました。
◆調査サマリー
約7割のコンテスト主催者が募集期間や実施内容などの計画変更を検討している。
計画見直しの中心となるのは表彰式等のイベント開催で、円滑なオンライン運営への移行が懸念材料。
今後の課題は経済環境悪化にともなうコンテスト予算の確保。
1. 約7割の主催者がコンテストの見直しを検討
新型コロナウイルスがコンテスト開催に与える影響について、約7割の主催者が「実施内容の見直しを検討している(68%)」と回答した。変更の中心となるのは、「表彰式や展示会等のイベント(55%)」、「募集期間(28%)」、「予算(17%)」となっており、特に展示会や表彰式などのイベントについては、「未定・検討中(17%)」、「例年とは時期をずらして実施予定(11%)」、「一部イベントのみ実施予定(8%)」と規模の縮小や実施時期を見直す動きが顕著となっている。また「予定しているイベントまでまだ時間があるため、今後の状況次第」と考えている主催者も多く、今後の政府発表や世情次第では、更に計画の見直しが増加することも予想される。一方で社会的な影響を踏まえ、「(感染症に関する)新規の公募企画を緊急で立ちあげた」との動きも一部に見られる。
2. 予算規模が大きいほど計画見直しの傾向が高い
予算規模と計画見直しの関係においては、規模が大きいコンテストほど実施内容の見直しを検討している傾向を読みとることができる。例えば、予算50万円未満のコンテストにおける計画見直しの割合が1割に満たないのに対し、1,000万円以上の予算を計上するコンテストにおいては、7割以上が内容の変更を視野に入れている。その理由としては、授賞式等の対面型イベントを織り込むと予算が膨らむ傾向にあること、大規模コンテストは募集開始からクロージングまでの期間が長期化する傾向にあること、などが考えられる。
3. 今後の課題は経済環境の悪化に伴う予算確保
自由回答においては、「人の外出を促すような広報ができなくなった(運輸・郵便/その他)」、「郵送にて作品を受け付ける予定だが、外出自粛が続けば発送が難しいのではないかと考えている(出版・印刷/絵画)」、「ポスターを掲示する医療機関や理髪店が現在混乱しているため、啓発事業としての効果が減少する可能性がある(医療・福祉/標語・キャッチコピー)」、といった意見が散見され、これまで人手を介して実施してきた告知・運営活動における課題が露呈している。また学生向けコンテストにおいては、休校にともなって告知ルートが閉ざされるとともに、夏休みの期間短縮による応募数の減少を懸念する主催者も多い。
これに加えて、対面形式での運営がメインとなる審査会や展示会等のイベント運営においては、「説明会、審査会をオンライン化する必要がでてきている(不動産/デザイン)」、「市HPでの作品公表(簡易的なデジタルミュージアム)は、ひとつのアイディアとして、現時点で考えている(地方自治体/デザイン)」、「参加者募集企画はすべて中止となっているため、オンライン企画に切り替えての実施検討中(教育・学習支援/ミスコン・参加者募集)」等、オンライン化の流れが加速しつつある。
また、「企業側がCSRに割ける予算が激減し、運営に必要な協賛収入が減少(一般財団法人/その他)」、「現時点では協賛募集する事がはばかられる(一般財団法人/デザイン)」、「イベント中止は仕方ないが、協賛やご寄付を募ることが難しいため、経常費(事務所家賃、事務局人件費など)に充てる収入が無い(一般財団法人/川柳・俳句・短歌)」等、経済環境の悪化にともない、協賛企業からの支援縮小および運営コストの捻出といった経済的問題にも直面しつつある。
以上
◆参考資料
https://prtimes.jp/a/?f=d13001-20200522-6158.pdf
◆調査概要
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するコンテスト動向調査
調査期間:2020年4月17日~2020年4月28日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「公募ガイドONLINE」をご利用いただいたコンテスト主催団体
有効回答数:664件
◆本件のお問い合わせ先
株式会社公募ガイド社 情報部 馬場
mail:keisai@koubo.co.jp
https://www.koubo.co.jp/company/
◆運営会社
株式会社公募ガイド社
https://www.koubo.co.jp
本店所在地:〒121-0816 東京都港区芝公園1-8-21 芝公園リッジビル5F
設立:1977年2月22日
代表者:代表取締役 浅田 邦裕
資本金:5,550万円
事業内容:法人ソリューション事業、リテールサービス事業、メディア事業、ほか
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