短時間リフレッシュで仕事の効率UP
仕事の合間や自宅で、短時間でできるリフレッシュ法やエネルギー充填法を紹介。疲れたとき、気分転換したいときなど、いつでもピットイン!
- TEXT:加藤さこ
- ILLUST:田中斉
トラブルがあったとき、理不尽な思いをしたとき、仕事だからとグッと我慢。忙しいとストレスを溜めてしまいがちです。溜め込みすぎると爆発してしまう、けれど、実は、ストレスがなさすぎてもキレやすくなるんです。適度なストレスを感じながらコントロールする。これが一番のリフレッシュ法。今回はイライラを上手く乗り切る方法を紹介していきます。
ストレスを感じると、神経が昂ぶってきます。健康体なら、オフスイッチの役割を持つ副交感神経が自動的に働きます。しかし、不規則な生活をしていると、このスイッチがうまく入らなくなります。イライラがつのる前に副交感神経を刺激して、オフスイッチの切り替えが上手にできるようにしましょう。
副交感神経は、睡眠時、満腹時、感動したり笑っているときに刺激されます。昼休みにランチを食べた後、身体の力を抜いてちょっとウトウトするだけで脳に満腹感を与えることができ、気分がすっきりします。ウトウトできないときは、笑いの効果を試してください。
カルシウム不足もイライラを招く要因になるので、ふだんからしっかり摂取しましょう。そして、ストレス解消の最大の効果は入浴です。家に帰ってぬるめのお湯にゆったりと40分ほど入り、湯上りに手と足の先を冷水でサッと冷やします。
「イライラ→キレる!」を防ぐストレス解消法
01 ヨガの呼吸法を試す!
鼻からの腹式呼吸法。鼻からおもいきり空気を吸いながら腹に空気を溜め、ヘソから指3本下あたりに落とすようにイメージをし、鼻からゆっくり長く吐き出す。吸うときには肩甲骨を開いて吐くときに寄せるように。
02 足の甲のツボを押す!
足の第一指(親指)と第二指(人差し指)の間を甲に向かって撫で、2本の指の骨が交わる窪み部分を強くゆっくりと押す。痛い場合は揉みほぐしてから行うと良い。イラストは裸足だが、靴下の上からでも可。
03 頭のてっぺんのツボを押す!
頭の中心から少し前よりの正面のところを指先で皮膚を動かすように前後にマッサージし、少しずつ後ろに移動していく。最後に真上から見ててっぺんになるところを両手の人差し指で直角にグッと押す。
04 手首をマッサージする!
手首に3本指を当て、3本目の端にくる場所の真ん中あたりを親指の腹でゆっくりと優しく揉む。ヒジから下は力を入れないように脱力すること。力を入れすぎて血管を圧迫しないように注意!
05 手のひらの中心を押す!
手のひらを軽く開き、窪みができる中心部を親指でグイグイ押す。痛みがあるときは、まずマッサージをしてよく揉み解してからトライしてみよう。親指にうまく力が入らない場合は、棒状のもので押してもOK。
06 緊張を解く究極のワザ!
足を肩幅に開き、両手を握り締め、歯を食いしばり、目をギュッと閉じて身体を縮めるようにグッと力を込めて力む。その後、すぐに脱力して全身の力を抜く。※血圧の高い人はやらないで下さい。
※この記事は、『Web担当者 現場のノウハウ Vol.5』 掲載の記事です。
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